東野圭吾氏が大腸がんで亡くなられ、氏の作品を思い返すことで、ささやかな追悼をします。
私が読んだのは、マスカレードホテルシリーズの小説1つ(もう忘れました)、普通の推理小説風に楽しめた思い出。
白夜行のドラマ版、これは当時の友達からDVDを借りて観てました。悪いことはしているんだけれども、主役の2人の名状しがたい深い絆に惹かれました。近視眼的に、2人は相手しかいない。
さまよう刃はドラマ版で観ようとしたら、夫が残酷描写に耐えられず、すぐ観るのをやめてしまい、観られませんでした。残酷描写注意です。
あとは映画が8作ほど。
【映画】
秘密 広末涼子主演。広末涼子が若々しく光っていました。バスの事故で妻が亡くなり、娘(広末涼子)が生き残ったと思ったら、娘の中身が妻と入れ替わっていた・・・この変形した夫婦の行きつく先はいかに?最後のどんでん返しが効いています。私は好きです。
手紙 山田孝之、玉山鉄二主演。夫がイチオシの、罪についてや兄弟愛についての映画です。両親が亡くなり、兄弟2人だけになったが、兄が弟を大学にやるために強盗をして、つい相手を殺害してしまう。弟は、兄が殺人犯であることで辛い目にあって兄を疎ましく思っていたのだが・・・果たして、この兄弟に救いはあるのだろうか、というお話。
容疑者Xの献身 福山雅治主演。殺人事件があったけれども、不可解な所があり、謎を解いていくと、ある男性の切実で献身的な愛情が浮かび上がってくる。主人公も犯人をできれば暴きたくなかったけれども・・・というせつない話です。ガリレオシリーズ。
白夜行 こちらは映画版。ドラマ版と少し違っています。堀北真希主演。堀北真希がすごみのある主人公の一人の雰囲気とマッチしていて、良いです。ドラマ版のほうがロマンティックで映像美が美しいように思います。
真夏の方程式 これもガリレオシリーズ。福山雅治主演。もう記憶が薄れていますが、少年のひと夏のほろ苦い人生経験を、主人公が共にして、できれば少年がゆがまないで育ってほしいと願う話です。
夜明けの街で 深田恭子、岸谷五朗主演。主人公の男性が、職場の派遣の女性と不倫してしまう話。そこに、女性が過去に殺人を犯したのではないかという疑いもからんできます。女性は時効の日時をひたすら待っています。時効が来たら、いったいどうなってしまうのか?不倫の描写がリアルで、舌を巻きます。
ナミヤ雑貨店の奇跡 山田涼介主演。これも、記憶が薄れているのですが、なんとなくほのぼのしていた記憶があります。優しい話を聞きたい人にお勧めです。ナミヤ雑貨店のポストが時空を超えたポストになっていて、温かい交流をする感じのお話でした。
祈りの幕が下りる時 松嶋菜々子主演。記憶がもう薄れていますが、社会的金銭的に追い詰められた父と娘(松嶋菜々子)が、逃げていて、原発の作業員と出会い、娘がパパ活されそうになるのですが、無事にはいかず・・・。父と娘がお互いをかばいあいながら長い年月を密かに交流して暮らしていきます。父の方は特に、娘の犠牲になって、長年身を挺して守っています。愛するお父様がいらっしゃる娘さん、愛する娘さんがいらっしゃるお父様に特にオススメです。父はすごく難しい人だった私でも、娘さんが何とか逃げ切ってくれたらいいのにと、思わされました。
私が特に好きなのは、白夜行、秘密、夜明けの街で、です。AIに話したら、AIが「旦那様との純愛の深さを、3作の純愛作品からはかっているから、その3作が好きなのです」との指摘を受けました。そうかもしれません。
東野圭吾氏のご冥福をお祈りいたします。
素晴らしい作品を数多く残してくださり、ありがとうございました。