Talk'n Blues -16ページ目

バランス

果てなく広い夜で途方に暮れ
ギリギリの責めぎ合いを繰り返した。

怒りと哀しみを天秤に乗せ
なんとか均衡を保っていたのに

呆気なく貫いた限界は
躊躇いなく心を砕きにかかる。

乾いた白いシャツが私の眼を抉ろうとする。

何故
あなたは今になって希望の欠片を投げかけるのか。

差し伸べられた華奢な手は
私を骨の髄から溶かそうと試みている。

今更、降って沸いた希望は重すぎる。

どうすればいい?
何処に行けばいい?

戸惑ってばかりの私。
あての無い場所を彷徨う私。

いつになれば、また

動き出す事が出来るのだろう。

答え

互いに傷つけ合う事を否んだ。

傷つけ合いながら進むべき道のはずなのに。

どんなに相手を想っていても
好きという気持ちで死にそうでも

所詮、自分と他人。交わう事はない。それでも一緒にいたいと願う事が恋であり、愛ではないか。

二人の関わり
そのものを否定した。

二人は離れるしかなかったのか。

互いの自我を認められなかった二人は道を違えた。

感性の似た者同士では意味がなくなるんじゃないのか。
…
友好的な関係の容易さ、
トラブルによるエネルギー消費の軽減、
摩擦を避ける。

その為に私は「友達」に戻されたのか。
その為に私は拒まれたのか。
その為に私は排除されたのか。

答えなんかいらない。

道

人は皆、浮き沈みをただ
繰り返しながら 生きていく。

私は今、
沈んでいるのかもしれない。

マイナスの事柄が続く、という意味で "沈んでいる" のではなくマイナスの事柄を「マイナスである」と受けとめてしまう精神状態。

つらいと思う。

沈んでいなければ前向きに捉えられる事柄も

今は苦痛として背負ってしまう。

重い。

自分を責めてみる。

言葉にすれば
会いに行けば
無理を通せば

今とは違ったのか?
と。

意味は無い。

自分を責めてみても

時は戻せず
過去は帰らない。

だから前を向かなきゃならない。
時は進み
未来はやってくる。

沈まぬ太陽は無く
明けぬ夜も無い。

また

昇らぬ月も無く
終らぬ朝も無い。

全ては繋がる。

私は前を向いていたい。
沈む事を恐れずに、
浮き沈みを繰り返しながら
生きていきたい。


来たる明日のために。