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心理コンサルタントの白瀧です。
さて、
「自分らしく生きる」、
最近多くの人たちが、この言葉をよく口にされます。
それだけ、多くの人たちが、自分らしい生き方ができていないと思われているのでしょう。
では、自分らしい生き方とは、どのような生き方を言うのでしょうか?
おそらく、多くの人たちが思っているのは、
自分の夢や理想を実現し自分の思い通りに生きていること、
そんな生き方を自分らしい生き方だと思われているのではないでしょうか。
つまり、人生を幸せにうまく生きている人こそが、自分らしい生き方をしている人だと思われているのだと思います。
そして、人生をうまく生きていないと思っている人、たとえば、他人に気を遣ってばかりいて自分の言いたいことが言えず非常に生きづらいと感じている人などは、どうすれば人生を幸せに自分らしく生きることができるのか、と日々悩まれているのではないでしょうか?
しかし、自分らしい生き方とは、決して、自分の夢や理想を実現し自分の思い通りに生きていることのみを言うのではありません。
有体に言えば、人生を幸せにうまく生きているように見える人も、人生をうまく生きていないと思っている人も、ちゃんと自分らしい生き方をされているのです。
なぜなら、人は、その人にとって有利な状況だけでなく、たとえ不利な状況であっても、必ずその人らしいやり方で対処しているからです。
言い換えれば、人は、自分らしく生きる方法以外に生きる術を学んでいないのです。
だからこそ、自分らしい生き方をどんなに探しても、なかなか見つけられないのです。
では、人生を幸せにうまく生きているように見える人も、人生をうまく生きていないと思っている人も、共に自分らしい生き方をしているとすれば、一体何が違うのでしょうか?
それは、自分らしさを社会に適応させる方法に違いがあるのです。
人生を幸せにうまく生きているように見える人は、自分らしさを適切な方法で社会に適応させているのです。
それゆえ、幸せでうまく生きているように見えるわけです。
これに対して、人生をうまく生きていないと思っている人は、自分らしさを不適切な方法で社会に適応させているのです。
それゆえ、非常に生きづらさを感じることになるのです。
先の例で言えば、他人に気を遣ってばかりいて自分の言いたいことが言えず非常に生きづらいと感じている人は、気配りという自分らしさを、過度に他人に気を遣うという不適切な方法で社会に適応させてしまっているために、自分自身の行動の範囲を狭くしてしまい、生きづらさを感じるようになっているのです。
そのため、気配りという自分らしさを、例えば他人を喜ばせることを考えるなど社会に貢献する適切な方法で適応させれば、人生を幸せにうまく生きることができるのです。
では、なぜ人生をうまく生きていないと思っている人は、自分らしさを不適切な方法で社会に適応させているのでしょうか?
それは、その方法しか学んでこなかったからです。
その方法しか訓練されてこなかったからなのです。
もし今、
「私は、自分らしい生き方ができていなくて人生をうまく生きていない」
と思っているのだとすれば、それは、自分らしい生き方ができていないのではなく、自分らしさを不適切な方法で社会に適応させているだけなのです。
従って、人生を幸せにうまく生きていくためには、どうすれば自分らしさを適切な方法で社会に適応させることができるのか、その術を学習し訓練する必要があるのです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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