テレビ東京、初の最下位脱出 | 女装男子かなこのブログ

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2024年1月~3月期の世帯平均視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区)が4月1日に発表され、ゴールデン帯(午後7時~10時)でテレビ東京が60年前、1964年の開局以来初めての最下位脱出を果たしたことが明らかになりました。


1月~3月期のテレビ東京のゴールデン帯平均視聴率は5.5%でした。


1日単位、週単位などで最下位脱出を記録したことはあるが、3カ月単位では開局以来初となりました。


3月21日の定例会見で同局の石川一郎社長は「1月クールは、視聴率は順調に来ている。シェアも上げていい闘いをしている。理由としては“鑑定団”や“ありえへん世界”などがかなり順調に来ていて、従来の“充電”をはじめとした人気番組も順調に来ている」と話していました。


「開運!なんでも鑑定団」(火曜午後8時54分)「ありえへん∞世界」(火曜午後7時54分)「出川哲朗の充電させてもらえませんか?」(土曜午後6時30分)などが好調だったようです。


テレビ東京は4月12日に創立60周年に迎えるが、それに向けて弾みがつきそうです。


テレビ東京はテレビ朝日と同様に教育放送としてスタートしました。


1960年代のテレビ東京(当時は東京12チャンネル)は教育番組ばかりで娯楽番組は一切なく、経営難で一時は廃局の危機に立たされたことがありました。


その頃の東京12チャンネルは、1日の放送時間が5時間しかありませんでした。


テレビ朝日も1959(開局年)~60年代前半(当時はNET(日本教育テレビ))は教育番組や教養番組主体の編成だったが、こちらも経営難から教養番組の意味を拡大解釈して次第に娯楽番組を増やすようになります。


しかし、東京12チャンネルはそのようにはいきませんでした。


当時の東京12チャンネルを運営していたのは財団法人日本科学教育振興財団で、娯楽番組の放送が不可能だったからです。


1969年に財団法人から株式会社に転換するとともに毎日放送と日本経済新聞社が経営の支援に入り、当時の毎日放送のキー局のNETで放送されない自社制作の全国ネット番組を東京12チャンネルで放送したり、毎日放送で東京12チャンネルの番組を放送したことがありました。


日本経済新聞社はテレビ朝日に開局当初から出資していたが、朝日新聞との関係が強まるにつれて資本を引き上げ、出資したり役員を送り込むなどテレビ東京との関係を強めるようになります。


日本でテレビ放送が始まった当初、当時の政府は教育放送の役割をNHKだけでなく民放にも持たせようとしました。


しかし、民放による教育放送はビジネス的には失敗に終わり、テレビ朝日もテレビ東京も1973年から総合放送に移行しました。(例外的に1983年まで教育・教養番組の割合を20%から30%に高めた)


テレビ朝日は朝日新聞社や系列局の朝日放送などとともに全国ネットワークを構築したのに対し、テレビ東京は1982年のテレビ大阪開局まで系列局がありませんでした。


現在でもテレビ東京の系列局は全国でも6局しかありません。


弁護士の紀藤正樹氏が1日までに、X(旧ツイッター)を更新しました。


「最下位への転落局は書かれていませんが、フジテレビなんでしょうね」と私見を述べていました。


「テレ東開局(1964年)以来初ということはフジも5局体制後初の最下位ということなんでしょう。往年のフジを知っているだけに残念」ともつづっていました。