自閉症の子どもの方から伝えてくれた お父さんが具体的な指示ができた
大昔の話です。
特別支援学級にいた頃。
※あるお母さんから。お子さんは音声言語で表現することは無い自閉症のお子さん。環境を「スケジュールなどで見てわかる」ようにする、要求表現を「写真カードで伝える」など始めてまだ1年ちょっとというところでしょうか。
---------------
○○です。
今日は、ほんのささいなことですが、嬉しい事があったので報告しますね。
土曜日は大体おやつを食べにフードコートのある大型店に行くのが決まりになっています。行かない時もあるのですが、行くとマクドナルドでおやつ、本屋で立ち読み(おいおい)、食料品売り場で夕飯の買い物というパターンが多いです。
でも、今日は大売り出しで、道がとんでもなく混んでる!まあ、家から5分ぐらいのとこ(車で)なので、行けないことはないんですが、うだうだしておりました。
すると、□□が、おもむろに大型店のチラシを指でトントンしはじめました。「ああ、『大型店に行きたいよ』って言いたいんだな。」とすぐわかりました。
「大型店に行きたいんだね。」って言うと、今度はチェキ(インスタントカメラ)の写真をまとめてる名刺入れからうちの車の写真を見つけ出し、それもトントン。「車出してよ。」ってことらしいです。
もちろん、すぐに用意して出かけました。□□のトントンは、家から出かけるきっかけも作ってくれました(^_^)。
こうやって、自分で意思表示してくれるとすぐ言う事をきいてあげたくなります。調子に乗らんように(お互いに)気をつけねば(^_^;)。
それとも、□□は「この母ちゃんにも視覚支援をせんと言うこと聞いてくれへん。」と思ったのかもしれません。それは正解(^_^;)。
ほんまにささいなことですが、なんだか嬉しかったです。
ちょっとやる気が出てきました(おそい!)。
---------------
○○さん、どうもです。
kingstoneです。
□□君の意思表示、私もすっごーーく嬉しいです。知的障害特別支援学校の担任の先生にも伝えてあげてね。
---------------
kingstone先生、こんばんは。
○○です。
> □□君の意思表示、私もすっごーーく
> 嬉しいです。知的障害特別支援学校の担任の先生にも伝えてあげてね。
有り難うございます。ちゃんと伝えます、が、めっちゃ忙しいらしくて、それにどう反応されるやら・・・。
この話とは関係無いですが、今日ダンナが、□□をお風呂に入れてて、自分は先に上がりました。
いつもならここで「もうちょっとしたら上がりや。」と、とってもとってもわかりづらい言葉をかけていました。
それが今日は、給湯器の時計を指して「7分になったら上がりや。」と言ったそうです。父は本当に上がってくるかどうか半信半疑だったのですが、きっちり7分を表示したところで上がってきました。初めて「具体的」に示したのです(なんて低レベル・・・(^_^;))。
思わず「あんたもわかってきたやん。」と言ったのですが、本人は「?」でした。でも、日頃私がなるべく具体的にいうようにしてるのを、なんとなくではあってもわかってきたのかなーと思います。
後は「視覚的」「肯定的」ですが、道は長い・・・。ほんま、地道に姑息にいくしかなさそうです。
ダンナより自分の教育が先>私・・・
---------------
○○さん、どうもです。
kingstoneです。
> 有り難うございます。ちゃんと伝えます、が、めっちゃ
>忙しいらしくて、それにどう反応されるやら・・・。
へっ?
