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TEACCHとかABA(応用行動分析)なんかを家を建てることにたとえてみると

 これは・・・一部お怒りを買うかもしれませんが・・・


 自閉症の人とのあれこれについて、TEACCH(おめめどうでもいいのだけど)とかABA(応用行動分析)とか、その他その他なんかを家を建てることにたとえてみると・・・

 施工者とか大工さんを特別支援教育担当教師や支援者・支援機関にたとえてみた時。

 大工さんは、カナヅチで釘を打ったり、カンナをかけたり、の基本的技術は当たり前に必要です。(今はどうなるんだろう。電動ドリルドライバやその他電動工具の使い方になるなのかな?今は現場でカンナがけしたりはしないのだろうか?)

 でそういう技術あたりが応用行動分析になるかな。

 TEACCHやおめめどうは、建材や間取りなどを提案する。いかに居心地よくするか。場合によっては町作りの視点からも提案する。(施主さんによっては、そんなことを言われても、みたいに思いはる人もいるかもしれない)

 でもちろんカナヅチやカンナを使うことの大事さも知っている。まあ、施工者さんがその技術においては下手くそな場合もあるかもしれないけど、それは上手な人を呼んで来たり、尋ねてみたりすればいいだけのこと。

 もちろん、大工さんで、請け負って一戸建てを建てはるようになるのはあり、その場合、建材選び、間取り提案などもちろんしはりますね。この場合は施工者さんになる。まあ町作りについてはおっしゃらないかもしれない。

 だから結局、TEACCHも応用行動分析も同じようなもんになったりする。(なんない場合もありますが)

 ところで、その他その他のもろもろ(○○療法とか)はどうなるかというと、趣味の小物とかかな。もちろんそれはあっていい。けど家がそれで建つわけではない。

 まあ森永卓郎さんみたいに、家の多くの部分を趣味のミニカーが占めている場合もあるけど。

 でもこういうたとえ話を考えていると、じゃあ自閉症の人はどこにいるんだ?と考えると施主さんであって欲しいような、家そのものであるような、私にもよくわけがわかんないことになりますね。う~ん、いったいどうなるんでしょうねえ。


 ところで私は技術とか職人さんをリスペクトするのですが、私がたまたま会った職人さん(これは教師とかセラピストさんのことでなく、例えば靴職人さんとか鳶さんとか)は、他の職人さを「へっ、下手くそが。見てらんねえよ」とか言う場合が多かったですねえ・・・私には技術が無かったので、他の方が「下手」かどうかはわかりませんでしたが。自分の技術にプライドがあるとそう言うのかな・・・









明日(11月3日文化の日)姫路でおめめどう出展。姫路福祉まつりの一環?

 明日、11月3日(文化の日)におめめどうが姫路で出展します。

11月3日(水・祝日)秋のy2-linksのお知らせ

日時:2010年11月3日(水) 文化の日
   10:00~16:00

会場:納屋工房 デザインオフィス+コミュニティスペース
   兵庫県姫路市本町68番地  大手前第一ビル4階
   TEL079-263-7878  FAX079-263-7872 

参加費:タダ

「納屋工房へようこそ」http://www.nayakobo.com/

主な内容:障がい支援グッズの展示や活動報告、暮らしの紹介など


 ええっと来る人というかスタッフは


syun 大西 俊介(障害者相談支援専門員:office syun )
田代 洋章(福祉情報技術コーディネーター:NPO法人 e-AT利用促進協会
益田 毅 (希望の郷 兵庫県発達障害支援センター 加西ブランチ
(株)テクノスジャパン(いろいろやってるけど、脳波スイッチシステムのマクトスなんかも作っている)
(株)スリー・テン(あのね♪を作ってる会社)
ハルヤンネ奥平 綾子(㈱ おめめどう)

 自閉症から肢体不自由まで、障害者支援やったら何でもこい、という人たちですね。タダでこの人たちに質問できるわけや。



ひめじ福祉まつり
◆日時 11月3日(祝)、午前9時半~午後2時半
◆場所 大手前公園西側
◆内容 姫路心身障害市民懇話会の皆さんが、模擬店やバザーを開催されます

の一環・・・あり?でもないなのかな?たまたま?



