一石、月夜に(無駄)吠える。 -6ページ目

もう止めたら万歳三唱

衆院解散をTVで見たけど、フライングの2度万歳を見た途端、一気に興が冷めてしまった。
一体何のために議員らは万歳をするんだろう。
どう考えても違和感しか覚えないのだが、国会という場は、万歳をするような場所なのか。
国家という組織に属している限り、国民はそれから抜け出す権利も無いのだから、その最高権力である国会は、それなりの権威と品位があってしかるべきなのだ。
最高の地位からただの人になる瞬間、議員たちのふてくされ万歳にしか見えないのだが、それなりの知識と見識が備わっているからこそ、選挙で選ばれたのだと思っていたけれど、万歳のルールも知らないようなウマシカが選ばれていたのかと思うと、情けなくなってくる。
そういう人種しか立候補できないことがそもそもの問題なんだけれど、だからといって選挙以外に意思表示する仕組みは無く、何にも考えない人種がただ義務的に選挙にいってそういう人たちに投票する。
議会制民主主義というのは、それは立派な仕組みなのだけれど、その意思表示する仕組みが選挙しかないということが、時代にそぐわなくなっており、民意を表現するツールは、ネットを使えば他にもたくさんあるのだけれど、そういう仕組みを立法する人たちが、ウマシカ議員である以上、実現の可能性は0ということだ。
残念だけど仕方ないが、せめて万歳だけはもう止めたほうがいい。

筑紫の宮は、長津京だった(福岡市南区三宅探訪)

梅雨の晴れ間にムズムズして愛車のスクーターで出かけます。
以前から気になっていたのですけど、福岡市の南区に三宅という地名があります。
最近、古代の歴史に興味が湧いて、歴史の本に載っていないことばっかりを追いかけています。
自分が生まれた国の歴史は、偉い歴史家たちによってほとんどが調べつくされているのだと思っていたのですが、それは大間違いだということに気づきました。
そういえば、日本最古の本は、古事記と日本書紀。
つまり、それ以前の時代については、文字で残されてないのです。
偉い歴史家の方々は、きちんとした証拠がないと、学問として認められず、想像でものを言うことは、物語の範囲から出ないのですね。
わが国には、日本神話というものが伝わっています。
神様が国を作り、人間を作って、国を作ったという、それは神話という御伽噺で伝わっています。
私は学者ではないゆえに、そういう何の証拠も無くて歴史の教科書に書いていないことに、興味を覚えます。

話は戻り、三宅という地名のところに行って見ましょう。
ミヤケ・・・、つまり、天皇がいた所です。
いつものように、その場所にたたずみ、そっと気配を殺します。
古代の人は、川に沿ったアップダウンの無いところを歩きました。
そして、ところどころに休憩場所、そう2キロか4キロごとに道しるべを置きます。
数千年経った今も、そういうところは、小さな森として、時には神社、時には学校に隣接した森、時には公園です。
ユックリと導かれるままにスクーターを走らせます。
小さなクリークに沿って進むと、ハイ、ありましたよ。
小学校横の神社です。



昼なお暗き鎮守の森です。
社殿はありますが、森の中央にあって、後から神社として祭ったのでしょう。
隣接する小学校も含めると、かなり広大な土地です。



親切にも説明版があります。
内容は、筑紫の宮跡と書いてあり、「定かではないが~」と遠慮がちな解説。
そう、それでいいのです。
真実は、いつか後人が見つけてくれる。
いまは、こういう伝説を記しておくことが大事なのです。

学校で習った645年大化の改新。
中大兄皇子と中臣鎌足が、蘇我氏を滅ぼした事件。
そのときの天皇は、中大兄皇子の母、斎明天皇。
彼らがいた場所、長津京。
ここがその場所です。
蛇足ですが、その後、ここから筑紫京へと遷都していますが、それも原鶴温泉の近くなのです。
つまり日本の首都がここにあった。

どうしてここに首都があったのか。
もちろん大和朝廷は京都付近にありました。
しかし、わが国はいつの時代にも、大陸への玄関口は、ここ九州北部なのです。
つまり、百済という隣国を救済するために、ここに遷都したのです。
結果は、663年の白村江の戦いで新羅軍にボロ負けし、百済は滅び、日本軍は退却を強いられます。
当然、天皇を含めた日本軍は、逃げまくって、大津京まで逃げ帰ります。