たぶん嬉しい話を聞くのはみんな嬉しいと思うよ。(ニコ)
(もちろん、「だから視覚的な環境を整えてよ」というのはうまく伝えられるかどうかはわかんないですけど。でも嬉しい成功体験からしか本人も周囲の人も学べませんから、 ぼちぼちとですね)
> 思わず「あんたもわかってきたやん。」と言ったのですが、
>本人は「?」でした。
おっ、お父さんもすごい。
あはは、これは実はよくありますよね。
本人が意識しないで指さしで具体物を指し示していたり、具体的な動作で指示を出していたりする。けれどもやってる本人が気がつかないから「音声言語で通じた」と思っている。
どこが「具体的」だったか解説してあげることが必要かもしれません。
---------------
追記
エントリの中に
『□□は「この母ちゃんにも視覚支援をせんと言うこと聞いてくれへん。」と思ったのかも』
というところが出て来ますが、これってすごく大事なことだと思います。本人がコミュニケーションというものがこの世に存在するということに気づけ始めた。(自閉症の人では気づけないことも多い)そして「本人からの表現が周囲の人に伝わる手だて」がある、ということですから。
ある特別支援学校では、この頃はクラス・学年によってはスケジュールをしているところもありましたが、まだほとんど無い頃です。表現手段としての絵カードや写真は全然使われていませんでした。
お父さんの変化、お母さんが学ばれるようになって1年半後のことなわけです。
まあ、こんなもん。
変化はゆっくり、ゆっくり。
特別支援学級にいた頃。
※あるお母さんから。お子さんは音声言語で表現することは無い自閉症のお子さん。環境を「スケジュールなどで見てわかる」ようにする、要求表現を「写真カードで伝える」など始めてまだ1年ちょっとというところでしょうか。
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○○です。
今日は、ほんのささいなことですが、嬉しい事があったので報告しますね。
土曜日は大体おやつを食べにフードコートのある大型店に行くのが決まりになっています。行かない時もあるのですが、行くとマクドナルドでおやつ、本屋で立ち読み(おいおい)、食料品売り場で夕飯の買い物というパターンが多いです。
でも、今日は大売り出しで、道がとんでもなく混んでる!まあ、家から5分ぐらいのとこ(車で)なので、行けないことはないんですが、うだうだしておりました。
すると、□□が、おもむろに大型店のチラシを指でトントンしはじめました。「ああ、『大型店に行きたいよ』って言いたいんだな。」とすぐわかりました。
「大型店に行きたいんだね。」って言うと、今度はチェキ(インスタントカメラ)の写真をまとめてる名刺入れからうちの車の写真を見つけ出し、それもトントン。「車出してよ。」ってことらしいです。
もちろん、すぐに用意して出かけました。□□のトントンは、家から出かけるきっかけも作ってくれました(^_^)。
こうやって、自分で意思表示してくれるとすぐ言う事をきいてあげたくなります。調子に乗らんように(お互いに)気をつけねば(^_^;)。
それとも、□□は「この母ちゃんにも視覚支援をせんと言うこと聞いてくれへん。」と思ったのかもしれません。それは正解(^_^;)。
ほんまにささいなことですが、なんだか嬉しかったです。
ちょっとやる気が出てきました(おそい!)。
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○○さん、どうもです。
kingstoneです。
□□君の意思表示、私もすっごーーく嬉しいです。知的障害特別支援学校の担任の先生にも伝えてあげてね。
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kingstone先生、こんばんは。
○○です。
> □□君の意思表示、私もすっごーーく
> 嬉しいです。知的障害特別支援学校の担任の先生にも伝えてあげてね。
有り難うございます。ちゃんと伝えます、が、めっちゃ忙しいらしくて、それにどう反応されるやら・・・。
この話とは関係無いですが、今日ダンナが、□□をお風呂に入れてて、自分は先に上がりました。
いつもならここで「もうちょっとしたら上がりや。」と、とってもとってもわかりづらい言葉をかけていました。
それが今日は、給湯器の時計を指して「7分になったら上がりや。」と言ったそうです。父は本当に上がってくるかどうか半信半疑だったのですが、きっちり7分を表示したところで上がってきました。初めて「具体的」に示したのです(なんて低レベル・・・(^_^;))。
思わず「あんたもわかってきたやん。」と言ったのですが、本人は「?」でした。でも、日頃私がなるべく具体的にいうようにしてるのを、なんとなくではあってもわかってきたのかなーと思います。
後は「視覚的」「肯定的」ですが、道は長い・・・。ほんま、地道に姑息にいくしかなさそうです。
ダンナより自分の教育が先>私・・・
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○○さん、どうもです。
kingstoneです。
> 有り難うございます。ちゃんと伝えます、が、めっちゃ
>忙しいらしくて、それにどう反応されるやら・・・。
へっ?
