◎:「07:自覚はないのですが、なぜ私は焦るのでしょうか?(前編)」の続きです
※:この記事は、きぼう堂のHP内ブログの「Kさんとの会話」シリーズから引越ししたものを加筆編集したものです。
※:きぼう堂のHP内ブログに似たようなテーマのブログ記事が多々ありますが、新い試みとしてKさんとさる先生という架空の人物の会話形式で書いてあります。それにより反って今までよりも解り難くなるかもしれませんが、暫くお付き合いください。m(_ _ )m
尚、茶色の太字は、Kさんの言葉、普通の文字は、さる先生の言葉です。
Q:先回(「05:頑張って〇を点けて自分をあるがまま愛しているつもりなんですが…」)の中で、「私が焦っている」と指摘されましたが、そこのところをちょっと教えてください。
さて、早速じゃが、
えぇ、いきなりですか?
そうじゃ、前回は随分と脱線したからの。さっさと喋って、さっさと終わらすぞ。
いや~、随分とキャラが変わっちゃいましたね。
なんか適当な感じが、ヒシヒシと伝わってきますよ。
本当に大丈夫かな~。心配になってきましたよ。
Kさん、お前さんは随分と心配性じゃの。
人は見た目、外観だけで判断しちゃ損をするぞ。
要は中身じゃ。儂の話すことで判断せい。
はっ、はい、わかりました!
(見た目って、文章だけだからそんなのないのに・・・)
こう言ったこともお前さんの焦りの一つじゃぞ。
それを言うたくてワザとやったんじゃ。
そうなんですか?
いや、なんも考えておらん。適当じゃ。
さぁ、余計なことはさて置き、
お前さんの言う通り、ちょっとおさらいしようかの。
お前さんは、
「なぜ自分が焦ってい自覚が無いのに「焦っている」
と指摘された理由を
この会話の前任者のさる先生に聞きたかったんじゃな。
そうです。
なぜ「私が焦っている」のが分かったのか?
そこが知りたかったんです。
これを説明するのは、難しいんじゃ。
だから一言で言えないから話全体で理解して欲しい、
このテーマの前編で儂は言ったんじゃな。
そうです。
うん、分かった。
まぁ、現時点では、端的に言うと、
Kさんは、自分を信頼していないということじゃよ。
それは当然のことながら人間の真の強さを知らんから仕方ないことじゃよ。
まぁ、Kさんだけでなく、
殆どの人が強さを勘違いをして理解しているからな。
しゃーないことじゃよ。
真の強さ?どういうことですか?
管理人の過去のブログ記事にも書いているが、
儂が言う強さは、「自分が幸せに生きる力」の強さのことじゃ。
でもな、
多くの人は、他者と比べてその結果から強さを認識しておるんじゃな。
そんなのは、儂から言えば、
強さとは全く関係のないレベルでの話であり、
勘違いも甚だしいものになるな。
えぇ~勘違いですか?
他人よりも優れていることは、どう考えても強いでしょ?
おおお、いい返しじゃ、期待通りじゃ。
あっ、ありがとうございます。
さて、お前さんを筆頭に皆が思っている強さは、他者に勝つことじゃろ。
何かで優れていると思ったときに自分は強いと感じるのじゃろ。
でもな、Kさん。
それを言い換えれば、
勝負して負けたときは弱いと思うし、
競わなくても周りが自分よりも優れたと思うときも自分を弱いと感じる、
ということになるな。
ならば、自分が強いと信じ続けるには、
いつも他者と比べて勝っていなければならないことになるのぉ。
でも、そんなことは無理じゃ。人は歳をとるからの。
いつかは負けるし、誰かに抜かれるのは必然じゃ。
生涯、勝ち続けるなんて不可能なことは、
ここで儂が言わずと誰もが知っていることじゃ。
だから、今は「自分を強い」と自信をもっていても
必ず自分が弱い者になる日が来ることを
いつだろうか?いつだろうか?
と心の中でドキドキしてるんじゃ。
Kさんもそうじゃろ? 自分を強い人間だ、とは思えんじゃろ。
まぁ、そうですね。
僕なんかとてもとても思えませんね。
自分で言うのもなんですが、比較的、平凡でからね。
良いところもあると思いますけど、でも、苦手もありますからね。
そもそも、人間なんて長所・短所があって当たり前ですからね。
優れたところばかりの人間なんていませんよね。
そうじゃ、Kさんの言う通りじゃ。
人間なんて所詮、そんなもんじゃ。
う~ん、確かに、さる仙人が言う様に、
他人と比べて常に勝って強いと思い続けることなんて出来ませんよね。
どんなチャンピオンだっていつかは負けますもんね。
そう、だから多くの人は、
自分を強いとは心の奥では思えていないんじゃよ。
例え、周りからチヤホヤされて今が絶好調で無敵のように思えても、
それが永遠に続くだろうと自惚れていても、
それでも心の奥に潜在的な不安はあるんじゃ。
そうですよね・・・・、
だったら、強い人間なんていないじゃないですか!?
さる仙人が言う「自分の人生を幸せに生きる強さ」がある人間なんて
いないんじゃないですか?
そうじゃ、居ないんじゃよ。
だから、
我々人間はな、常に心の何処かで不安を抱え、何かに恐れ、
いつもどこかで焦っているんじゃ。
それを前任者のさる先生は言ったんじゃ。
実はKさん、お前さんにだけ言った訳じゃないんじゃぞ。
だったら、私が焦ることも仕方ないということですね。
そうじゃ。Kさんが焦ることは仕方のないことなんじゃ。
人間である以上、Kさんも儂も焦ることは避けられないのじゃよ。
はぁ、
だったら焦らずにいることは、人間としては無理な話ですね。
残念じゃが、そうじゃな・・・・・。
って、それじゃ、この話は終わっちゃうじゃろ!!
