外見は無言のメッセージ
外見を磨けば自ずから内面も磨かれていく
木村公一のリメンズ蘇る男振りブログ。
お金持ちはものが少なく、美しさは簡素である
お金持ちはものが少ないってよく聞く。
お金持ちは「安物買いの銭失い」とは程遠く
一品一品が高価でこだわりのある品であることが多く
それを大事に長く使うためです。
ものを大切にする
ことから始まり、人間性、言葉使いにまで
発展していくのだろう。
所作も同じくテクニックとして意識した動きは
どこか、ぎこちなくなってしまう。
実は美しさは簡素の中にあります。
美しく見せようという作為のある所作は
どれだけ巧みにその企てを隠しても、必ず
どこかにそれが透けて見えてしまう。
だけど、そんな企てた作為から離れて
動きの無駄を省いていくと、
一つ一つの動きが自然に丁寧になっていく。
丁寧な動きには心が宿っていく。
丁寧に一つ一つをおこなうと、
体と心が一体になった美しい所作になっていく。
やっぱり内面からにじみ出る美しさと
それを伝える外見、所作は同じなんです。
いかに余計なものをそぎ落としていくか。
枯山水が見るものの心を打つのは
そんな簡素さの終着にあるのかもしれない。