知恵があなたの心に入り
知識があなたの魂に快いものとなるとき
思考力があなたを守り
識別力があなたを保護するだろう。
by聖書
古本で、縦書き、歴史的仮名遣いの聖書を見たことあるのですが、
あれを見るまで、聖書が古典の一つだと思いつかなかった…。
ちょっと考えれば、紀元前に書かれた書物なんだから、
そして鉄砲と共に伝来したのだから、
古い仮名遣いの聖書があっても、不思議はないのだけど。
イソップ物語が、「伊曾保物語」として江戸時代初期に書かれているのだし…。
鎖国があっても、隠れキリシタンは連綿と続いていた訳だし…。
で、これまた昔の作品です。
いろいろとバランスとか、直したい感じ(苦笑)
この二人、オリキャラだったよなぁ…名前忘れたけど。

知識があなたの魂に快いものとなるとき
思考力があなたを守り
識別力があなたを保護するだろう。
by聖書
古本で、縦書き、歴史的仮名遣いの聖書を見たことあるのですが、
あれを見るまで、聖書が古典の一つだと思いつかなかった…。
ちょっと考えれば、紀元前に書かれた書物なんだから、
そして鉄砲と共に伝来したのだから、
古い仮名遣いの聖書があっても、不思議はないのだけど。
イソップ物語が、「伊曾保物語」として江戸時代初期に書かれているのだし…。
鎖国があっても、隠れキリシタンは連綿と続いていた訳だし…。
で、これまた昔の作品です。
いろいろとバランスとか、直したい感じ(苦笑)
この二人、オリキャラだったよなぁ…名前忘れたけど。

ゆく時の流れは絶えずして、しかも、もとに戻らず。
脳裏に浮かぶ単語は、かつ消え、かつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。
世の中にあるテスト、またかくのごとし。
たましきの解答用紙のうちに、文字を並べ、難度を争へる、憎き、いやしき、教師の問題は、時間を経て、解くものなれど、これをまことかと尋ぬれば、正答は稀なり。
あるいは、誤字にて、減点となれり。
あるいは、氏名忘れて、0点となる。
記憶もこれに同じ。
公式は変わらず、単語も多かれど、記憶に残るものは、二三十が中に、わづかに一つ二つなり。
夕べに暗記して朝に忘るる習い、ただ水の泡にぞ似たりける。
知らず、覚えたはずの単語、何処より来りて何処へか去る。
また知らず、たかがテスト、誰の為にか心を悩まし、何によりてか人を喜ばしむる。
以上、知っている人は知っている、方丈記パロディーバージョン。
鴨長明さんが書いた、ちゃんとした原文は、こっち↓
ゆく河の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず。
よどみに浮かぶ泡沫は、かつ消え、かつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。
世の中にある、人と住処と、またかくのごとし。
たましきの都のうちに、棟を並べ、甍を争へる、高き、いやしき、人の住ひは、世世を経て、尽きせぬものなれど、これをまことかと尋ぬれば、昔ありし家は稀なり。
あるいは、去年焼けて、今年造れり。
あるいは、大家滅びて、小家となる。
住む人もこれに同じ。
処も変わらず、人も多かれど、いにしへ見し人は、二三十が中に、わづかに一人二人なり。
朝に死に、夕べに生るるならひ、ただ水の泡にぞ似たりける。
知らず、生まれ死ぬる人、何処より来りて、何処へか去る。
また知らず、仮の宿り、誰が為にか心を悩まし、何によりてか目を喜ばしむる。
脳裏に浮かぶ単語は、かつ消え、かつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。
