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床で寝てしまってたんですよね
これじゃ、あたってても寒いんじゃ…
と思い、クッションを置きました。
こうやって気に入って、乗りながら
電気ストーブにあたっていました。
あと目が見えなくなってから、やり始めたのが
1階の窓際で日向ぼっこをすることでした。
最近は後ろ足の衰えが酷くなって、
ほとんどクッションから動かなかったり、
あんまり鳴きもしなくなっていたのに
私が来た!ってなったら、
ゴロゴロ言って、少し「ニャー」とも言い
起き上がり、歩いたんです!
それが23日のお昼のこと。
父と母は出かけていて、私と二人きりでした。
私が2階の自分の部屋から降りてくると、
丸くなって寝ていたいぶきは反応し、
ちょっとずつ歩きながら
窓際に行って、日向ぼっこをし始めました。
私が何も言わずに目の前に立ったら
もっと大きい声で「ニャ~~」と鳴いたので
「あっ何か言ってきた!」
と言ってしゃがみこみ、
「かわいいね」と声をかけました
そしたら小さく「ウ゛ッ」と返事をしてきました。
そのまま少し日に当たっていました。
それが最後の、
いぶきの元気な姿でした。
本当はもう、そうやって
動いたり鳴いたりするのも奇跡でした。
その日の夜、一気に具合が悪くなり、
このままじゃ危ないと
24日の朝動物病院に連れて行きました。
点滴を打ち、言われたのが
「これはもう持たないかもしれません」
という言葉でした。
「とりあえず様子を見て、
大丈夫そうなら明日と明後日も
点滴を打ちに来て下さい」
と言われました。
危ないと思って23日の夜から泣いてたけど、
いざ獣医さんに言葉で伝えられると
あまりのショックで
涙が止まりませんでした。
まさかこんなに早くそうなってしまうなんて。
せめて年は越すと思ってたし、
願わくば来年の9月(いぶきの誕生日)まで
生きていてほしいと思っていた。
今までだって何度も死にかけたのを
乗り越えて復活してきたんだから、
目が見えなくなったり、
あまり動けなくなっても
20歳まで生きていてくれる。
そう信じてたんです
私に対しては反応してくれるし、
それでまた元気になってくれるって。
その日は何とか持ち、25日も連れて行きました。
「体温が下がってますね」
「非常に危険な状態です」
「明日まで持つかどうか…」
「来れそうだったら、また明日も来て下さいね」
そう言われたように、
実際昨日の比じゃないぐらいに
具合が悪くなってました。
家に帰ってから、
もうずっと吐き通しになってしまい、
呼吸も荒く、「グーグー」と唸ってる状態に。
それでも夜までそれで過ごしました。
夜、8時頃からいよいよな感じになり、
グーグーと言いながら、
急に動き回るようになっては吐いていて、
ほんとに辛そうでした。
ずっと声をかけてあげてましたが、
涙がボロボロ出てきて止まらなくて。
23日の夜から、ずっと泣いてました。
泣きすぎて目が赤く腫れました。
意外といぶきは頑張って生きようとして、
いよいよだと思った8時頃から
11時になってもまだ生きていました。
最後の最後は、
鼻呼吸から口呼吸になり、
舌を出したり鼻にシワを寄せながら
必死に息を吸ってる感じで、
私が声をかけるたび
頑張って返事をしようとしてるみたいでした。
しかもなんと
何度も何度も声を出しながら
立とうとしたんです
その姿は必死に死ぬことに抗って、
「死にたくない生きたいよ
」
と訴えてるようだったし、
立ち上がろうとして足を動かしたのは
「ママの近くにいたい」
という意思表示だった気がしました。
瀕死の状態でそこまでの力を出してる
いぶきを見て、
すごい胸が詰まりそうでした。
「今までずっと一緒にいてくれてありがとう」
「ママはいぶきがいてくれたから
