もう止めたら万歳三唱 | 一石、月夜に(無駄)吠える。

もう止めたら万歳三唱

衆院解散をTVで見たけど、フライングの2度万歳を見た途端、一気に興が冷めてしまった。
一体何のために議員らは万歳をするんだろう。
どう考えても違和感しか覚えないのだが、国会という場は、万歳をするような場所なのか。
国家という組織に属している限り、国民はそれから抜け出す権利も無いのだから、その最高権力である国会は、それなりの権威と品位があってしかるべきなのだ。
最高の地位からただの人になる瞬間、議員たちのふてくされ万歳にしか見えないのだが、それなりの知識と見識が備わっているからこそ、選挙で選ばれたのだと思っていたけれど、万歳のルールも知らないようなウマシカが選ばれていたのかと思うと、情けなくなってくる。
そういう人種しか立候補できないことがそもそもの問題なんだけれど、だからといって選挙以外に意思表示する仕組みは無く、何にも考えない人種がただ義務的に選挙にいってそういう人たちに投票する。
議会制民主主義というのは、それは立派な仕組みなのだけれど、その意思表示する仕組みが選挙しかないということが、時代にそぐわなくなっており、民意を表現するツールは、ネットを使えば他にもたくさんあるのだけれど、そういう仕組みを立法する人たちが、ウマシカ議員である以上、実現の可能性は0ということだ。
残念だけど仕方ないが、せめて万歳だけはもう止めたほうがいい。