世の中にあるテスト、またかくのごとし。
たましきの解答用紙のうちに、文字を並べ、難度を争へる、憎き、いやしき、教師の問題は、時間を経て、解くものなれど、これをまことかと尋ぬれば、正答は稀なり。
あるいは、誤字にて、減点となれり。
あるいは、氏名忘れて、0点となる。
記憶もこれに同じ。
公式は変わらず、単語も多かれど、記憶に残るものは、二三十が中に、わづかに一つ二つなり。
夕べに暗記して朝に忘るる習い、ただ水の泡にぞ似たりける。
知らず、覚えたはずの単語、何処より来りて何処へか去る。
また知らず、たかがテスト、誰の為にか心を悩まし、何によりてか人を喜ばしむる。
以上、知っている人は知っている、方丈記パロディーバージョン。
鴨長明さんが書いた、ちゃんとした原文は、こっち↓
ゆく河の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず。
よどみに浮かぶ泡沫は、かつ消え、かつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。
世の中にある、人と住処と、またかくのごとし。
たましきの都のうちに、棟を並べ、甍を争へる、高き、いやしき、人の住ひは、世世を経て、尽きせぬものなれど、これをまことかと尋ぬれば、昔ありし家は稀なり。
あるいは、去年焼けて、今年造れり。
あるいは、大家滅びて、小家となる。
住む人もこれに同じ。
処も変わらず、人も多かれど、いにしへ見し人は、二三十が中に、わづかに一人二人なり。
朝に死に、夕べに生るるならひ、ただ水の泡にぞ似たりける。
知らず、生まれ死ぬる人、何処より来りて、何処へか去る。
また知らず、仮の宿り、誰が為にか心を悩まし、何によりてか目を喜ばしむる。
(雄略)天皇、葛城の山の上に登り幸しき。
ここに大猪、出でき。
…中略…
かれ天皇問ひて曰りたまはく「然らば、その名を告れ。すなはち、各名を告りて矢を弾たむ」とのりたまひき。
ここに答へて曰さく「吾先に問はえき。かれ、吾先に名のりせむ。我は悪事も一言、善事も一言、言ひ放つ神、葛城の一言主の大神なり」とまをしき。
天皇、ここにおそれ畏みて申したまはく「かしこし。我が大神。うつしおみならむとは、覚らざりき」申して拝み奉りたまひき。
《ややこしい敬語を無くして今風に訳すと》
雄略天皇が、葛城山に登りました。
おっきなイノシシが、やってきました。
…いろいろとにらみ合いがあって…
天皇が「名前を教えろ。名乗り合ってから、戦おうじゃん」といいました。
巨大イノシシは「いいだろう。私こそ、悪い事も良い事も一言で予言し、実現させる力のある神、葛城に住んでいる、一言主(ひとことぬし)だ」と言いました。
天皇は、これを聞いて態度豹変し「失礼しました、偉大な神様。本当に実在するとは、知りませんでした」と頭を下げました。
もののけ姫を見ている時、
あの巨大イノシシが「オコトヌシ」と呼ばれていて、
ああ、古事記だ…と判った人は、絶対に古典好きだ(笑)
ちなみに、千と千尋を見ていて、ハクの本当の名前を知った時、
うお、古事記と日本書紀の裏歴史だ…と思い当った人は、かなりの古代史好きだ(苦笑)
…くす。
論争があるのですよ。
本来の「大和の国」建国者はニギハヤヒである、という。
藤原不比等と推古天皇によって、歴史書から抹殺されたのだと。
で、そんな歴史でもめちゃめちゃマイナーどころ、
大化の改新から藤原不比等が立身出世する時代を舞台にした漫画がありまして。
長岡良子、という漫画家さんが描いていたんですが。
新たな制度をつくるために、過去の言い伝えや歴史を冷酷に切り捨て、造り替えていく野心家の藤原不比等。