日本史では、その後の大陸との歴史は、蒙古襲来まで空白ですが、新羅・唐連合軍に大負けしたあと、再び勢力を盛り返したり、彼らが撤退したという記述はありません。
もちろん、日本という国という概念も無く、倭という集団単位であった時代です。
戦いの動機も、蒙古のように勢力拡大ではなく、百済救済の名目で当方から仕掛けた戦いです。
占領はしたものの、恨みつらみはほとんど無く、そのまま地の民と融合したものと考えられます。
その証に、その後に構築された砦は、朝鮮式山城が主流であり、彼らのノウハウで築かれています。

まあ、歴史の本には書かれていない、私の興味の範囲での推測ですが、そういう歴史がチョット足を伸ばしたところに残っていて、そして、誰もそれに気づいていないということが、とても面白いということですね。





★振込手数料はどうして3万円で金額が変わるんだろう

銀行の振込手数料は、3万円未満が無料で、3万円以上が有料です。
でもしかし、どうして値段が違うんだろう。

銀行の手間もシステムも、1円であろうと1億円であろうと変わりは無い。

それは、控えとして出てくる領収書に印紙税が課税されるからだ。

通常は、現金を貰うほうが印紙を貼る。
しかし、税法上は、払う方受け取る方のどちらが貼ってもよい。
だから銀行はお客様に印紙を貼らせているわけだ。
それも、手数料全体に消費税がかかるから、非課税である印紙代にも8%を加えて手数料計算をしている。
つまり、その分は銀行の収益となる。

今年4月から消費税が増税された。
同時に印紙税も改定され、従来の非課税3万円が5万円になった。
にもかかわらず、銀行手数料のボーダーラインは3万円のままだ。
つまり、3万から49,999円の振込手数料は、銀行がまるまる印紙税分の200円を儲けていることになる。

多分、銀行側も一部の経理担当者を除いてそこまで考えなかったのだろうが、消費者も税務当局もそういうことに気づいておらず、つまり、だれも何も考えていないということだろう。

そういう現実が、最も恐ろしい。

◆たかがシャンプー、されどシャンプー

男の僕が化粧品の話しをするのはおかしいけれど、シャンプーだから許してもらいましょう。
若いころから乾燥肌でフケ症に悩まされてきたけれど、シャンプーを買いなおすたびに新しいものを選んでいた。
有名メーカーのフケ取りシャンプーなんかは、さすがにその効果は大きく、ピタリととまる。
でも、なんか薬品のようなにおいがして、やっぱり、次に買い換えるときには、別のものを探してしまう。
そういう年月が、もう50年以上も続いていたのだけれど、知人から紹介されたコレは、やっと出合った逸品かもしれない。
そもそもこれは、フケを意識して開発されたものではなく、単にいいものを追求したものらしい。
有名タレントたちは、それを使っていることが知られただけで、マーケットに大きな影響を与え、いわゆるコマーシャルになってしまう。
だから、気に入ったものがあっても、ホワイトボトルに移し変えたりして秘密にする。
本当のタレントたちは、直接メーカーに頼んで作ってしまう。
このシャンプーは、そうやって開発されたものだ。
名前は明かせないが、男も女もビッグネームたちがこぞって使っているらしい。
私もそれを使い出してから、悩みのフケもピタリととまり、それだけではなく、添加物ではない自然の素敵な柑橘系の香りや、頭皮の荒れが治まり、日常でも痒みのイライラがまったくしなくなった。
同じ品質レベルで作られた有名メーカーのシャンプーもあるそうだが、それらは市販されておらず、その理由は、あまりに高すぎて、市販には向かず、セレブたちへの直販だけだそうだ。
しかし、このシャンプーは、500mlで4,000円なので、そんなに高いものではなく、ブランド品の5分の一の値段。
言われてみれば当たり前、地肌に直接作用する石鹸やシャンプーほど、怖いものは無い。
偶然見つけたのだけれど、密かに通販サイトが立ち上がった。
たかがシャンプー、されどシャンプー、50年の悩みが解消して、人生が変わるかもしれない。

マッチの宝箱

★2014年、新年の誓い