日々の暮らしに福を呼ぶ
稲沢市の会席料理店
喜想菴 女将 鈴木美和です
ご来訪ありがとうございます
秋の夜長に想うこと
ようやく
朝晩涼しくなって
日が暮れるのが早くなったなぁ
なんてことも
思いを馳せることができるようになりました
芸術の秋
読書の秋
食欲の秋
ついついぼんやりと
いろんなことを考えてしまう季節
わが家が経営しております
会席料理店
お料理『喜想菴』は
開店しておかげ様で23年になります
コロナ禍を経ても
ご縁ある方に支えられ
ここまでこれたことを
改めまして御礼申し上げます🙇♀
いまさら
なんでこんな事を言い出してるのかと言いますと
ここにきて…
身近で、
閉店を迫られている飲食店があったり
実際、
破産宣告をして
いなくなってしまったお寿司屋さんがあったり
暗いニュースを目の当たりにして
言葉にできない思いがあります
そんな中
京都で
うちよりも社会的評価の高いお店を頑張っている
主人の後輩の方から
今の若い方が
時間に出勤しないから
仕方なく
自身が犠牲になって寝る魔も惜しんで働いていると
そんな
話しを聞くと
若い方だけでなく
日本人も気づかなかった…
この
受け継がれた食文化を伝えることへの大切さを
身にしみて
感じるようになりました

やっている板前さんたちも気づいていないかもしれない
会席料理は
すべてに意味があり
おもてなしの心で溢れた日本の食文化の
根源がここにあります
会席料理という名のもとに
自分のオリジナルのコース料理をされてる方が多い
それを感じたのは
あちこち全国を食べ歩くようになってから
それを
伝承してるのは
やはり京都が1番
京料理と言われますが
会席料理の心がそこにあって
かろうじて
伝承されてると感じています
ですが
その京都ですら
そこに目を留めず
美味しさだけだったり
高級食材がおもてなしの心…
と思われてるお店も多いのも感じました
ですが
高級と1流は違う
日本のおもてなし道は
もっと奥深い意味がたくさん隠されてるのです
それを
誰かが伝えて行かなければと
などと
身の程もわきまえず
この頃
強く思うようになりました
喜想菴でも
お食事をされた方が
『癒やされた〜!』
『また今月も頑張る力になる』
などのご感想が
おいしかった〜!よりも多いのはそこ!
だからこそ
昔
商談に会席料理店が選ばれたのに理由があるからです
喜想菴でも、オーブンの頃から
よく言われました
『ここで商談するとうまくいくから福の神だよ』
と
私も、当時は意味がわかりませんでしたが
今ならわかります
だって
そのようにストーリーができてるから
ただ
この理由をきちんとお伝えするのには
私の言語化が未熟ですから
これから
もっとお勉強をしたいと思っております
人生
死ぬまでお勉強!
よろしく
お付き合いくだされば嬉しいです🙇♀

お立ち寄りくださりありがとうございます🙇♀
明日もお目にかかれると嬉しいです🙇♀
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