ずっと寂しくなかったし、
いぶきが居たから生きてこれたんだよ」
「いぶきも
ママと一緒で安心してたと思うけど、
ママもいぶきと一緒だから
安心出来たんだよ」
と今までのお礼を言いました。
いぶきがうちに来たばかりの頃
私は16歳で、
精神的にめっちゃ不安定でした。
父とは毎日のように激しく言い争っては
乱闘になり、
「もう死ぬ!」って泣き叫びながら
床のたうち回ったり、自傷行為をし、
精神科医に通って薬を飲んでいました。
10代の間はそんな感じで、
何度も何度も死にたい気持ちになってました。
そこにいぶきが来て、
言い争いや乱闘してる時は怖がって
隠れてましたが、
後から必ず私の側に来てくれたんです
どんな時も、私と一緒に居てくれた。
それこそ病めるときも、健やかなるときも。
19年間ずっと。
最後、口呼吸で動かしていた顎が止まり、
お腹の動きも止まってきて、
25日の夜、息を引き取りました。
クリスマスに亡くなったのは、
一生忘れないでしょう。
そして最後の最後、
力を振り絞って生きようとした姿を
一生忘れないでしょう。
しかもその何度も立ち上がろうとする度、
私の顔に顔を向けてきたんです。
ちゃんと目を合わせようとしてるみたいな。
いぶきは目が見えなくなってから、
人の顔を見ようなんて一切しなくなったので、
見えなくても見ようとしてた気がします。
昨日、ペット霊園に連絡をし、
火葬と埋葬をしてきました。
いぶきの骨はとても丈夫で、
焼いても綺麗に残り、歯も綺麗に残ってました。
霊園の人に
「19歳でこれだけ綺麗に残るなんて
スゴいですよ!!」
と褒められ、
だからいぶきは目が見えてた夏までは
19歳と思えないくらい
走り回ったりジャンプしたり、
食欲もめちゃくちゃあって、
元気いっぱいだったんだと思いました
そして19歳という年齢には
「大往生ですね!」
と言って頂きました。
ちょっと分けて貰ったお骨を、
ジャンプ出来なくなって
乗りたくても乗れなかった
キャットタワーの頂上に置きました。
もう身体から離れて自由になったから
どこでも好きな所に行けるね
8月まで一緒に寝てた私のベッドにも
上がれるし、
階段も一気に駆け上がって駆け降りたり、
いっぱいジャンプして
いっぱい走り回れるよ
良かったね
これからもずっと一緒にいようね
ずっとずっと大好きだよ
私はいぶきがいない人生が16年だったので、
いぶきがいる人生の方が長いんです。
永遠に生きてるなんて有り得ないし、
この世に生まれてきた命は
全てが有限で、
いつどこでどうなるかなんて分からない。
今とても元気で、
目も見えて、耳も聴こえて、足も手も腕も動いて、
声も出せて、鼻も舌も機能していても、
いつどこで失うか分からない。
だから、
当たり前も当たり前じゃない意識で
これからもっと自分を大切にします。
猫語翻訳アプリで、
私に向かって「しあわせ~」と言ってきた
いぶきのように、
私も毎日幸せを感じながら生きていきます。
最後に、一番好きないぶきの写真貼ります。
去年の8月9日
私のベッドの上で寝ていたいぶきと
私が目を覚まして
ちょうど目が合った瞬間の写真です。
すぐゴロゴロ言って、目を細めてきました。
猫が目を細めるのは親愛の情を込めている
と言われてます。
この表情は私にしかしませんでした。
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今年は2年ぶりにブログを復活し、
ここまで読んで下さって有難うございました🙇♀️
来年も続けていきますよ!
両片想いの彼とのこともね…
先月の記事で止まったままだったし😅
来年も良かったら読んでやって下さい
なかなかお返し出来てませんが、
私も返していきます🙋♀️
では、皆さんも健康に気をつけて、
良いお年をお迎え下さい