今までのやり方は、たくさん漢字を書いて練習するというものでした。昔から、漢字はとにかくたくさん書いて覚えるしかないと言われていたし、自分もそう思っていました。なので宿題でも、毎日漢字ドリルの20問、漢字練習帳に練習させていました。ノートにして2ページみっちりです。
一方、10月に入り、練習のやり方を変えました。練習量を極端に少なくしたのです。1日漢字ドリル5問、ノート半ページです。今までの4分の1。ただし、「最高に丁寧な字で書いてくること」という条件付きです。少しでもはねていなかったり、はみ出していたり、角が曲がっていたりしたら、書き直し。
たったこれだけです。
「なんだ、そんなこと」と、ガッカリされた方も多いかもしれません。
僕も何か根拠があってこの方法を思いついたわけではありませんでした。子どもたちの様子を見ていて、量をこなす練習は、覚えるのが目的ではなく、書くことが目的になっているのでは、と感じたことがきっかけです。
まず、量を少なくすることによって、苦手意識を持つ子が減りました。
「たった5問なら練習してみよう」
「5問ならがんばれる」
やる気を持って練習に取り組む子が増えたのです。
やり直しをさせることについては「嫌がるかな」と思っていましたが、まったくそんなことはなく、直されないようにドリルをしっかり見て正しくていねいに書くくせがついたように思います。
やり直しになったとしても、たった5問です。
ちょっとの努力で、再び合格できます。
やる気を持ってがんばれる。
ちょっとの努力で達成できる。
だから毎日繰り返し練習しても苦にならない。
そんな点が、今回の高得点につながったのではと思っています。
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