たぶん嬉しい話を聞くのはみんな嬉しいと思うよ。(ニコ)
(もちろん、「だから視覚的な環境を整えてよ」というのはうまく伝えられるかどうかはわかんないですけど。でも嬉しい成功体験からしか本人も周囲の人も学べませんから、 ぼちぼちとですね)
> 思わず「あんたもわかってきたやん。」と言ったのですが、
>本人は「?」でした。
おっ、お父さんもすごい。
あはは、これは実はよくありますよね。
本人が意識しないで指さしで具体物を指し示していたり、具体的な動作で指示を出していたりする。けれどもやってる本人が気がつかないから「音声言語で通じた」と思っている。
どこが「具体的」だったか解説してあげることが必要かもしれません。
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追記
エントリの中に
『□□は「この母ちゃんにも視覚支援をせんと言うこと聞いてくれへん。」と思ったのかも』
というところが出て来ますが、これってすごく大事なことだと思います。本人がコミュニケーションというものがこの世に存在するということに気づけ始めた。(自閉症の人では気づけないことも多い)そして「本人からの表現が周囲の人に伝わる手だて」がある、ということですから。
ある特別支援学校では、この頃はクラス・学年によってはスケジュールをしているところもありましたが、まだほとんど無い頃です。表現手段としての絵カードや写真は全然使われていませんでした。
お父さんの変化、お母さんが学ばれるようになって1年半後のことなわけです。
まあ、こんなもん。
変化はゆっくり、ゆっくり。
しーたさんのソフトボールのエピソードと頑張ることなど
しーたさんのブログ「私はアスペルガー症候群でしーた♪」は私のブログの左にあるブックマークでも紹介しています。
実はしーたさんは新ブログにお引っ越し中で、旧ブログにあったエントリが全てあるわけではありません。
でこないだTwitterで「私の好きなソフトボールのエピソードがまだ無い」とつぶやいたら、時間順では無いのだけど先に移動して下さったそうです。嬉しい。
努力が実るまで(1) -情けないほど下手-
からの7回シリーズです。
---- 以下ネタバレを含みますので良かったらできれば上記エントリを読まれてから -----
中身は、簡単に要約してしまえば「下手だったけど頑張ったら、やったぜ!という結果になった」ということになるかな。
でもちろんしーたさんも頑張ったんだけど、いい監督さんとの出会いも大きいなあ。基本をちゃんと教えてくれて努力を認めて(褒めて)くれる監督さん。そして仲間ができた。
セカンドだったけど、臨機応変の判断が求められるので難しく、サードにコンバートされて力が発揮できた、というのもわかるような気がします。もちろんどのポジションも難しい動きはあるでしょうが、セカンドよりはサードのほうが「突っ込んで取って左に向いてファーストかセカンドに投げる」というのがわかりやすそう。セカンドだと、捕球してからセカンド方向を向くか、ファースト方向を向くかでまず迷いそうですから。
で、大会で3位入賞ということになるのですが、この第7回「努力が実るまで(終) -よき指導者との出会い-」ではお腹を抱えて笑わせて頂きました。
盗塁阻止の送球を受け、どうしていいかわからなくなって相手顔面にタッチに行って、相手を流血させた、って話です。もちろん「顔以外をタッチ」とか教えてもらって練習させてもらってたらそんなことはなかったのかもしれませんが。まあ相手も中学生以上の野球やソフトボールだったら顔面から突っ込んでくることはなかったんでしょうけどね。
しかし、小学校のソフトボールだから何事もなく終わったのだけど、プロ野球の対中日戦だったら落合監督以下相手ベンチが飛び出して来て乱闘になりそうです。(笑)
こんなふうにしーたさんの描いてはること、他でも「こんなふうにうまくいきました」ということであってもよく読むとそれなりの困難さが描かれてたりします。そうなんだろうなあ、って思います。ひとつ解決しても、また困難はあったりする。でもそれでいいんだ、みたいな。
でも、こんなふうに「頑張った、できた!」という体験があったら、またいろいろ難しいことがあっても頑張れるもとになるだろうな、と思います。
で、教師の立場なんかだと、そのお子さんがどんなことが頑張れるか、その機会を作れたらいいよな、と思います。
私のつきあってきたカナータイプのお子さんだと、毎日の日常の暮らしをつつがなく送ることが即「すごく頑張ってるよなあ」と思えるお子さんが多かったですが、アスペルガー症候群のお子さんだったらお子さんによってすごく幅が広いだろうしね。(でもあるお医者様の意見では「そんなに頑張らないでもいいんだよ、と伝えたい場合が多い」とのことですが。知らず知らずに頑張り過ぎちゃうのかな)
あ、ついでに、私のこのエントリを読むような当事者さんだったら、ご自分で「ここは参考になる」「ここは私には合わないな」とご自分で判断できると思いますが、親御さんがしーたさんのこのエピソードを読んで「よしうちの子も頑張らせよう」と考えられたら、ちょっと待って、一呼吸置いて、って伝えたいと思います。
しーたさんはエントリにも書いておられるように「好きで」ソフトボールをやってはったのですから。そこんとこが大事だよな、って思います。
で、この「好き」とか「楽しい」とか、周囲が見極めるのは結構難しかったりしますから。「好き?」「楽しい?」とか聞いたら「好き」「楽しい」と答えなきゃと思ってる場合もありますし・・・(って、私の場合、カナータイプの人の印象が強いのかな?)
