キバコの本棚 -13ページ目

「ホメオパシー」


著者:伴 梨香
タイトル:ホメオパシー―海・森・大地の見えざる医師たち


ここ数日、怪しい鼻炎症状。花粉症…ではなくても、慢性的に過敏な鼻はいただけない。慌てて、そうだ今度こそホメオパシーと思っていたんだったと、検索。減感作と思っていたら、もっと奥深さがある模様。

軽く選んで通販、といかない感じなので、明日、専門ショップに行ってみることに。無知で行くのももったいないので、まず本を読んでみた。


しょっぱながこの本だったのは当たりだったかもしれない。

ホメオパシーの立ち位置がわかる。対症療法ではない、けれどもこの本ではそういう付き合い方もアリとしていて、その大らかさが優しい。


正直、読んで理解ができたかと言えば、そりゃ無理なのだけど。自然界、というモノの見方ができるのでそれだけでも損はないかも。

「わたし革命」


著者:有森 裕子

タイトル:わたし革命


以前、NHKラジオの朗読番組「私の本棚」で読まれて、気になっていた本。 小出監督 も絡めて興味があるし。

今、巷にポジティブシンキングがイージーに溢れすぎていて、「夢はかなえられる」は食傷気味なのだけど、この本は、言葉に厚みがある。


まじめ、ひたむき。「一生懸命はかならず勝つんですか?」の少女の問いに、考え、答えたくだりとか、心を打たれる。


有森さんは、何年か前に地元のチビッコマラソン大会に来たことがある。足の速い子も遅い子も、障害児も、ひとりも脱落せずに最後までがんばった。有森さんはそれぞれに併走した。それまで、暗くて理屈っぽい人だと思っていたけど、好きになった。確実に、場にチカラを与えている、すごいわと思った。


この本を読んで、ますます、すごいわと思った。勇気を贈れる人。格好いいなぁ。

「魂の自由人」


著者:曽野 綾子
タイトル:魂の自由人

気持ちのよい本だった。この前に読んだ「自分の顔、相手の顔 」は、うーん、そうとも言えないけどなぁ、なんて思うところもあったのだけど、こちらは清々しい。

自由になるために必要なもの、例えば責任、気合、覚悟、考える力、感度。読むと自分のサビを取ろうという気になる。

サムライっぽいというか、肝のすわった格好よさがある曽野氏。他のエッセイや、本領の小説も読んでみよう。

「自分の顔、相手の顔」


著者:曽野 綾子

タイトル:自分の顔、相手の顔―自分流を貫く生き方のすすめ


魂の自由人 」を読んでみようと探しに行って、目にとまったこちらを先に。


視野がとっても広いのか、「(その見方は逆に狭いんでは??)」と思わせられたり、よくわからないところはあるけれど、確かに「貫いて」いるお方。

そうだ、と勇気が湧いたり、うっ、すみません、と反省気分になったり。年長の大先輩からいいお話をいただいた感じ。


自分がぬるま湯であることを肝に銘じておかねばと、よい喝入れになった。

「なぜ、占い師は信用されるのか?」


著者:石井 裕之
タイトル:なぜ、占い師は信用されるのか? 「コールドリーディング」のすべて


ものすごく面白い、ってわけでもないのに読んでしまい、うん、なるほどと思うところがある。そして本棚の再読見込みコーナーに保管してしまう。

以前読んだ「コミュニケーションのための催眠誘導 」も同様。衝撃的な本でもないような気もするのに、引きが強い石井氏の本。


この本が出た時、友人との間で話題になり、「前作読んでおもしろかったけど、わざわざ買わなくてもいいタイプでしょ」なんてクールに言っていた自分、今になってうっかり買ってしまっている始末。

タイトル含めて、何か術中にはまっているのだろうなぁ。


小手先の会話術というよりも、言葉と感情と脳・身体のつながりの不思議みたいなものが感じられて興味深い。占い師に照らして説明しているから、わかったようなわからないような部分があるけれど。(狙い?)


