オワコン日本とフランス革命 2 | きなこのブログ

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TVでのマクロンの「私の過失」声明にもかかわらず、決戦へと向かうフランス
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2018/12/tv-821f.html
 
テレビ放送での謙虚さと共感の見かけにもかかわらず、エマヌエル・マクロン大統領は広範囲の経済不満に対する国民の怒りの気分を鎮め損ねたように見える。
 
首都パリと他の主要フランス都市は、抗議の連続5回目の週末 - あるいはデモ参加者の言い方では「第5幕」の予定になっている。
 
マクロンのテレビ演説のほぼ24時間後、東部の都市ストラスブールで、銃撃犯が3人を殺害し、多数を負傷させ、フランス当局に緊急事態宣言を強いた。
 
今週末、マクロン政府に対する抗議デモが計画されている時に、最大の保安部隊が派遣され、フランス中の緊張は高まっている。
 
民間の不満増大に何週間も沈黙を続けた後、最終的に、マクロンは月曜日夜、あらかじめ録画された14分の演説で全国に語った。
 
彼はよそよそしい言葉と態度で、彼が国民の「感情を害して」いたことを認め、悔恨し、謙虚にさえ聞こえた。
 
大統領は具体的譲歩も発表した:1カ月100ユーロの最低賃金増加、低収入年金受給者に対する課税中止、超過勤務手当の課税免除だ。
 
けれどもいわゆる黄色いベスト運動の抗議者が表明した合意は軽蔑だった。
 
彼らはテレビで放送されたマクロンの譲歩は「おこぼれ」で、「あまりにわずかで、あまりに遅過ぎた」と言った。
 
デモが再び他の大都市と同様、この週末フランスの首都で開催されるだろう結果になった。
 
週に1度の交叉点での交通渋滞はフランス経済を危機に至らせている。
 
火曜夜、人命が奪われたストラスブールでの銃撃事件は、治安上の緊張と更なる暴力への恐れから、週末の抗議を大混乱に陥れるかもしれない。
 
多くの抗議者が問うている質問はこれだ。
 
ストラスブール殺害のタイミングで利益を得るのは一体誰だろう?
 
さらにマクロン政府を不機嫌にしているのは、疑いなく、大衆抗議が、社会の様々な部門に広がっているように思われることだ。
 
公共部門労働者と学生たちが大義への参加を計画している。
 
出現しているのは、チャールズ・ドゴール大統領の現行政権を少なくとも一時的には倒した、桁外れの1968年革命を思い出させる全般的大衆蜂起だ。
 
抗議行動は、最初11月初旬にフランス政府が計画した燃料税引き上げを潰した。
 
法律上の安全対策として、良く目立つ黄色いベストを車に搭載しなければならないフランスの運転手たちが街頭に出た最初だった。
 
だが燃料税特定の問題として始まったものが拡大し、マクロンのネオリベ資本主義政策に反対する広範囲の民衆反乱の流れを引き出した。
 
マクロンの問題は、彼がエリート主義で不誠実に聞こえずにいられないことだ。
 
彼のTV「私の過失」の間に、彼は賃金と税金については譲歩したかもしれないが、暴力を使うことに対して、抗議者をひどく叱るのに、大統領は全国的演説の大部分を費やした。
 
彼は国民の怒りは「深く、多くの意味で正当だ」が「暴力は正当化」できないと言った。
 
多くのフランス国民と他の観察者の見方は、公的抗議の権利を抑圧するために過度の暴力を使っているのはフランス国家だ。
 
先週末、最高90,000人のフランス機動隊と軍隊が、デモを封じ込めるために、全国的に配備された。
 
何百という抗議者が逮捕され、「先制的に」保護された。
 
穏やかな抗議者に、催涙ガスと放水銃が使われ、警察による不当な暴力場面があった。
 
マクロンが「暴力は正当化できない」と説教するが、フランス国家が自身に使うことを認めた不必要なレベルの暴力を考えれば、彼の言葉は陳腐で、偽善に聞こえる。
 
しかも、益々多くのフランス国民が、労働者と彼らの家族から、適切な暮らしを奪う経済政策は、ある種の国家によって課された暴力だと見なしている。
 
人々を強制的に貧困と退廃に追い込む政策選択は、暴力のシステムだ。
 
TVでの彼の「私の過失」演説で、非常に裕福なフランス人に対する税金は回復させないとマクロンはふてぶてしく言った。
 
以前の、この税金をやめるという彼の決定が彼に「裕福な人たちの大統領」のあだ名をもたらしたのだ。
 
そうした金持ちへの迎合と相まっての燃料税が、大多数の労働者に最も激しい打撃を与え、現在の反乱をひき起こしたのだ。
 
(マクロンが抗議者への譲歩として断念した)提案された燃料徴収は、フランス社会の「生態学的変化」に対し支払うべき財政資金を増やす必要性として正当化された。
 
マクロンは国際的に、気候変化との戦いで、彼自身を擁護者としてうまく提示した。
 
若干のいわゆる「リベラル左翼」アメリカ政治評論家が、「反トランプ」の人物として、マクロンを歓迎した。
 
彼は確かに「再び惑星を偉大にする」ことを望んでおり(トランプに対する当てこすり)、「惑星に代案ない」のだから、気候変化を避けるため緊急行動をとる必要があると言って、「環境配慮型」言説を語るのだ。
 