その不比等の前任者で、ある意味正統な歴史や言い伝えを守っていた人間が、大好きだったのです(笑)
ええ、政治闘争の中、壬申の乱目前で早世しちゃいますけど。
その好きなキャラたちを勝手にミニサイズに描いて遊んでいたんですね(笑)

というわけで、こっちの絵なら、まあ、カラーでもマシか、と(笑)
うん、竹取物語のあの絵の一年後くらいかな…。
ここに大猪、出でき。
…中略…
かれ天皇問ひて曰りたまはく「然らば、その名を告れ。すなはち、各名を告りて矢を弾たむ」とのりたまひき。
ここに答へて曰さく「吾先に問はえき。かれ、吾先に名のりせむ。我は悪事も一言、善事も一言、言ひ放つ神、葛城の一言主の大神なり」とまをしき。
天皇、ここにおそれ畏みて申したまはく「かしこし。我が大神。うつしおみならむとは、覚らざりき」申して拝み奉りたまひき。
《ややこしい敬語を無くして今風に訳すと》
雄略天皇が、葛城山に登りました。
おっきなイノシシが、やってきました。
…いろいろとにらみ合いがあって…
天皇が「名前を教えろ。名乗り合ってから、戦おうじゃん」といいました。
巨大イノシシは「いいだろう。私こそ、悪い事も良い事も一言で予言し、実現させる力のある神、葛城に住んでいる、一言主(ひとことぬし)だ」と言いました。
天皇は、これを聞いて態度豹変し「失礼しました、偉大な神様。本当に実在するとは、知りませんでした」と頭を下げました。
もののけ姫を見ている時、
あの巨大イノシシが「オコトヌシ」と呼ばれていて、
ああ、古事記だ…と判った人は、絶対に古典好きだ(笑)
ちなみに、千と千尋を見ていて、ハクの本当の名前を知った時、
うお、古事記と日本書紀の裏歴史だ…と思い当った人は、かなりの古代史好きだ(苦笑)
…くす。
論争があるのですよ。
本来の「大和の国」建国者はニギハヤヒである、という。
藤原不比等と推古天皇によって、歴史書から抹殺されたのだと。
で、そんな歴史でもめちゃめちゃマイナーどころ、
大化の改新から藤原不比等が立身出世する時代を舞台にした漫画がありまして。
長岡良子、という漫画家さんが描いていたんですが。
新たな制度をつくるために、過去の言い伝えや歴史を冷酷に切り捨て、造り替えていく野心家の藤原不比等。
その不比等の前任者で、ある意味正統な歴史や言い伝えを守っていた人間が、大好きだったのです(笑)
ええ、政治闘争の中、壬申の乱目前で早世しちゃいますけど。
その好きなキャラたちを勝手にミニサイズに描いて遊んでいたんですね(笑)

というわけで、こっちの絵なら、まあ、カラーでもマシか、と(笑)
うん、竹取物語のあの絵の一年後くらいかな…。
今は昔、竹取の翁といふものありけり。
野山にまじりて竹を取りつつよろづのことにつかひけり。
名をば讃岐の造となむいひける。
その竹の中にもと光る竹なむ一筋ありける。
あやしがりて寄りてみるに、筒の中光たり。
それを見れば、三寸ばかりなる人いとうつくしうてゐたり。
翁いふやう
わが、朝ごと夕ごとに見る竹の中におはするにて知りぬ。子になり給ふべき人なめり。
とて手にうち入れて、家へ持ちて来ぬ。
妻の女にあづけて養はす。
うつくしき事かぎりなし。
いと幼ければ、籠に入れて養ふ。
竹取の翁、竹を取るに、この子を見つけて後に竹取るに、節をへだててよごとに、黄金ある竹を見つくることかさなりぬ。
かくて翁、やうやうゆたかになりゆく。
この児養ふ程に、すくすくと大きになりまさる。
三月ばかりなる程に、よきほどなる人になりぬれば、髪あげなどさうして髪あげさせ、裳着す。
帳のうちよりも出さず、いつき養ふ。
この児の容貌けうらなること、世になく、屋の内は暗き所なく、光満ちたり。