実はな、視点を変えると、それがそうではなくなるんじゃな。
それが、真の強さの意味じゃ。
まぁ、管理人の過去のブログ記事に、
その辺りのことがいろいろと書いてあると思うから、
後から手当たりしだい探して読んでみてみい。
(スミマセン、管理人自身も余りに記事が多いので何処を読んでいいか分からなくなっています。)
そんでな、ここからはKさんがそれを読んだ、という前提で話をするぞ。
儂が言う「幸せ」とは、心のレベルのこと、つまり人間の内側のことじゃ。
平たく言うと、
うれしいな、たのしいな、気分がいいな、などを感じることじゃな。
でも、これらは内側だから自分しか分からない。
他者には分かりづらいものじゃ。
つまりはな、
人間の外側、形や外観のレベルではないということじゃよ。
儂のいう幸せは、比較や評価とは全く関係ないということじゃな。
はぁ、確かに個人の気持ちならば、そもそも比較なんかできませんよね。
そうじゃ、これに気づくと自分の周りの環境や状況で
心が左右されることがなくなるな。
それは世俗の価値観に振り回されないことであり、
仙人と呼ばれる儂のように心は平穏になり易くなるんじゃぞ。
そもそも、人生は自分のものじゃぞ!
他人と比べて、あーだ、こーだと思い悩むことではないのだぞ。
それにだな。
お前さんの人生に対して、
誰かが、あーだ、こーだ、といろいろ言ってきても、
その人達は、
お前さんの人生の全てを理解して言っている訳じゃないんじゃぞ。
その人達の価値観で判断した勝手な意見を言うとるだけじゃぞ。
そして、意見を言うても
その人達がお前さんの代わりに生きてはくれんし、
人生の責任も取ってはくれんぞ。
だからの、儂は、
「人生を他人の評価で生きることは全く意味が無いことじゃ!」
と思っとる。
これはKさんだけじゃなくて、誰にでも当て嵌まることじゃよ。
・・・・・・・。(Kさん無言)
おぉ、今回も随分と喋ったな。そんじゃ、ここらで纏めるぞ。
皆の持つ焦り、それは不安からじゃ。
その不安は、「自分は弱い人間だ」と思うことから生じちょるんじゃ。
そして、その弱さは、
何らかの基準で裁かれ評価されることによる優劣から生まれとる。
でもな、その基準は絶対的なものか?
その裁き、評価は真に正しのか?
ひょっとして何の根拠のない基準に振り回されておらんか?
他者との比較には本当に意味はあるのか?
他者との比較に自分の幸せは関係するのか?
もし、自分のことを弱くはないと思えたら、
自分を強いと認識出来たら不安は起こるのか?
だったら何に対して焦る必要があるのか?
まぁ、このことをよく考えてごらん。
もし、このことが理解できれば、Kさんの焦りは消えるんじゃがのぉ。
はぁ~・・・・。
大きなため息じゃな。
はい、なんだか大変だな~って。トホホ・・・、と思います。
どういうとろころが、大変じゃ、と思ったんじゃ?
いや~、いろいろと考えなきゃならんな~ってね。
そうじゃの。
まだまだ、お前さんの頭も心も、
形や外観のレベル、他人からの評価が強さと思っておるからの。
その価値観に囚われている内は、
内面のレベルでの幸せの意味が分からんよ。
実際に自分の心でその幸せを感じなきゃな。
難しいわい。
まぁ、今も言ったように、このことも焦ることはないんじゃぞ。
はい、
まぁ、兎に角、いろいろ過去のブログを読んでみます。
うん、前任のさる先生が言うとったように、
否定的な価値観は、まだまだいっぱい心の中に残っとる。
でも、一生を掛けてやればいいんじゃからな。
時間はいっぱいある。
そうですね。
私のキャラの年齢設定はフリーですから、
時間は無限にありますもんね。(笑)
そうじゃ、お前さんのキャラは年齢不詳が良いところ、
いくらでも時間はあるな。
って、そこは一般の人には通用しない設定だから却下じゃ!!(怒)
大切なことは、マイペースでいいぞ!ということじゃ。
何度でも途中で止めてもいいし、何度でも再開してもいいぞ。
どれも自分の人生じゃ、誰にも気にすることは無いからの。
これがマイペースじゃ。
そうですね。
私のペースで進んでみます。
そうじゃ、儂のように、気楽に、のほほ~んと生きてみなさい。
「 飄々といきましょう」とは、そういうことじゃ。
◎「09:」につづく
【注意】この話は、Kさんとさる先生という架空の人物の会話です。全てフィクションですので実在する人物や出来事等とは一切関係ありません。又、書かれている内容の真偽に関しても当方は一切責任を負いませんのでその点をご理解の上お読みください。
<お願い>
私のブログの一部には「治療中の会話の中で重要な部分だけでも後から思い出せる様にして欲しい」という患者様からのご要望が元で書き始めたものがあります。
従ってそれらは会話の一部分の要約であり、お悩みの内容や会話中の細かい質疑応答などは殆ど省略されています。
そのため、そのテーマについて全く私と会話をしたことが無い一般の人が読んだ場合、意味が通じず誤解を与えることもあると思います。
何卒、その点をご了承の上お読み頂けると幸いです。