Talk'n Blues -13ページ目

凛

あからさまに光る夢が

私を縛りつける。

透き通った心は
遠くからなら

澄んで、向こう側に

触れる事さえ

出来そうなのに、

魂についた細かな傷は

磨いても
磨いても

晴れてゆかない。

磨けば
磨くほど

透かそうと努力するほど

掠れていくばかり。

向こう側を
見てみたい。

遠いの?
近いの?

何処にいるの?

そばにいきたい。
隣へ。

嘆

悠久の想いを叫びに変えた。

何処に届くのか
何時に届くのか

届きはするのだろうか。

誰もわからない。
私にも。
君にも。

聞こえる声は
微かに震え、ひび割れた。

遥かなる場所へと
声は
駆けるが

行き着く先は?

歪んでいるであろう私の
、目には
映らない。

曇った眼を閉じ、
冷たく凍るベッドに堕ちる。

巡るのは過去。

代わる代わる見える。
あなたが。

また眼を開ける。

過るのは記憶。

代わる代わる見える。
あなたが。

眼を瞑り
また
眼を開く

写し出されるものは
同じもの。

気が違いそうになる夜。

長

川の流れの激しさに
眠れない夜もあった。

雲の動きが早すぎて
眠れない夜もあった。

そんな私に

日々の流れは遅すぎた。

遅々として進まず、同じ場所で
足踏みを繰り返す一日。

いつになれば

と無言の嘆きを振り絞り、
長い一日が終わろうとしている。

太陽よ、早く昇って。
太陽よ、早く沈んで。

月よ、満ち欠けを早く。
月よ、見下ろさないで。

待ち望みながら
無意味と知りながら
それでも

待ち焦がれた。

幾度となく
夢に叩き起こされる。

その度に、
哀しみに呉れる。

一人、暗闇に佇む。

気が違いそうになる夜。