工事進行基準とは?
工事進行基準を簡単に説明するためには
工事進行基準と工事完成基準とを比較するとわかりやすいと思います。
「工事完成基準」
①成果物ができる
②お客様がその成果物を検収
③検収されて初めて売り上げに計上する
プロジェクト開始から①~③となるまで半年でも10年でも検収時点で
売り上げに計上されるため、プロジェクトの期間が長ければ長いほど
そのプロジェクトの仕事の価値が外部(投資家など)からは見えない。
例:10億円の建造物プロジェクトでプロジェクト期間が10年
・1年~9年の間は会計処理が0円
・10年目で会計処理が+10億円
※10年目で「10億円のこんな仕事をしていたんだ」とやっと分かる
「工事進行基準」
①期間毎に進捗度合いに応じて売り上げに計上する
例:10億円の建造物プロジェクトでプロジェクト期間が10年
・1年~10年の間でプロジェクトが金銭的に平均した進行をしていると
すると3ヶ月(四半期)ごとに売り上げに計上される金額は
2500万円となる。
※つまり、外部から見れば10年の間3ヶ月毎に2500万円の仕事を
しているな
とわかる。
次回から、「工事進行基準」のメリットやさまざまな問題点を
取り上げていきたいと思います。
プロジェクトマネジメントで一番目に必要なこと
「プロジェクトマネジメントで一番必要なことは
」
ずいぶんと漠然的な質問ですが、上の質問の中身には下記の要件・条件が
含まれており敢えて漠然的に書きました。
・業界・業種は問わない
・複数の人数で構成されたグループをまとめる
・グループで多くの量の仕事をする
・グループのメンバーは年上・年下・経験者・新人等がさまざまいる
ズバリ回答を書く前に、まず間違った回答を列挙します。
<間違った回答>・・あくまで自分の考えですが
①自分が仕事を多くこなす
→自分が担当者ならいいでしょうが、自分がいくらがんばってもグループ全体の
仕事量をこなせません。こうなると、自分がカリカリし、回りが会話しづらくなり、
コミュニケーションがとれなくなってしまいます。
②知識を増やす
→知識を増やすのは大いに結構ですが、知識は使ってこそ価値があります。
知識があることを回りに自慢するだけではあまりにも安いです。自分で自分の
ことをすごいと思っても、回りから見えないところで陰口たたかれていると
思います。また、知識があることで人に聞かないで自分で仕事をこなせる
というメリットがありますが、それではちょっと優秀な担当者止まりです。
③言い方をやさしく・礼儀正しくする
→今の社会は、一般的に、年上の方を敬い、職場経験が長い人の意見に
合わせる傾向にあり、年下や新人にはやさしく穏やかに言って
ふてくされないように注意する傾向にあります。
間違ってはいませんが、やさしく・礼儀正しく言っても
「ちょっと多くてできません」と言われて断られたり、年上や職場経験が長い人に
礼儀正しく言っても、断られたら再度お願いするのも気が引けてしまいますよね。
④厳しく言う
仕事は根性でやれ!と言う考え方はもうNGであることはわかっていますよね。
年下だから、新人だからという理由で「やれ!」言っても、渋々やることになり
ミスも発生し、結局お客様や他部署からのクレームと言う形で自分に
返ってきます。
ではズバリ回答は
<正しい回答>・・あくまで自分の考えですが
「明確にする」
これが一番必要であり、何事にもこれさえ含まれていればOKです。
ある本にこのように書かれていました。
「部族・部落は、チャレンジをして新しいものを発見したり、戦に勝ったりできれば
良いが、思い通りにうまくいくのはまれであり、大抵はうまくいかないことを
知っている。だから、危険なものを避け、不安なものには手を出さす
生きながらることを選び繁栄してきた。つまり、不明確な状態では
動いてはいけないことを直感で知っているのである。」
この文言を読んだときは「なるほど
」と思い、明確にすることを常に
意識しています。
最後に、明確にすることで下記の事が言えると思います。
①仕事をお願いするときは、年上・年下・経験者・新人に関係なく、
「明確に」するために説明をしてから仕事をお願いする。
→相手は「明確に」されることで納得してから仕事を引き受ける。
②知識を増やすのは、人に「明確に」説明できるようにするためである。
③仕事を根性でやれ!というのは根性が嫌いなのではなく不明確であるため
やりたくない。また、やさしく・礼儀正しく言っても、内容が不明確であれば、
本能で拒否反応をし、年上や経験があることを使われて断られてしまう。
年上であること、経験があることを鼻にかけて断っているのではなく
不明確なものに対して、拒否するために年上であること、経験があることが
使えるのである。年下・新人はそれが使えないため、しぶしぶ、不明確のまま
仕事を行い、ミスをする。
→だから何事も「明確に」する。
金融業界のトレンドは?
