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心理コンサルタントの白瀧です。
さて、最近の研究によれば、辛抱強さを促進させる鍵は『セロトニン』という脳内物質が握っている、ということが分かったそうです。
これは、マウスを使った実験によって明らかにされました。
実験では、セロトニンを持つ神経細胞のみを選択的に刺激することができる遺伝子改変マウスを作成(そう聞くと、なんか可愛そうな気もしますが)し、将来の報酬を予測しながら待機している状況下で、セロトニン神経活動を増加させると行動にどのような影響が見られるかを調べました。
その結果、セロトニン神経を増加させると、我慢して待機する時間が飛躍的に延びた、というのです。
(この研究の詳しい内容は、コチラ をご参照ください。)
セロトニンには、本来、精神を安定させる効果があります。
そのため、セロトニンが不足すると、イライラしてものごとを諦めやすくなるというのは、納得がいきます。
また、セロトニンは、ストレスに弱いために、ストレスを強く受ける状況下では分泌されにくくなります。
それゆえ、ストレスの多い環境では、イライラし諦めやすくなるというのも頷けます。
私たちは、人が感じるストレスは、その環境に大きく影響されると思っていますが、それよりももっと強く影響するものがあります。
それは、自分に対する認識です。
もちろん、これは、意識的に感じている認識ではなく、無意識的に思い込んでいる認識のことです。
自分に自信があれば、当然のことながら、ストレスを感じることは少なくなります。
ストレスが少ないとそれだけセロトニンが多く分泌されるわけですから、辛抱強くなりものごとを諦めなくなります。
そうなれば、当然のことながら、ものごとがうまく行く可能性が高くなります。
これに対して、自分に自信が無ければ、当然のことながら、ストレスを感じることが多くなります。
ストレスが多いとそれだけセロトニンが分泌される量が少なくなります。
セロトニンの量が不足すると、イライラしてものごとをすぐに投げ出してしまうようになります。
そうなれば、当然のことながら、ものごとがうまく行かない可能性が高くなります。
人生を諦めず幸せに生きる鍵は、やはり自己への認識が大きく影響しているということが今回の研究からもよく分かるのです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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