特別な言葉を使うわけではないんだけど、違いが出る。会話っておもしろいなぁと思う。

「ベスト・フレンド」


著者:M. ニューマン, J. オーエン, B. ベルコビッツ, Mildred Newman, Bernard Berkowitz, 本明 寛, 野口 京子, 織田 正美

タイトル:ベスト・フレンド―新しい自分との出会い


人を愛するにはまず自分自身を愛する、って言い尽くされた言葉のようだけど、この本、その意味がわかりやすい。自分も近づける可能性が感じられる。

本はたとえ雑誌でもきれいにとっておく派だけど、これに限ってはマーカーをひいて枕元に置いておきたい。


近頃、こんな内容のものばかり触れる、本にしても出来事にしても。

呼ばれているのか、自分から探しているのか。虫の知らせじゃないけども、何かの知らせなのかと考えてもしまう。そしてちょっとだけ自分を変化させるよう意識してみている。


ともあれ、噛みしめておく。

「あなたこそ、あなた自身のベストフレンド」

「ふつうのくま」


著者:佐野 洋子
タイトル:ふつうのくま


おすぎの「バカバカバカ! 」のあとがきに寄せていた文がとってもよかったので、その佐野さんの絵本、図書館に読みに行った。有名な「100万回生きたねこ 」は貸し出し中、他の数冊の中から手にとったのがこれ。


なんともいえない味わい深さ。


がくがく怖くなる気持ち、ほっとする気持ち、悲しい気持ち、嬉しい気持ち、いろんな情緒がてんこ盛り。わーい、やったよ!みたいな能天気ではないところが、とてもリアル。


後半のくまの様子とか、ほんとすごい。他の絵本やエッセイも、読んでみよう。

「バカバカバカ!」


著者:おすぎ

タイトル:バカバカバカ!


ピーコとおすぎの「おすぎ」のエッセイ本。思いのほか、よかった。とてもよかった。


ゲイ雑誌「薔薇族」の連載に加筆したもの、15年もの月日があるのに、主張にブレが少ないように思う。「今」の気持ちを「当時と考えが変わりました」と変化を恥じず付け足していることも、しなやかに感じる。

手に取る機会のない「薔薇族」での連載が、こうして目にできたのは素敵。


男らしい。過敏というか過剰なところもあるけど、覚悟があるというか。それも意固地さのない覚悟。

マスコミの醜い部分を語ったり、腑抜けた世を憂うところ。私ももっと出来事を、意思をもって見ようと反省した。

それから、佐野洋子氏があとがきに登場。太鼓持ちでは書けない太鼓判、素敵だった。

「ハッピーバースデー」


著者:青木 和雄, 吉富 多美
タイトル:ハッピーバースデー


す、すんごい泣いてしまった。本を読んで泣くといっても、中盤、終盤、と「箇所」があるけど、これは「泣きっぱなし」と言ってもいい。

ネグレクト、いじめ、心の強さの源とは、命とは、…いろいろ詰まっている本。元は児童書で話題になり、それに加筆したものだというけど、ヘビーな児童書があるんだなぁと驚いた。


正直、道徳臭さがある。登場人物たちも物わかりが良すぎる。でも、そんな斜めな気持ちも吹き飛ぶほど、素直に感動もしてしまう。人間関係の紡ぎ合いは全方向。自分の「物の見方」を広げてくれる感じ。


広告で目にしていたけど、読んだきっかけはスクラップの「アメーバ図書館」。いい本に会えてよかった。

「運命は『口ぐせ』で決まる」


著者:佐藤 富雄

タイトル:運命は「口ぐせ」で決まる―「思いどおりの自分」をつくる言葉の心理学メソッド


再読。ありがちなポジティブ本で恥ずかしいのだけど、本棚にとってあったということは何か気に入っていたからであり。


繰り返し繰り返し、言葉に出す。先日聞いた小出監督の話、「しつこいほどQちゃんは一番になると言い続けた。信用されなかったけど、半年も言ってると不思議と脳が反応してくる。」を思い出したりした。


以前読んだ時よりも自分が冷めているものの、あぁそうだそうだ、という感じ。こうして気持ちを締めなおすことは悪くないなと思ったりもした。