金融業界のトレンドをいくつか列挙しました。
中には一般的なものもありますが、自分なりに調べたものもあります。![]()
(1)間接金融から直接金融へ
(2)債権の流動化
(3)顧客セグメンテーション
(4)信用リスクの定量化
(5)システムの統合
まだまだあると思いますが、今後自分なりにこれから情報収集して
集めたいと思います。簡単に、(1)~(5)まで説明します。
(1)間接金融から直接金融へ
日本の個人の金融資産は1400兆円あると言われていますが、
間接金融から直接金融に移行するようになってその金融資産に
流動性が出れば、金融業界または経済が活発になるのでしょう。
現在(2008年10月時点)では世界的な金融不安が広がっていますが、
その金融不安がなくならない限りまだまだ個人は資産を
預金(間接金融)として預け、自分はリスクをとりたくないと思っているのでは
ないでしょうか。たしかにリスクを取ってまでして、
自分の資産が減るのはいやなことです。
世界的な金融不安もありますから。
ここで、情報収集が容易であり、また情報に信憑性があり、
個人が自分でリスクを判断できるようになれば間接金融から直接金融へ
移行するキッカケができるのではないでしょうか?(と思います)
少なくともみんながやっている・買っているからとか、
一時的に値上がりしているから等の理由では
一部の人間しかやらないと思います。
(みなさんバブルや今回の金融不安を知っていますから)。
金融業界のトレンドとして一番頭に「間接金融から直接金融へ」を
挙げたのは、やはりこれが一番関心のあることです。
今後ブログを更新することでこれを徹底追求したいと思います。
(2)債権の流動化
債権の種類はいつくかありますが、
債権を簡単に言うと、借用書のことをいいます。
ここで、貸したお金の借用書はお金を返してくれるまで保管することになります。
この借用書はお金ではないため、モノは買えません(笑)。
つまり、借用書自体には貸したお金と同様の金銭的な価値はありますが、
借り手に対してのみ有効であることと、お金を返してもらって
初めて金銭となることができます。
債権は借用書と思ってもいいと思います。
なお、債権の流動化とは、この借用書を借り手ではない
第3者に売ることができるようにし、金銭の流動性を持たせることをいいます。
ではどのように流動化を実現するかというと
それはテーマ「債権の流動化」で説明します。
債権の種類:売掛金、不動産ローン、企業への貸付金、リース債権など
(3)顧客セグメンテーション
顧客セグメンテーションとは、簡単に言うと、顧客をセグメント(分割)して、
セグメント毎にどのような金融商品を提供するかというものです。
具体的には下記2通りのセグメントの仕方があります。
①ライフステージセグメンテーション
②保有資産別セグメンテーション
①は年齢別といった方がわかりやすいでしょうか。
20代、30代、40代、50代、60代、70代にてライフイベントが
異なってくるので、そのイベントに合った金融商品を提供していこうというものです。
②は金融商品の提供をお金持ちと、
お金持ちではない人(といっては失礼ですが)とで区別することです。
(4)信用リスクの定量化
最近の金融不安から信用リスク(倒産して貸したお金が
返ってこなくなるようなリスク)の定量化がとても重要だと考えています。
特に、この信用リスクは時間の流れとともに変化すると思います。
お金を貸したときは、信用度が高く健全な企業だと思っていても、
お金が返ってくる前に倒産してしまうということはあると思いますが、
倒産する前に、その企業の信用度や財務状況は
徐々に変わってくるものと思います。
自分の考えですが、信用リスクの変化をリアルタイムに評価できれば、
倒産や貸し倒れを避けられ、また、値が下がる前に債権などを売ってしまえる
という判断をできると思います。
(5)システムの統合
システムを統合して何のメリットがあるかというと、やはり、
データベースをつなぎ合わせて、ある情報を取得できるということです。
しかし、データベースやシステムはそのときそのときで
独自に作っていることが多く、後でつなぎ合わせることを考えていません。
(というより将来を予想できても予知してまで作れるわけがありません(笑))。
予想はできても予知はできないことから、
後でつなぎ合わせられるように、システムのインターフェース部分を
汎用化する動きがあります。汎用化していれば、
予想外なことでこれとあれをつなぎ合わせることになっても
つなぎ合わせることができます。
したがって、これからはシステムやデータベースを作るときは、
汎用化すべき部分を考えて作ることが義務付けされるはずです。