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福場です。
イドあるところに自我をあらしめること。
これは、フロイトが治療について尋ねられた時に、そのようにこたえたそうです。
フロイトの精神分析については、ここでは詳しくは書きませんが、フロイトは、人格を局所論から構造論へと発展させた際に、イド(本能)、自我(調整能力)、超自我(自我理想)の葛藤から様々な問題を起こすと考え、現在の問題は、幼少期の親子関係が現在に転移されたものだと解釈していたようです。
問題解決するには、問題がある人は、常に快、不快原則で生きているので、それが現実原則で生きることができるようになることであり、これは、自我機能が強化される必要があるということです。
しかし、問題のある人は、常に自己防衛が働き、様々な問題を他者に投影したりして、現実を歪ませ見ないようにしているということでなのです。
つまり、観察的自我機能が働けば、問題は解決するということです。
イドあるところに自我をあらしめることができれば、自分で意識してコントロールできるようになるということです。
気づきの思考法でいうところの己の自己欺瞞に気づき、自分をモニターすることで、自分をコントロールできる(この表現はおかしいですが、理解しやすいように書いています。当たり前なんです)ということです。
ここでいう自我とは、人間の特徴的な機能である前頭葉のことといえるかもしれません。
人間らしさそのものなのです。
自分に気づけば、自ずと問題解決だけではなく、今何をすべきか、これから何をすべきかが見えてくるのです。
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