こんにちは、はりっこです
いよいよ暑い🥵夏が目前ですね。
きものを着る方達にとっては、覚悟の日々が続きます。
皆様は、暑さ対策や汗💦対策はいかがされてるのでしょうか⁇
さて今回は3月/19日(日) 15:00〜16:00に開催されました 「きものTPO/コーディネート相談」第23回目 の相談内容をご紹介します
今回のご相談内容は
❶ 裄幅の短い着物😩 どうしよう?
裄幅の出し方教えてください。
❷ 襦袢の衿について
です。
Q ❶裄幅の短い着物😩 どうしよう?
裄幅の出し方教えてください。
紬のきものの裄が短いので、そのきものに合う材質の布を袖付け部分に足して、裄幅を出そうと思うんですが。
どうでしょうか?
A.
本来は、袖付け部分を解いて、肩幅と袖幅を広げて裄出しをします。
しかし相談者さんは身長もお有りで、もともとの裄丈が長いため、縫い代が少ししか無いので、出せても2cmくらいですね🤔
男物などで裄幅が足りない場合は、同じ生地で継ぎ足すことはありますが、異なる布で継ぎ足すととても不自然で、継ぎはぎのきものに見えるのでやめたほうが良いです
どうしても継ぎ足したいのならば、見頃にも継ぎ足し布を配置して、全体をパッチワーク風にするしかないでしょう。
今は、きものでもいろいろな着方を楽しめますので、短い裄のきものを着る時は
袖口からレースやフリル
をのぞかせて、短さをうまく生かす様に着ることを考えても良いと思います
Q ❷襦袢の衿について
襦袢の衿が上手に抜けないのですが、どうすればうまく抜けますか?
また、
半衿のきれいな付け方を教えて欲しいのですが。
A.
襦袢の衿を抜くには、
襦袢の衿に衣紋抜きを付けて、襦袢を着る時に衣紋抜きを引っ張って衿をぬきます。
そしてきものを着た後も、衿がつまってきた時は、きものの下から衣紋抜きを引っ張って調節できます
衣紋抜きは、ニ段階に調節できるようになっていますので、きものを着ていく場所やきものの格によって抜き加減を調節してください。
衣紋抜きの使い方の説明
半衿を付けるときは、右端から縫っていく方が多いですが、シワを寄せずに付けようと思えば、中心(背縫い位置)から縫う🪡ことです🧵
背中心から←左へ縫っていき、左半分が縫えれば次は、背中心から→右側へ縫うという様にすれば、きれいに付けられます。
参考
どうしても、右側からいっきに縫っていきますよね。
左右分けて縫うなんて、じゃまくさい😤って思いがちですが、一度試してみてください。
次回は、お祖母様から譲り受けられた帯についてのご相談あれこれをお届けします。
▶︎what’s 「きものTPO/コーディネート相談」?
きものステーション・京都に来て下さるお客様からの
「きもののコーディネートがわからない」
「こんな時はどんなきものを着たらいいの?」
というようなお声から始まった相談窓口
講師の先生も毎月変わりますので、いろんなアドバイスが聞けるかも💭
是非お気軽に、ちょこっとお話しをする感覚でご利用くださいね
講 師 和装学院振興協議会加盟各校
参加料 無料
備 考 申込み不要
※相談したいきものや帯、小物があればお持ちください。
※主催:(公財)京都和装産業振興財団
【次回のきものTPO/コーディネート相談】
日時 10月15日(日)15:00~16:00
(偶数月第3日曜日開催/8月はお休みです。)
講 師 和装学院振興協議会加盟各校
参加料 無料
備 考 予約優先(予約カレンダーよりお申込みください)/当日受付もOK
※相談したいきものや帯、小物があればお持ちください。
※主催:(公財)京都和装産業振興財団
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