マンションの管理で資産を守る！資産を下げにないために大切な事とは！
マンションは管理を買えとも言われていますが、マンション管理は資産価値に大きく影響してきます。
マンション管理について学びたい、資産を守っていきたいと思っている方へ。
本記事ではマンションの管理についての内容を解説します。
1.マンションの自主管理と委託管理とは！
マンションの管理会社には大きく分けると、建物管理（マンション全体）と賃貸管理（各お部屋ごと）の2つに分けられます。
ここでは、マンション全体としての資産について考えていきたいので、建物管理（共用部分）の管理についてみていきます。
マンション全体（共用部分）の管理では、自主管理と委託管理がありますが、それぞれメリットとデメリットがあります。
ピンと来ないかもしれませんが、マンション管理は資産価値に大きく影響してくる大切な部分ですのでポイントを見ていきましょう
【自主管理と委託管理の違いは】
・管理組合で行う管理をマンションの住民でやるのが自主管理
・管理組合で行う管理を管理会社に委託するのが委託管理
【自主管理のメリット】
✔︎費用は安く抑えられる
✔︎住民が協力しているので責任感がうまれる
・デメリット
管理の専門家がいないと住民の業務の負担が大きくなったり、法律が改正されても気が付かずに違法な管理をしていたり、修繕積立金を積み立てていないため適切な修繕ができなかったり、そもそも管理費と修繕積立金の区分経理をしていないなどがあげられます。
税理士、弁護士、マンション管理士などの専門家がマンション内にいる場合にはいいのですが、素人が簡単にできるかどうかは難しいところです。
【委託管理のメリット】
✔︎会計業務などは法律に沿って、管理費等の出納や滞納者への督促などもをしてくれる
✔︎年度の収支関係や、予算の策定などをしてくれる
✔︎法律で決められた点検の実施、行政への届け出、報告などをしてくれる
✔︎修繕についての提案をしてくれる
✔︎ほとんどの管理会社は緊急の電話を24時間受け付けている
・デメリット
管理会社等に委託すると、その分費用がかかってきます。そして、管理会社任せにしてしまうと
管理について住民で協力するという事が少なくなってきます。管理会社が提案してくる工事や委託内容が適切なのかの判断がしづらいです。
自主管理は、費用が安価に抑えられる分、高齢化、賃貸化が進むと業務の負担が大きくなるにゃー。
2.資産価値を下げないために大切な事とは！
今、自主管理をしていて管理会社を探しているというマンションでは、複数社を比較して管理会社を決めることになると思います。
しかし、比較しても大事な箇所がよくわからないのではないかと思いますので、まずは専門家に相談するのがお勧めです。
経年劣化で資産価値は減少していきますので、必要な管理と修繕をしていく事が資産を守っていくことにも繋がります。
また委託管理でも管理会社を変更したいと考えているとういマンションでしたら、マンションによって優先事項が異なってきますので、できれば専門家に相談してみることをお勧めします。
各マンション管理士会では、最初は無料で相談にのってくれるところも多いですし、自治体によっては理事会などにマンション管理士を無料で派遣したりできる制度もあります。
【管理費を削減したい場合】
たとえば、こんなことで管理費が削減できる事があります。
・点検業務など、どの業者が実施してもあまり変わらないものは点検業者を変更すれば削減できる可能性はあります。
・エレベーターや自動ドアなどの大きな修繕後に機械が変わるので、保守点検の金額も変わってくる事があります。大きな修繕に合わせて修繕、点検業社の変更の検討すれば保守点検などを削減できる可能性はあります。
・給水方式の変更によって受水槽が不要になることで、受水槽清掃などの点検はなくなりますし、給水ポンプが不要になれば、ポンプの点検費もなくなります。（マンションによって給水方式が異なります）
・マンションでインターネット設備を導入し管理費から支出している場合に、インターネット業者を変更することで支出を減らす事ができます。（業者によっては容量やスピード、メールアドレスなどが変更になることもありますので事前に確認をしておきましょう）
・インターネットでいつでもどこでも学べる自己啓発のイーライフスタディー
→マンション管理士業務主任者資格
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