おかげさまで、大盛況のうちに
NPO法人日本ホリスティックビューティ協会総会が
無事終了しました。
(↑新顧問のバースコーディネーター大葉ナナコ氏、ナチュロパス松本ナミ氏)
準備も含めて、多くの皆さんのご協力があってこそです。
この場を借りて、心から御礼申し上げます。
総会は、例年通り
協会の2015年の活動報告と2016年の活動計画
に始まり、お昼を挟んで午後は3時間に渡り
素晴らしいゲスト講師を招いてのスペシャルセミナーでした。
今年のビッグゲストは・・・そう、鏡リュウジさん!!
みんな、鏡さんは「占いの人」というイメージだと思うけれど
ただの占いの人ではないのは知ってました?
西洋占星術がいかにして発展してきたのかという
歴史にも大変詳しく、
薬草学の大家であり占星術師でもあった
カルペパーの人物史翻訳や、
ハーブと占星術などの監修などもされていて
研究者の顔を持っていらっしゃいます。
そもそも、占星術の歴史をひもとくと、
「人と自然との関わりをなんとか解読したい」
という人類の根源的な欲求に行き当たります。
今のように科学が発展していない時代は、
自然を注意深く観察することで得た知見を
たくさんたくさん積み重ねて検証して
それを体系的に理解していったんですね。
でも、先人のその観察力と体感覚と分析力を、
今の現代人の多くは失ってしまっています。
利便性や効率性や生産性を重視しすぎることで
自分が動物であることや、
自然の摂理によって生きていることが
見失われがちですよね。
それによるバランスの欠如に苦しんでもいます。
今回、リュウジさんには
ホーリズム、ホリスティック、ホロスコープ
が全てつながっていることを
お話ししてもらいましたが、
「全体性」ということは、そういうことなのです。
宇宙も地球も人も自然界も全ては
あたり前につながっています。
本来は、とうの昔からわかっていたことだし
先人たちが検証してきたこと。
それがホリスティックの概念です。
それを、今一度、自分たちの手中に取り戻そうよ、
というのがこの1970年代以降の
ホリスティックの動きの本質です。
ここ数年ようやく、たくさんの方の耳に
届く時代が来たのだな、と感じています。
スペシャルセミナーの2部はおなじみの
バニラさんことアレクサンダー陽子さんが登場。
多いと思うのですが、今回は星座と体質・気質と、
それにあったセルフケアの在り方
についてお話しいただきました。
ガレノスの体液説をひとつの指標に、
星座や季節や精油や
時間帯や食べ物や運動や入浴・・・
とさまざまなセルフケアテーマを
分類していきました。
そうすることで、
自分にあったチョイスを
見つけやすくするためです。
流行や口コミやCMに流されるのではなく
自分自身の立ち位置と
そのチョイスがマッチしているのか、
という視点を喚起してくれます。
それが、すなわち
ホリスティックなものの味方ですから、
指標を持ちつつも
多角度的な視点で今後の取捨選択に
活かしてもらえたら我々としては嬉しいです。
私も、ホリスティク概論の授業でよくお話ししますが、
天体や自然界や人間や植物の
全てに通ずるエネルギーの型というのは
共通しています。
それが、トーラスという球体です。
エネルギーは流れ行くものですから、
形は刺激によってさまざまに変化します。
しかし、還り行くところは同じ法則なのです。
だからひとつだけ
いらして話を聞かれた方に誤解しないで
欲しいことがあります。
今回の総会でご紹介した
万物の捉え方は、一例です。
ギリシャ医学的な自然観といっても
良いかもしれません。
それを一神教にはしないでください。
なぜなら、東洋医学的、インド医学的、その他
さまざまな叡智に溢れた身体観・自然観というのも
厳然と存在し、それらは全て正しいからです。
同じ球を見ているに過ぎないのです。
球体を平面で切り取った時に、
切断面は必ず円になります。
その円に、いくつの点を打って線で繋ぐか?
3つ打つなら3角形
4つなら四角形
5つなら・・・・・そうです、
分類学的な見方というのは、
球体の内部をどう切り取り、
どう分類したか、でしかありません。
ドーシャも陰陽五行も。
大切なのは、トーラスです。
流れ行く球体のエネルギーの方。
それを活かすために、
さまざまなマトリクスを上手に使ってくださいね。
さて、
2016年も、お伝えしたように、
NPO法人日本ホリスティックビューティ協会は
軽やかに明るく楽しく
たくさんのワクワクをお届けして行きます。
ぜひ、ご一緒に豊かな時間を過ごしましょう。
そして、パワフルで温かい仲間を作って、
自分らしく内側からキラキラと輝いてください!
遅ればせながら、ご報告です。
協会のホームページが新しくなりました!
大雪に負けず根性で撮影に来た
ホリージョたちとの楽しげなショットが
トップページを飾っています。
HBAにはステキな仲間が待っています。
いつでも扉を開けてください
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