翁、心あしく苦しき時も、この子を見れば、苦しき事やみぬ。
腹立たしきことも慰みけり。
翁、竹を取ること久しくなりぬ。
勢猛の者になりにけり。
この子いと大きになりぬれば、名を三室戸斎部の秋田を呼びてつけさす。
秋田、なよ竹のかぐや姫とつけつ。
この程、三日、うちあげ遊ぶ。
よろづの遊びをぞしける。
男はうけきらはず呼び集へて、いとかしこく遊ぶ。
世界の男、貴なるも賤しきも、いかでかこのかぐや姫を得てしがな、見てしがな、と音に聞き愛でて迷ふ。
そのあたりの垣にも家の門にも居る人だに、たはやすく見るまじきものを、夜は安きいも寝ず闇の夜に出でて穴をくじり、垣間見、まどひあへり。
さる時よりなむ、夜這ひとはいひける。
日本最古の物語には、ストーカーがいっぱい(笑)
物語で最初のストーカー被害者は、かぐや姫ちゃんです。
夜に這って不法侵入してくる男から、おじいさんは必死にかぐや姫を守ったのよね(笑)
いいお父さんだなあ……。
中坊時代の絵を発見した。
あー、これね。
初めて「竹取物語」の原文というか「古典」という世界を知って
「竹取物語」の絵本を作ろうとしたのよね…。
ある意味、私が古典の世界へ入って行った原点だ。
まあ、ほら。13才が描いた絵なんて、こんなものよね(笑)
でもそのまま公開するのも恥ずかしいので、ここは白黒で(笑)

野山にまじりて竹を取りつつよろづのことにつかひけり。
名をば讃岐の造となむいひける。
その竹の中にもと光る竹なむ一筋ありける。
あやしがりて寄りてみるに、筒の中光たり。
それを見れば、三寸ばかりなる人いとうつくしうてゐたり。
翁いふやう
わが、朝ごと夕ごとに見る竹の中におはするにて知りぬ。子になり給ふべき人なめり。
とて手にうち入れて、家へ持ちて来ぬ。
妻の女にあづけて養はす。
うつくしき事かぎりなし。
いと幼ければ、籠に入れて養ふ。
竹取の翁、竹を取るに、この子を見つけて後に竹取るに、節をへだててよごとに、黄金ある竹を見つくることかさなりぬ。
かくて翁、やうやうゆたかになりゆく。
この児養ふ程に、すくすくと大きになりまさる。
三月ばかりなる程に、よきほどなる人になりぬれば、髪あげなどさうして髪あげさせ、裳着す。
帳のうちよりも出さず、いつき養ふ。
この児の容貌けうらなること、世になく、屋の内は暗き所なく、光満ちたり。
翁、心あしく苦しき時も、この子を見れば、苦しき事やみぬ。
腹立たしきことも慰みけり。
翁、竹を取ること久しくなりぬ。
勢猛の者になりにけり。
この子いと大きになりぬれば、名を三室戸斎部の秋田を呼びてつけさす。
秋田、なよ竹のかぐや姫とつけつ。
この程、三日、うちあげ遊ぶ。
よろづの遊びをぞしける。
男はうけきらはず呼び集へて、いとかしこく遊ぶ。
世界の男、貴なるも賤しきも、いかでかこのかぐや姫を得てしがな、見てしがな、と音に聞き愛でて迷ふ。
そのあたりの垣にも家の門にも居る人だに、たはやすく見るまじきものを、夜は安きいも寝ず闇の夜に出でて穴をくじり、垣間見、まどひあへり。
さる時よりなむ、夜這ひとはいひける。
日本最古の物語には、ストーカーがいっぱい(笑)
物語で最初のストーカー被害者は、かぐや姫ちゃんです。
夜に這って不法侵入してくる男から、おじいさんは必死にかぐや姫を守ったのよね(笑)
いいお父さんだなあ……。
中坊時代の絵を発見した。
あー、これね。
初めて「竹取物語」の原文というか「古典」という世界を知って
「竹取物語」の絵本を作ろうとしたのよね…。
ある意味、私が古典の世界へ入って行った原点だ。
まあ、ほら。13才が描いた絵なんて、こんなものよね(笑)
でもそのまま公開するのも恥ずかしいので、ここは白黒で(笑)















