日本酒大好き
喜想菴女将の細腕繁盛記
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今日の小さな幸せ!春の会席料理のお凌ぎ(おしのぎ)と食べ方と パート③
会席料理のお刺身で
まさかの
小鳥のさえずりが聞こえてくるような
春を感じたあとにくるのは
お凌ぎ(おしのぎ)
聞き馴染みのない言葉に(?_?)になります
ではでは
解説していきますね
お凌ぎの役割
まずはお凌ぎの役割です
要は
お造りで
ついつい進んでしまうお酒で悪酔いしないため
お腹にクッションを入れる感じのお料理です
空腹で悪酔いするってよく聞きますよね
お酒を飲んでない人も
『殿様』と言われる
ごちそうばかり続くと食べ飽きるんです
食べ疲れるって、言う人もいるかな
だから
日本料理の緩急の流れを考えても
この
お凌ぎ(おしのぎ)の役割は大切なんです
どんなお料理?
それは
役割的に
お腹に少したまるものがいいから
さっぱりとした
一口の寿司や、麺のもの
ただし
ホンの一口ですよ
おかわりもなしです(笑)
ここで
一人前のお蕎麦とかきたら
このあとの料理が食べれない(^o^;
春のお凌ぎ(おしのぎ)
3月のお凌ぎ(おしのぎ)は
田楽✨
ここ愛知県と近隣の岐阜県は赤味噌文化が根強い場所
日本全国見回しても珍しいのではないでしょうか?
だから
愛知県で田楽といえば必ず
茶色い味噌が
テロンと
のっかってその上に木の芽やゴマがのってます
愛知県生まれの私は
それはそれで好きなのですけど
春を感じる〜となるためには
やっぱり
木の芽味噌🌿
喜想菴では
大きなすりこぎで
木の芽をゴリゴリ丁寧にすり潰し味噌と合わせます
ミキサーを使わないのは
香りがカッターの熱で香りが飛んでしまうから
だから
写真のようににメッチャ緑🟢でも着色などは使っていません!
ね?
熱々で美味しそうでしょう🥰
実際
木の芽がたっぷり練り込んであるのにエグみもなく
甘味噌とのベストな配合で
優しいホッとするお味になってます
木の芽大好きな私はとっても幸せになれる味💕
田楽の食べ方
動画でも
『フタで受けるように』とオススメしてます
串ごとパクっも
ご家庭や屋台のようなお店ならOKIでしょうが
せっかくの空間で
非日常を味わうために
少しきどって
食べるのも
日常を離れ、楽しむためのコツでもあります
でもね
串がついてると
ついパクっていっちゃうんですけどね(^^ゞ
こんな感じ
串から抜いて一口大にします
おまけに、この食べ方は
串ごとパクっのときに
つい手で落ちないように受けてしまう
『手皿』
と言ってマナー違反になる行為
を避けるためにもオススメです
これ⇧ついついやっちゃうんですよね
それが上品な行為だと思ってましたもん
今は
なるべくやっちゃわないように
特に汁気のものがあるものなどは
器を持って食べるようにしてます
この場合は
田楽箱の蓋を持っていただきました
お凌ぎ(おしのぎ)ってなぁに?
今日は
お凌ぎ(おしのぎ)
について詳しく解説しました
なんで?って言うと
私のブログの検索キーワードで
お凌ぎ(おしのぎ)がベスト10にはいってたから
意外〜(゜o゜;!でしょ?
でも聞き慣れないお料理も
役割が、あって楽しいですよね
特に
3月の春の田楽はホカホカで優しい甘さを楽しめて
本当に
今日の小さな幸せがここにあるって思える
まだ料理は続くけどね(^_-)-☆
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