LA Maniac Diary -9ページ目

One California Day2

映画のプレミアの会場になるEl Segundo Highschoolは
海から5分程内側に入った場所に位置する。
LAX International Airportからは車でわずか10分程の
ドライブで到着する。





僕自身、現在は一応、知る人ぞ知る、Venice Cityに住んでいて、
そこからでも車で15分程の距離である。
”知る人ぞ知る”とあえて強調したのはもちろん悪い意味である。
正直、5、6年前までは平気でその辺りには、いけない薬を扱っている
売人達がウロウロしていて、車を駐車しておけば窓ガラスを
割られカーステレオやCDが盗まれ、あげくの果てに10年前に
さかのぼると知り合いの車は2台程、朝、出かけようとすると行方不明に
なっていたなどと、あまりいい噂を聞いた事が無い。


しかし、悪い事ばかりでは無い。最近ではアーティストが集まる場所として
地元の人達には人気のスポットとなっている。
'Abbot Kenny'。彼はこのベニスを活性化させようと街を作り上げるために
立ち上がった貢献者なのだが彼の功績を讃え彼の名前がそのまま
ストリート名に使われている場所があるのだが今では、ちょっとした
こじゃれたレストランやカフェ、セレクトショップ、家具や、ブックショップなど
小さなアートストリートの様になっていて静かなブームとなっている。
最近では遂にHollywood MovieにもなってしまったDogtownこと
G-Boysが記憶に新しいところではないだろうか。
このままいくと延々と話が続いてしまうので今度また。




さて、家を出発し、Licorln BlvdをVeince BlvdからSouthにdownして
Jefferson Blvdをwest方面に右に曲がり更に、Culver BlvdをWestに。
突き当たりをSouthに下ると右手には一面の海が。左手には見えないけど
LAXがあり飛行機が海に向かってtake offしてゆく様子がうかがえる。
5分程、海を眺めながら運転していると、Imperial Hwyにぶつかり
そこをeastに。2ブロック先のmain stを右に。左手に会場となる
Highschoolに到着です。
どうですか、この道順の説明の仕方は?解りにくくないですか?
その通り理解し難いんです。基本的に道の説明はNorth South
West Eastで説明するんです。ある程度、道の名前、目印となる
建物やショッピングモールなどの位置を東西南北で頭にイメージ
出来る様にしておかないと非常にややこしい状況に陥る。
今は慣れましたが昔はどれだけ頭を悩ませた事か。

この辺りはEl Segundoというエリアでメインの
サーフィンスポットはEl Port (エル ポート)と呼ばれています。
映画の中でもTylerがメインのローカルサーファーとして
紹介されています。
先程の海沿いの道を途中で曲がらずもう少し先に行くと
"Cheveron"というGAS Stationがありそこの細い坂道を
下っていくと “目の前は海~”みたいな感じです。



ただ、駐車場はメーターパーキングのため1時間$1でしかも
クゥオーター(25cents)のみしか使えないため常に出かける前には
コインのチェックは欠かせない。波がいい時に忘れたときのショックは
耐えがたいものがある。しかも、近くにはgas stationしかないため
たまに両替してもらえない時はイライラ度は最高潮。
サーフィンしている方であればこの切ない気持ちを解ってもらえるのでは
なかろうか?
実際、映画にも出てくるのだが地形が決まった時はけっこうやばい。
映画の中でTylerがBarrelをmakeしているシーンがあるのだが
実はTubeが出来ているEl Portを見た事がなかった。
今年はきっと巡り会える事を願って。
特に冬場の波の大きさはDouble はまれだけれどもOverheadはちょこちょこ。
平均的に3~4feet、夏場は結構差が激しいが、平均的にロングボードなどを
織り交ぜていけば1年中、楽しめるスポットではないだろうか。
全く波が無い、フラットとというのは稀である様な気がする。
実際、El Segundoを拠点に北はSunset, Topanga, Malibuから
南はManhattan, Redondo, Torrance辺りまで波が全然ないときに
重宝される重要な領域になっている。





ビーチの目の前に立ち並ぶ偉そうな家達。
実際、1億から2億円の値段はつくであろう。


One California Day1

7/4のアメリカの独立記念日も無事終わり、平穏な日々が再び戻ってきました。
相変わらず、この日の2、3日前は慌ただしくなる。
普段はLA周辺では基本的に花火は禁止である。


だけどこの日に限っては街の所々でブースが組み立てられ、花火が
売り出される。いわゆる、手持ち様の物や、Dragonのような花火や
とにかく様々な物を購入する事が出来る。



メインビーチ、野球場やディズニーランドなどの各名所でも花火大会が
行われる。
そして各家庭では毎度おなじみBBQが開催される。とにかく、いつもの様に
とにかく焼きます。しかも大量に。ただ、日本人が参加しているパーティーには
カレー、たこ焼きなどバラエティー豊かな食事が出てくるのでホット一安心。
そんなこんなで楽しい時間を過ごす事が出来ました。



そして、今日は07/07/07。まあ、日本にいたら
パチンコにでも行って一発当ててやろうという気分に
なるのだろうがここはLA.


