福崎希美です
令和5年度
文化庁伝統文化親子教室事業
後援 西宮市
夏休みこども茶道お茶会
無事開催いたしました!!
この記事では当日の様子をレポートいたします。
会場は、昨年と同じく
ヴォーリズ建築を守る活動をされている
アメニティ2000協会の建物、草志舎。
お茶室の隣は、
ステンドグラスの光と木のぬくもり、
世界のアンティーク家具が調和した洋室です。
お軸は「清流間断無 せいりゅうかんだんなし」
川の清らかな流れを表し、
自分自身も清流でいられる様に意識しよう、
と気持ちが引き締まる言葉です。
こどもたちも次々到着。
ゆかたに着替えて、最終稽古をして
いざ本番。
4回のリアル稽古と、2回のオンライン稽古で
どの子たちも動きが体に入りました。
3部制で開催し、お運びとお客さま役、
どちらもしっかりと経験してもらいました。
こどもたちの吸収力には、驚かされっぱなしです。
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こどもたちの感想
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・楽しかった!またお茶会に出たい
・茶道をもっと続けて、
お抹茶がクリーミーに点てられるようになりたい。
・緊張したけど、楽しかった。
・今まで食べた和菓子の中で、一番美味しかった。
和菓子をもっと知りたい。
・この会場すごく綺麗!泊まりたい!
・来年も参加したい。お水屋がやりたい
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参加者のご感想
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・別世界の1日でした
・特別で、とても贅沢な体験をさせてもらいました。
・我が子がちゃんとした作法ができてて、感動しました。
・どの子も動きが綺麗で、見ていて清々しかったです
・楽しく和文化体験を親子でさせてもらえて、
ありがとうございます。
・こどもたちの浴衣姿が可愛くて、日本文化の素晴らしさを改めて感じました
皆さま、ありがとうございます!
この教室開催の目的は、
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本物に触れ、
五感を磨き人生の土台になる体験
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ガラス(ギヤマン)の涼やかさや
炭の熱さ、湯気や釜からのシューシューという松風の音。
もてなす側としての
気配り・目配り・心配りの楽しい体験。
こういった一つずつが、
人生の土台を作っていきます。
私自身、10歳頃に
祖母の着物姿や和風の邸宅が「すごくいいな!」と感じ
12歳で初めて乗った飛行機で、
CAさんの美しさと丁寧なおもてなしに感動した、
*当時乗り物酔いが激しく、
何度もCAさんが様子を見に来て下さり、
笑顔で何かと心配りをしていただいた事を覚えています
という原体験があり、今につながっています。
和菓子はあおやま菓匠さんに作っていただきました。
西宮のキャラクター「みやたん」の
上生菓子も作っておられます。インスタはこちら。
https://www.instagram.com/aoyamakashou/
蹲(つくばい)金魚です。
「金魚が池で泳いでる!!」
「食べられるの???何の味?」
「どうやって作るんだろう」
「今まで食べた和菓子の中で、一番美味しい」
と、こどもたちも興味深々。
上生菓子(じょうなまがし)と呼ばれる和菓子になりますが、
現代の家庭生活でいただく機会は
ほとんどないかも知れません。
だからこそ、
より楽しく貴重な経験になります。
ものづくりや芸術への興味へと、広がっていきます。
お茶会チームと、運営チーム。
気心が知れた皆さまのおかげで、無事スムーズに
開催する事ができました。
本当にありがとうございます。
番外編として、
令和スタイル稽古の様子、
お茶会と同時開催した
夢を書くメッセージツリーとミニミニ音楽会の様子も
ぜひご参照下さい
こちらは、待合のウエルカムぬいぐるみ^^
皆の家にぬいぐるみが沢山あり、
持ってきて飾ってもらいました。
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これからの展望
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和文化・こどもたち・世界・多世代交流・芸術文化
このあたりがキーワードになります。
夢は、
世界中でこどもたちとお茶会をして、心をつないでいく事
2025年万博のひょうごフィールドパビリオンに、
上記キーワードをもとに参画する予定です!
昭和の写真っぽいけど、2023年8月撮影です^^
息子が着てるのは、
40年前に私のいとこが着てたゆかた。
和服はサステイナブル。