こちらも、実際設置したのは昨年の10月ですので、かなり時間が経過しておりますがご容赦ください・・・(笑)
さて、コメットUHV-9を購入してどこに設置するかに関しては、ベランダに設置するほかありません。
幸い私の部屋というか物置というか・・・はベランダに隣接していますので、壁に金具を設置して、同軸ケーブル用の穴を開ければOK。あと15年ほどローンは残っていますが、自宅なのでこの辺りはやりたい放題(笑)
職業柄DIYに関する知識は一通りは持っていますが、プロではありません。この記事をご覧になられて真似されても、すみませんが一切責任は負えませんので悪しからずご了承ください。
前回の復習(笑)です。アンテナはこちらですね。
壁に穴を開けるのに、会社からホールソーを拝借しました(ちゃんと許可は得ております(笑))
適当な位置に一発ドリルで穴をあけて
おりゃっと!部屋側を一発穴あけ。
外壁側も同様。適当に位置決めしたら、
一気に貫通・・・柱はを避けたつもりでしたが、まさかコンパネがあったとは。
とりあえず、エアコン用のダクトカバーを入れておきました。周りはシリコンで防水・・・これだけのサイズなら何本でも同軸ケーブル通せます(笑)
壁はサイディングとコンパネなので、偏心プラグを使い、金具を固定しました。
アンテナ自体かなり軽量なのですが、念のため金具は2個でがっちり固定。マストも1.8Mの短いものにしています。
*いずれもテレビ用の安価なものです。
とりあえず、仮で上げています。
カウンターポイズ」こんな感じでベランダに。
NanoVNAを使って、周波数ごとにSWRの確認。これが設置以上に手間でした。
エレメントのカットには、手前味噌で恐縮ですが、弊社の鉄腕ニッパーNK-48を使用。ピアノ線ですので簡単には切れませんが、鉄腕ニッパーなら大丈夫・・・ただし腕力にもよりますが、私の腕力では一番エンドでなければ切れませんわ(笑)
正直カットはかなりシビアな作業にも関わらず太いピアノ線ですので、精度のある強力ニッパーだとかなり助かります。
この作業を3.5、7、18、21、28MHzのエレメントに対して行いました。前回記載しました通り、帯域がかなり狭いので、基本的に各バンドのFT8の周波数(3.5と7は海外向け)に同調を取るようにしましたが、私の環境ではどうしても18MHzが同調を取ることが出来ず、のちにアンテナチューナーで強制的に同調しています。
確かに3.5から430MHzまで使えるという、一見便利なアンテナではありますが、いや考え方によってはとても便利・・・ですが。
やはり帯域の狭さは如何ともしがたく、まあマニュアルにも記載されていますが、正直アンテナチューナーは必要でした。
例えば7MHzだと、こんな感じ。チューナーなしで、SWR1.5以下なら、FT8の国内かDX、CWかどれかを選んで、エレメントを調整しなさいというような感じでしょうかね。
*色々とこの辺りは試行錯誤を繰り返していますが、カウンターポイズ増やしたり、設置位置で同調点が変わったり、また雨天で同調点が下がったりと正直かなりセンシティブです。結局今現在は、チューナーを使って同調を取っています。
とりあえず、エアコン用のパテで隙間を埋めておきました。
*細い線は短波ラジオ用のアンテナ線です
この時はまだこのFT-818NDしかなかったので机の上もシンプルでした・・・先日オフィシャルではありませんがFT-818NDがディスコンになるとの事。私が購入したのが昨年の10月でしたが、多分数年以内にはディスコンになると思っていましたが、それよりも早かったですね。近々アイコムのIC-705に対抗する機種が出るんですかね?
私はこのFT-818NDはかなりお気に入りの無線機です。
正直このアンテナを誰にでも勧められるか?と言われると・・・入門セットのような位置づけで販売されていますが、環境依存がかなり大きいのと設定がシビア(センシティブ)なので、OMに助けて頂ける環境でもなければ、全く無線を知らない人には厳しいかもしれませんね。
正直私も21MHzに関しては、FT8のDX用にダイポールをそのうち設置する事を考えております。