Voice4uを提案したお母さん(自閉症の人のためのiPhon用コミュニケーションソフト)

久保 由美 (くぼ ゆみ) さん:Spectrum Visions Global, Inc. CEO

インタビュー記事があります。

 記事中、Android 版を準備中と書かれてますが、もうリリースされたんですね。でiPadやiPodtouchでも使えると。あれ?Andoroid 版という絵はあるけど、中を見たら「リリース時期はブログ・ツィッターで報告」となってるから、まだなのかな?

Voice4u 伝える幸せ

 息子さんの渡君(もう「さん」か)が自閉症。

診断がついた頃だと思いますがスピーチセラピストさんのエピソード。

「スピーチセラピストの方からは「お医者様はそう言うけど自分達はそうは思わない。教えるのは私達だから安心してください」と言われました。そして、私に手話を教えるため自宅まで来てくださいました。私は勝手に「ダメ」とか「触るな」「黙れ」「危ない」という言葉を最初に教えてくださるものとばかり思っていたのですが、一番最初に教えてくださったのは、 "I love you" でした。これが、母親の私が渡に伝えるために教えられた最初の手話です。この言葉は、現在も私が生きていく勇気になっていますね。」

 最初に教えられた伝えるための言葉(手話)が「I love you」

 すてきな話ですね。

 でいろいろやりとり(コミュニケーション)できる手段を考えてやってみられるのですが、絵カードを使うといいようだということがわかって来ます。この記事の中ではアイコン(象徴的な絵)と書かれていますね。

「そんな時、それまで私が持ち歩いていた渡のアイコンのファイルを見たエンジニアの人たちから「江戸時代のよう」と笑われました。そこで、私の方から、「こんなのが欲しい!」とリクエストしてみたら、「 iPhone/iPod touch のアプリケーションで出来ないことはないので、何でもどんどん言ってくれ」と。」

 お母さんは渡君がいないところでも絵カードの束(お子さんに伝えるための言葉の集まり、とも言える)を持ち歩いてはったのですね。

 エンジニアとの幸福な出会い。よくわかります。

 私も障害児教育フォーラムがらみでそういう経験があります。

「Voice4u が出た時かな。 Voice4u を試作で使っている段階でそれまで全くしゃべれなかったお子さんが私の目の前で Voice4u のパネルの絵をタッチして「クッキー!クッキー!」「マーム!」って声に出して言ったときは、もう嬉しかったですね。お母さんが、「この子全然しゃべれないんです。まだ、機械を使うのは早すぎると思います」と言っていたのですが、その子のお母さんと抱き合って泣きました。その時が、一番嬉しかったかなぁ。もう、この仕事、これでやめてもいいと思いました。一人がしゃべってくれれば十分だよ、みたいな感じ(笑)。」

 こういうこと「も」ありますね。想像はつきます。

 でもって渡さんの場合は、Voice4uを使う以前から、手話や絵カードを使う体験を十分やってこられたいた、コミュニケーションの喜びを知っていた、ってこと、すごく大事じゃないかな、と思います。

 で、もう以前に紹介していましたが、渡さんが使っておられる映像もあり、久保さんも最後にちょっとだけ出てきます。なおこの動画は渡さんのお姉さんが作られたそうです。



自閉症の方がiPhoneを使ってコミュニケーションする映像(ネタバレごめん)

 ところで上のエピソードででてきたスピーチセラピストさんて、下のエントリで紹介したスピーチセラピストさんのような気がする・・・なお、下のエントリでは続けて「これはちょっとまずいんじゃないか」という動画も紹介しています。

自閉症の言語の発達とAACについて

 ところで、久保さんは Voice4u の開発をする時にブログで呼びかけてリサーチをしてはりました。そして協力して下さった方に地元の紅茶を差し上げたそう。(私が見に行った時は既にリサーチ・プレゼントは終わっていました)

 そういや昔、パソコン通信でソフトの公開の流れが出来た時に、シェアウエア(少々のお金を払う)やフリーウェア(タダ)とともにビールウエア(ビールを一杯飲ませてくれたらOK)とかいろいろ楽しい「お返し」があったのを思い出します。

 しかし・・・この「紅茶」を揶揄しておられる方がいらしたのは悲しかったです。