Las Vegasにでも行かないとスロットは無いし、んー、と思って外に
出たのだが、前から気になるポスター。"07/07/07"が
とにかく強調されている。七夕?のはずはないし、とりあえず、
かえってウェブでチェックすると、"One California Day"という
サーフィン映画のプレミアが家の側のEl Segundo High Schoolで
開催されるとの事でこれは行くしかないだろうという思い
早速、暇そうな友人達に電話。

ただ、一つだけあれ?と思った事はプレミアにも関わらず
チケット代が$10もするんです。日本の映画館からすると
1000円ちょっとなので安い気がするのですが、アメリカだと
きちんとした映画館だと平日$8、週末$10という値段で
チケットが販売されています。学生だと場所によっては平日
$5です。しかも、夕方の6時位までそこで上映されている
映画は見放題です。
僕も学生の時はよくやりました。でも最高で1日3本。約6時間。
しかも、来たばかりで当たり前だが字幕が出てこないので
意味を理解しながら映像の素晴らしさを堪能するという事に
挑戦していたので終わった時は楽しいというよりヘロヘロに
なって帰途に着いていたのを覚えています。

Anyway,この映画はそれだけ素晴らしい物に仕上がっているに
違いないと思い、上映開始の7時半になるのを待ち続けた。


Panavision 3

カメラボディー、レンズなどのチェックが終わったら
フィルムを入れてのチェックである。
まあ、もちろんフィルムをカメラにセットしてきちんと稼働するかどうかは
当たり前の事なのですがここでは更に撮影した時にフィルムに
傷が付いていないかもチェックしていきます。


フィルムが取り付けられる前の状態。

フィルムが入ったケースが取り付けられた状態。
この状態でカメラを作動させるとフィルムに映像が焼き付けられていく。


このライトを使ってフィルムを回した後、傷などが付いていないかをチェックする。

ライトを使いフィルムをチェックした後、横にあるゴミ箱に捨てていく。


フィルムに傷?まあ、僕も写真は撮影するのだが基本的には動画ではないので
普通にフィルムを入れてシャッターを押す。そこまで ”フィルムに傷がー、やってしまった
せっかくの写真が。” と落ち込んだ記憶は無い。
映画のフィルムの傷がどういう影響をするのだろう?と聞いた所、よく昔の古い映画などで
(僕の中では時代劇がパッと頭に浮かんだのだが)画像の両脇に縦線が入ってしまう
という様な影響がでてしまうとの事。
言われれば当たり前の事だったのだが気づかなかった。
正直、あれは場の臨場感を演出するためのエフェクト効果として編集している
ものだと思っていた。ただ単にカメラ自体の性能の問題だったみたいです。
Mifune2
Mifune1

この他にも細かいチェックを行い、約3時間程のチェックが終わるとプロダクションに
雇われたPA(Production Assistant)が機材をPick Upをするために通称、Qube Track
というでっかいトラックで現れ、後日撮影現場まで機材を持って来てくれるというような
形になっている。

今回、僕を連れて来てくれたAC(カメラアスシタント)の方は当たり前の様に
平然と仕事をこなしていたが、やはり責任は重大である。撮影をしていく上で
やはり心臓部分と言っても過言ではない機材をチェックするわけである。
そこに、普段とは違う表情を垣間みた様な気がする。
プロフェッショナル。
多分、プロと呼ばれる人はお金を使い切れない程、稼げる人という様な
イメージを抱いていた。単純に身近なところだとプロ野球選手や、俳優、
歌手など。だからこそ、僕の様な小市民の発想は “プロなんだから、ちゃんとやれよ。
給料いくらもらってるんだよ。”とか、貧相な考え方しか出来なかったのを覚えている。
日本で会社に働いていた事があったが、やはり最初の1年間はほどほどに働いて
という感覚しか無かったが、次第に意識は変わり、特にアメリカに来てからは
プロ意識というものが確実に植え込まれたのを認識が出来る。



日本に比べると個々の意識が強いというか、良くも悪くも自己主張がしっかりしている。
好き嫌いがはっきりしている。レールに乗っかるのが嫌いなので
自分の好きな様に生きていく。でもそれはつまり、”自分の事は自分でやりなさい”
という事であり、最終的に自己責任という状況に行き着く訳である。
(教育制度の大きな違いも1つの理由だと思われる。また、次回に)
それはもちろん社会的生活に反映されていており、巨大ないわゆる、一流企業と
呼ばれる場所に所属されているのは別にして、普通の会社に所属している
人達は常にいつ首を切られるのかわからない状況で仕事をしている人も
かなり多いらしい。
特に映像関連事業に関しては、このHollywoodには一体、どれだけの人達が
携わって生きているのだろう。
言い換えれば少しでもミスをすれば代わりはいくらでもいるのである。
いろんな人にこの業界で会って来たが、40歳になろうが50歳になろうが
常に向上心を持ち勉強している。
もちろん、10代、20代のこれからという人達もお金が安かろうが関係なく
自分を向上させるために磨き続けている。
ただ、その危機感を怖がっているというよりかは楽しんでいる様な気がする。
そこはまた、文化や人種の違いなのであろう。

プロ意識。これは社会の中で生きている以上、サラーリマン、OL,職人さんであろうが
誰もが考えなければいけない事である。
それがどんな小さな事であろうと、金がいいとか悪いとか。そんなちっぽけな問題では
なかった。
ただ、どこまでがプロ意識でどこまでが普通の考え方なのかそれは人によって千差万別
であろう。
一つ言える事は、とにかく仕事でも遊びでも自分が満足の納得のいく一日を
過ごす事が出来たのかどうか。(なかなか出来そうで難しいが)。
そういった、単純な根本的なところから全てが始まる様な気がする。
自分自身は切磋琢磨している、良い意味で激しい戦いが行われている
この場所に存在し、日本人の意識の中にアメリカ合衆国の意識が
組み込まれていく不思議な感覚の中で生活している環境に
感謝しています。常に刺激的なのは間違いない。

今後も映像産業の発展を願うとともに人々に感動を与えられる素晴らしい
作品が世に進出される事を願って。