Talk'n Blues -14ページ目

日

一人ぼっちの闇に
耐えられそうもない。

そんな気がしている。

堪えきれず溢れていく
瞼を閉じる度に。

漏れた吐息は
淋しい青が滲んでいた。

孤独に仰ぎ見る景色に

色は無い。

私の脳を抉るのは日々。
想う度に増えていく罅。

どうしたらいいのかを考えて

また陽が昇った。

太陽に背を向け
布団に潜り込み
目を瞑る。

褪せることのない記憶が
巡る。

あてもなく彷徨い
、一日が終わる。

寝返りを繰り返し
、一日が始まる。

そんな事を思いながら

また陽が落ちた。

気が違いそうになる夜。

遥

彼方。

声が聞こえない。
手が届かない。

夢の中では隣にいる。
妄想の中で抱き寄せる。

目が覚めれば隣に誰もいない。
目を開ければ私は一人。

真夜中

耳元で囁かれた気がした。
私はそれに応えた。
私の横にはあなたがいた。
わかっていながら抱き締めた。

夢だと知っている。

飛び起きた私は泣いていた。

体が震える。
喉が掠れる。
手が痺れている。
足は動かない。

ずっと

目が覚めなければ

と、心から願う私がいた。

不安が煽る。
想いは募る。
涙を浴びる。

私はベッドにいた

髪を振り乱しながら

一人

声をあげて。


気が違いそうになる夜。

悲

運命に蹴り飛ばされそうに
なっている。

宿命に絡み付かれてしまって
いるのか。

願い下げなのに。

目の前を川の流れが
チカチカと瞬く。
遥か彼方から私を見下ろす。

指差している。

朧気にシルエットが
苦悩している。

どんなに頭を抱えても、
放してくれない。

熱いのか、冷たいのか
わからない塊を
喉から吐き出したい。

吐き出しても
楽にはなれないけれど。

魂がメリーゴーランドの様に
回転し続ける。
グルグルと、ただ。
軋む。

拘束されながらも浮かび、
漂っている。

熱気球にくくりつけられたまま、沈みこんでいく。

気が違いそうになる夜。