しかしながら、マクロンの外見上明白な進歩的生態学の言説は経済の現状について極めて保守的な政治家をさらけ出している。
 
非常に裕福な人たちが、より多くの富を蓄積する一方、数十年にわたり益々多くの労働者が貧困になる現状だ。
 
これはフランスのみならず全ての資本主義国家の社会情勢だが、フランス人はそれについて何かをしているのだ。
 
マクロンが、今や廃止した燃料税制案で見せたものは、大多数の社会を犠牲にする貴族の満足だった。
 
彼は、既に裕福な人たちに大きく豊かな予想外の授かりものを与える一方、
 
普通の労働者の背中に生態学的変化の財政負担を負わせるつもりだったのだ。

 

 

元ロスチャイルド投資銀行家は、確かに革新主義者ではない - 彼の見えを張った言説にもかかわらず。

 
もし彼が本当に「再び地球を偉大にする」ことを望んでいるなら、マクロンは、市街地の家を買ったり賃借したりする余裕がないため、毎日何百キロメートルもドライブしなければならない非熟練労働者ではなく、裕福な人々や企業に課税していたはずなのだ。
 
もしマクロンが本当に進歩的な考えを持っていたなら、彼の政府は、全ての労働者が、週4日間、給与全額で働き、1日の非通勤日で汚染を抑える取り組みのために、資金を供給できていたはずだ。
 
社会を生態学的に、より持続可能な存在に向かって進める間、普通の人々の生活を改善するために始めることが可能な無数の進歩的政策がある。
 
マクロンは 「環境への優しさ」という見せかけの下、彼の金持ち階級仲間の利益のために、普通の人々に、さらにひどい仕打ちをするのを望んでいる富豪だ。
 
テレビ放送に相応しいマクロンの補償の「おこぼれ」を見破ったフランスの抗議行動参加者は正しい。
 
資本主義の不正行為や、人間性のはく奪や、犯罪的軍国主義は、最低賃金の増加や、何か他の絆創膏処置で、軽減されるにはあまりにも行き過ぎている。
 
それが、フランスの首都や他の都市がこれからの何週間にも更に多くの大変動に向かっている理由だ。
 
同じく重要なのは、他のヨーロッパ諸国の大衆が、フランス人により、同じく路上で彼らの自然な公正を要求するよう奮い立たせられていることだ。
 
不吉にも、マクロンの一見気持ちをなだめる言葉には、もし抗議者が彼の「申し出」を受け入れなければ、更なる公式の暴力だという暗い恫喝が織り込まれていた。
 
最近、不人気なビシー政権指導者で、ナチ協力者、フィリッペ・ペタンを称賛した大統領が、彼のテレビ演説のある時点で、抗議行動について言った。
 
「暴力が解き放たれれば、自由は終わる」。
 
ストラスブールで、24日火曜夜、マクロン演説の数時間後、人命が失われた銃撃は、社会全体を武装化し、この週末首都で計画されている抗議を阻止するためフランス治安機関が仕組んだ意図的な挑発という疑念を引き起した。
 
銃撃犯は伝えられるところによればフランス当局に国家安全保障上の危険として知られていた。
 
銃による襲撃とされていることの前に、ストラスブールの彼の家は何時間も緊急捜索されたが、容疑者は逮捕を逃れた。
 
3人が殺された銃撃着後、フランスは国家的緊急事態を、当局が街頭により多くの部隊を派遣し、都市部の一時封鎖を宣言し、令状なしで人々を逮捕できることを意味する最高レベルに上げた。
 
フランスは、歴史的決着に向け、様子を整えている。
 
 
【パリ発】 労働者たちは「 ‘パンくず’ じゃなくて ‘パン’ が食べたいんだ」と叫んだ
http://tanakaryusaku.jp/2018/12/00019262

 

 

車への課税、走った距離で 与党税制大綱に検討明記
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO3879971011122018MM8000/

 

恐怖の「走行課税」シミュレーション 電気自動車やPHVからも徴収
http://news.livedoor.com/article/detail/15737668/

 

 

【メチャクチャ】軽減税率の財源、社会保障費から1000億円捻出へ!ネット「消費増税は社会保障の充実に回されるんじゃなかったのかよ!」「頭おかしいだろ」
https://yuruneto.com/keigenzeiritu-syakaihosyou/
 
「社会保障費を軽減税率の財源に」との報道に国民からの怒りが爆発!安倍政権が推し進める「国民総貧困化政策」の実態がますます明らかに!

 

 

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