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心理コンサルタントの白瀧です。
さて、最近、寝不足気味なのか、昼間に強い睡魔に襲われることが多く、大変困っています。
寝不足と言えば、現代社会では、多くの人が慢性的な睡眠不足に陥っていると言われて久しいものです。
厚労省の2019年の調査によれば、睡眠時間が6時間未満の割合は男性で37.5%、女性で40.6%だったということです。
また、研究によると、女性の方が悪夢や不眠症などに悩まされやすいのだそうで、こうした性差の原因は、通常、月経にかかわるホルモンに関連があるとされています。
睡眠の調節を助ける働きがあるプロゲステロンという女性ホルモンは、月経周期の後半に低下することが多いからだそうです。
それでは、どれぐらい眠ればいいのかというと、厚労省の「健康づくりのための睡眠指針2014」では、成人の目安を6時間以上8時間未満としていますが、これはあくまでも目安であり、人によってさまざまでしょう。
十分な睡眠は、テストの得点、問題解決能力、学習の質、さまざまな行動の意欲、ひらめきや名案の思いつきやすさ、情報の吸収力といったものの向上と関連していることが、これまでの研究で示されています。
そして、睡眠不足は認知機能を低下させるため、集中した状態を保ち、作業に意識を向け、実行するのがより困難になることも示されています。
また、十分な睡眠は、記憶の固定化に大きな役割を果たしています。
記憶の固定化とは、脳がその日に学習したことや経験したことを整理し、再生し、保存して、後でアクセスできるようにすることです。
そのため、睡眠不足が続くと、記憶がうまく固定化されず、あいまいになって思い出せなくなってしまうのです。
一般的に、睡眠の質を高めるには、規則正しい睡眠スケジュールを守ること、暗くて邪魔されない睡眠環境を整えること、寝る前の食べ過ぎや、アルコールやカフェインの摂取を避けることが重要だと言われています。
そして、もう一つ重要なのは、寝る直前にパソコンやスマートフォンの画面を見ない、ということです。
就寝の少なくとも45分前からこうした画面は見ないようにするのがいいと言われています。
ただ、寝る前にスマホを見ないということが、現代の私たちの生活の中では一番難しいことかもしれませんね。
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