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自閉症のお子さんへの理解

 大昔の話です。

 特別支援学級にいた頃。


 kingstoneです。

 あるところで(私に対してということではなく)非自閉症のお子さんの相談の話があり、みなさんがいろいろアドバイスをしたことがありました。その後の指導をビデオで見せて頂けました。なんか、すごく良かったです。

 ただ・・・悩みとして自閉症のお子さんもおられ、そのお子さんにつく必要があるので、非自閉症のお子さんへの個別指導の時間が取りにくいということを述べられました。

 そこで実は相談のテーマとは違っていたのですが、私は少しいろいろ質問してしまいました。

 実のところ私には、自閉症のお子さんへの関わりのほうがよほどたいせつと思えました。周囲の方に理解して頂けたかどうかはわかりませんけれど。(もちろんどっちも大切なんだけどね。でも前回、悩みとしては非自閉症のお子さんのことだけが出てきていました。つまり悩むにしてもわかりやすいわけです。自閉症のお子さんについては「どう悩んだらいいか」もわかっておられない)

 自閉症のお子さんに、ひとりでできることが用意されていないから、つきっきりにならざるを得ず、非自閉症のお子さんに関われない・・・実は付かれている自閉症のお子さんもわけのわからないことをさされてたいへん、非自閉症のお子さんもたいへん、という状況なわけです。

 それこそ非自閉症のお子さんへの関わり方は「常識」でいける。しかしその「常識」では実は自閉症のお子さんは苦しむだけ。ちょっと障害特性を理解し、やることを考えるだけで、自閉症のお子さんも非自閉症のお子さんも楽になれるのに。

 うーーん・・・・ある地域の特別支援教育部の中で「自閉症及び関連の発達障害」に関する部会を作る必要があるかな・・・いつ学校を飛びだそうか、なんて考えてる奴が思うようなことじゃないですけど。

 でも、ほんま毎年毎年ものすごく低レベルのところで、しかもお子さんも教師も(もちろん保護者も)苦しんでいる、ということを感じます。

視覚支援をつけていると音声言語もわかってくる場合もある

 大昔の話です。

 特別支援学級にいた頃。



 kingstoneです。

 あるお子さん。
 「こっちに来て下さい」とか場に応じて言えることもあるのに、太田のステージ評価をするとⅠ-3になってしまうお子さん。

 例えば「えんぴつ取って下さい」と頼んでももちろんそんなことできませんでした。

 先日から公文の「ことばカード」で「いるか」という文字と絵を描いたカードを取ってもらうというのをやっていました。

 先週は私が担当していて、文字だけ書いたカードを作り、それを見せながら「いるか」と発音すると、お子さんが「文字と絵のカード」を取って私に渡してくれました。

 試しに発音だけ(文字は見せない)ではダメでした。

 今日、相棒がやっていて「発音だけでできるようになった」と感動していました。

 もちろん、この教材(課題)だけでは意味がありません。

 しかし、実は落ち着いた環境で学ぶことが、そして絵や文字などのてがかりをそえることが音声言語の理解にもすごく有効なのだ、ということを保護者にも理解して頂くとっかかりになれば、と思っています。

特別支援学級担任がいない時の対応に怒っておられる保護者へ3

 大昔の話です。

 特別支援学級にいた頃。



 ○○さん、どうもです。
 kingstoneです。

> 例えば、「保健室に保健板を届ける」とか、
> 「給食袋をもって親学級に行く」とか、「給食室からおぼんを
> 運んでくる」とかって決まったことは、視覚支援がしてあります。
> 独りでやっています。

 すごい!!

>今の特別支援学級担任になってから2年、教室の鍵が開いていなかったことは
>無かったのですから、これは突発事件だったのです。
>だから、ここでは皆さんがここでよく書かれている
>「とっさの事でしたので・・とりあえず絵を描いて伝えました」
>ってやつを私がやらなきゃいけなかったのですね・・・反省

 まあ、できれば。

>私、担任とはうまく意志の疎通が図れている方だと思っています。
>私の希望は伝えてあるし、彼の考えも解ってるつもり・・です。
>何より、視覚支援をアッという間に取り入れてくれて・・・・
>成功させてる数は私より多いくらいです。
> でも、一方で彼が他の教師の中で浮いてくるのが解ってしまう。
> 朝晩2回、学校に顔出してれば・・・・たいがい気づきますよね。
> 私が要求を出すと担任の首が絞まるのかなって思う。

 きっと素敵な特別支援学級担任さんなんだな。
 
浮いてるかどうかは実際のとこはわかんないですけど・・・

 ただね・・・浮かなしゃーない時は浮かなしゃーないわけで。
 その時の教師の支えとなるのは保護者です。

> なにせ、激情型なもので・・・・反省!

 私も最近激情型・・・でも演じてるところもあるかもしれない。

> もっと学校に対して、申し入れをやれってことですね。

 あっ、これは(アセ)
 そうでもあり、そうでもなしです。

 でも思ってることは伝えないと・・・で、後は摺り合わせていっての合意ですもんね。できることはできるし、できないことはできないし。(実際問題として○○さんの考えておられるティームティーチングってのはものすごくハードルが高いと思う。またティームティーチング担当の教師がいないのであれば授業が成立しないのなら、それは□□君にとっていい環境なのだろうか、とも思います。今ある環境の中で□□君に何が大切で、その実現していく環境をどう作っていくかは、アイデアを出し合えばいろいろできると思います)