実はしーたさんは新ブログにお引っ越し中で、旧ブログにあったエントリが全てあるわけではありません。
でこないだTwitterで「私の好きなソフトボールのエピソードがまだ無い」とつぶやいたら、時間順では無いのだけど先に移動して下さったそうです。嬉しい。
努力が実るまで(1) -情けないほど下手-
からの7回シリーズです。
---- 以下ネタバレを含みますので良かったらできれば上記エントリを読まれてから -----
中身は、簡単に要約してしまえば「下手だったけど頑張ったら、やったぜ!という結果になった」ということになるかな。
でもちろんしーたさんも頑張ったんだけど、いい監督さんとの出会いも大きいなあ。基本をちゃんと教えてくれて努力を認めて(褒めて)くれる監督さん。そして仲間ができた。
セカンドだったけど、臨機応変の判断が求められるので難しく、サードにコンバートされて力が発揮できた、というのもわかるような気がします。もちろんどのポジションも難しい動きはあるでしょうが、セカンドよりはサードのほうが「突っ込んで取って左に向いてファーストかセカンドに投げる」というのがわかりやすそう。セカンドだと、捕球してからセカンド方向を向くか、ファースト方向を向くかでまず迷いそうですから。
で、大会で3位入賞ということになるのですが、この第7回「努力が実るまで(終) -よき指導者との出会い-」ではお腹を抱えて笑わせて頂きました。
盗塁阻止の送球を受け、どうしていいかわからなくなって相手顔面にタッチに行って、相手を流血させた、って話です。もちろん「顔以外をタッチ」とか教えてもらって練習させてもらってたらそんなことはなかったのかもしれませんが。まあ相手も中学生以上の野球やソフトボールだったら顔面から突っ込んでくることはなかったんでしょうけどね。
しかし、小学校のソフトボールだから何事もなく終わったのだけど、プロ野球の対中日戦だったら落合監督以下相手ベンチが飛び出して来て乱闘になりそうです。(笑)
こんなふうにしーたさんの描いてはること、他でも「こんなふうにうまくいきました」ということであってもよく読むとそれなりの困難さが描かれてたりします。そうなんだろうなあ、って思います。ひとつ解決しても、また困難はあったりする。でもそれでいいんだ、みたいな。
でも、こんなふうに「頑張った、できた!」という体験があったら、またいろいろ難しいことがあっても頑張れるもとになるだろうな、と思います。
で、教師の立場なんかだと、そのお子さんがどんなことが頑張れるか、その機会を作れたらいいよな、と思います。
私のつきあってきたカナータイプのお子さんだと、毎日の日常の暮らしをつつがなく送ることが即「すごく頑張ってるよなあ」と思えるお子さんが多かったですが、アスペルガー症候群のお子さんだったらお子さんによってすごく幅が広いだろうしね。(でもあるお医者様の意見では「そんなに頑張らないでもいいんだよ、と伝えたい場合が多い」とのことですが。知らず知らずに頑張り過ぎちゃうのかな)
あ、ついでに、私のこのエントリを読むような当事者さんだったら、ご自分で「ここは参考になる」「ここは私には合わないな」とご自分で判断できると思いますが、親御さんがしーたさんのこのエピソードを読んで「よしうちの子も頑張らせよう」と考えられたら、ちょっと待って、一呼吸置いて、って伝えたいと思います。
しーたさんはエントリにも書いておられるように「好きで」ソフトボールをやってはったのですから。そこんとこが大事だよな、って思います。
で、この「好き」とか「楽しい」とか、周囲が見極めるのは結構難しかったりしますから。「好き?」「楽しい?」とか聞いたら「好き」「楽しい」と答えなきゃと思ってる場合もありますし・・・(って、私の場合、カナータイプの人の印象が強いのかな?)