「学び方がわかる本」
- 著者:L.ロン ハバード, 日本使える学習法の会
- タイトル:学び方がわかる本―勉強は楽しい!!
トム・クルーズさんが子供の頃、失読症だった、とつい最近話題になっていたけど、それを解決した素晴らしい方法と絶賛していたのがこの本。Amazonのレビューは大方が高評価。
本を開いてみると、うわっ、ほんと子供向け。当たり前だけれども。
で、書いてあることも当たり前のこと。アタリマエ…。
アタリマエだけど、実行したらすごいに違いない。
ひとつだけ気になるのが、「わかる」までに「時間の制限」とか「焦り」については?そんなことは気にせずやるべしということかな。
「おしゃべりはリズムにのって」
- 著者:梅田 規子
- タイトル:おしゃべりはリズムにのって―ニュー波の不思議
話している時の、母音の強度の波を分析。心理などがその波に表れているという。なるほどーと思うのだけど、自分のオツムが悪いせいか、ほんとのところ、よくわからない。ニュー波というのが、わかるようなわからないような、というままで読了。
ただ、「しゃべり」と「読み」の違いみたいなものが、よくわかる。
えー、とか、その~、とか、有声休止、言い淀みは、美しくしゃべる上でよろしくないとされているけど、「しゃべり」では正当な一員です、など、けっこう目からウロコ。言葉を発する根本のところから捉えているので、その理屈にホッとさせられる。
伝える表現を考えるのに、とてもとても勉強になる本だった。
「チャンスに勝つピンチで負けない自分管理術」
- 著者:長谷川 滋利
- タイトル:チャンスに勝つピンチで負けない自分管理術
元大リーガーの長谷川氏の本。現役中に書かれたもの。評判を聞いて読みたいと思っているうちに日が経って、今は引退してしまった。
長谷川氏には好印象を抱いているからかもしれないけども、とても読みやすいし、そうしてみよう!と思う。全てやれるとは思っていないけれど。
ひとつ、ホントにすごいと思ったのは呼吸と心拍数について。
読みながら試したら、弱点克服のヒントがひとつ見つかったようで嬉しかった。
氏の参考元の、これらの知識が凝縮しているジム・レーヤー「ビジネスマンのためのメンタル・タフネス 」も読んだことがあって、だから、既知のことだったかもしれない。でも、当時、感心も反省もしたのだけど、実践までに至らず。本でも、話でも、「身近さ」って大事なんだなとつくづく。。
「ささやく恋人、りきむレポーター」
- 著者:定延 利之
- タイトル:ささやく恋人、りきむレポーター 口の中の文化
「りきむレポーター」って何だろう?目次の中には「ニュースキャスターのスシュー」とか。なんだろなんだろと興味津々で読む。
中身は、しゃべりの観察。なるほど、解き明かせばそうか!と感心。
アナウンサーの実況のイントネーション、アクセントの実例解説とか、実際に音読して楽しめたりする。
でもこれ、ただの観察本?と疑問を抱いていたところ、最後に提言で締めくくる。
身近な不和、異文化との文化摩擦などにおいても、音声コミュニケーションはもう少し振り返って考えてみたほうがいいんでは、と。
まったくで。
「生命のバカ力」
- 著者:村上 和雄
- タイトル:生命のバカ力―人の遺伝子は97%眠っている
遺伝子研究の学者さん、村上教授の本。
火事場のバカ力のように、眠っている遺伝子をONにするには…。目覚めさせるヒントが書かれている。
それは、前向き!とか笑顔!とか、巷で言われていることなので、開眼するほどのインパクトはなかったのが正直なところ。
ただ、学者としての経験談が、心にヒット。
先が見えなくても、保証はなくても、積み重ねる。
遺伝子がONになって力を発揮する=超簡単に願いがかなう、みたいな、薄っぺらなことを言ってるんじゃないなと感動した。
「失言する人には理由がある」
- 著者:福田 健
- タイトル:失言する人には理由(わけ)がある
コミュニケーションの「成功例」 ではなく、「失敗例」に焦点をあてた本。
まさかそんな!みたいな話はなく、どれもこれも、あー、あるなぁ、と身につまされることばかり。こうして「本」として読むと俯瞰できても、その場の当事者になるとなかなか。
ただ、いずれにしても「余裕」の有る無しなのかなぁと考えさせられる。
文章も高圧的でないし、立ち止まって自分を省みるにはいい本だったかも。
「憲法はむずかしくない」
- 著者:池上 彰
- タイトル:憲法はむずかしくない
さすが元「週刊こどもニュース」のお父さん。わかりやすい本。
と言いつつ、読みきるのに何日もかかってしまったけど。
憲法について、やさしく解説して、操作しない程度の私見を加えて現実を直視するようにしつつ、結びは、読者に問う形。
簡単に答えは出せないけれど…、自然と「自分で考えてみる読者」になれる本。
「『うそじゃないよ』と谷川くんはいった」
- 著者:岩瀬 成子
- タイトル:「うそじゃないよ」と谷川くんはいった
小学上級以上、の児童文学。胸が痛む話。
何もかも、ひとつの嘘もないことが、完全に正しいことではない、と考えさせられる。
糾弾思考なところがある自分、相手にも背景があるということを頭の隅に置いておかねばと思った。
「オニババ化する女たち」
- 著者:三砂 ちづる
- タイトル:オニババ化する女たち
前半・反感、後半・同意、という感じ。
現代の女は、まったくもってダメ、のような言いように少々ヒステリックさを覚える。今、子供を産まないのは「お産が痛くて怖いから」だろうなどと、決めつけ感がどうも。
読み進めていたら、女性の生理の話。おぉっ、この人、「昔の女性はできていた 」の人か!! と気づく。かつて読んで、うーん、だった本。
どうも、読んでいると暗鬱な気持ちになってくる。
未婚者、子無し女性に対して、言い訳無用の非難姿勢。「女性」を語るなら、そのあたりの機微はどうなんだろうと疑問。
終盤は明るい気持ちで読めた。
「世代をつなぐ楽しみを生きる」の章など、素直な気持ちで読める。身体も見つめようと思う。
ただやっぱり、読後感を良くしようと気を使いながら読んでしまうのは、たぶん、筆者がやや高みに立っているからかなぁ。