最近、着ている服は、
「Yohji Yamamoto」が多いのですが、
いよいよA/W 2026-27が店頭にも並んでいっていますね。 (もっと前に受注会は始まってます)
VIDEO
このブランドについてVOGUEより引用すると、
山本耀司の服作りの哲学には、既成概念の破壊、反骨精神、脱構築といったものが貫かれている。モードな軸は決してぶれることなく、大胆で少し暴力的、ヤクザのような骨太な雰囲気を醸し出す持つデザインは、一つのサイズでかなり幅広い体格の人が着ることができ、そして着る人によって全く違う雰囲気や表情といった「味わい」を見せるデザインでもあるところが魅力であり、熱烈なファンを獲得している。 81年のパリコレで「黒の衝撃」と言わしめ、モード界の改革をもたらしたことを始め、アシメトリックなカッティングや、身体と服の間に空気をはらむようなゆったりとしたシルエットは、ボディコンシャスがファッションの慣習とされていた「常識」を覆すものであった。 素材感でみせるレイヤードやドレーピングで見せる独自のスタイルは、ファッションの美意識を書きかえることとなった。また、伝統的な男性服のスタイルを女性服にとり入れるなど、ヨウジヤマモトのコレクションは、ジェンダーの固定観念が打破したと評される。 VOGUE JAPAN
これに絡めて、
耀司さんの好きな言葉をご紹介すると──
ファッションデザイナーは、その瞬間のときめきや、まだ言葉にならないけれど「これからはこうあってほしい」という空気や思いを表現する 商売です。フランス語でいうところの「ici et maintenant (イシ・エ・マントゥノン)」、つまり「ここで、今」が大事だと思っているのです。
だから過去を振り返ることは嫌いです。僕の作った服が博物館のようなところに入るのも、本当は嫌なのです。できれば自分の存在を残したくない。
(山本耀司『服を作る モードを超えて』)
鵺を伝えようとしてくれている言葉は他にも。
どんな時代になろうと、布とはさみとミシンがあれば、そして五感さえあれば服を作ることができる。
そういう僕が対抗しようと思っているのは、たとえば法隆寺の五重塔。職人が木を見定めて、何百年ももつ建物を建てる。それと同じ感覚です。(略)
人間の体は顔と同様、全員が違う。僕が経験してきた服を作る上で難しいところを具体的に示し、そして、手で作るということがどういうことかを、社員たちにたたき込む。肉体と格闘することで出来上がる服があるんだということを見せていく。難しい言葉を使うとわからなくなっちゃうから。
これを幸せと思ってくれるかどうかわかりませんが、そこから何かを感じ取ってくれる人が五パーセントでもいればいい。そして、それを感じ取れる人は幸せなんだと思います。
これも素敵です。
具体的なデザイン画は描きません。まずは言葉、言い換えれば、キーワードのようなものをスタッフに伝えていくのです。キーワードはショーのたびに変わります。例えば2013年春夏のレディースの場合、このように伝えました。「なんとなく、今回は、生地がゆるゆるっと垂れて引きずるような、幽霊みたいな感じの服が作りたいんだ。プラスアルファでウエアラブル(着やすい)。つまりすぐ着られる服を」とね。言うことは抽象的です。
これを具体化していくわけですが、ショーのたびに初めての実験になるのです。そのために素材を担当するチームやパタンナーとのコミュニケーションが重要になります。例えば、パタンナーが「こういう感じで作りたいから、生地はこんな風なのがいい」というと、素材の担当者が具体的に素材を見せながら「これだと耀司さんが言っているイメージに合うと思いますけど」といってパタンナーに返す。ピンポンのようにアイデアのやりとりが続きます。
素材のチームは5人、パタンナーはメンズ、レディース各30人で構成されています。僕はさしずめオーケストラの指揮者か映画監督のようなもの。
僕自身、最初から具体的な服が明確に見えているわけではなく、おぼろげなんです。
話題に上がっている、
2013年春夏のレディースのコレクションはこれですね。
あと、
ご本人の動画も。
心の隅々にまではびこっている言葉の膜を、
丁寧に外していくことができると、
共感覚で鵺(ぬえ)を捉えることができる世界が現れてきます。 (僕は元々、鵺側の人ということを師匠から言われたことを思い出します)
そして、
その世界に移動ができると、
ゴールへ飛び石のように離散的に移動できる世界が観えてくるかもしれません。
膜を外さないといけない理由は、
僕たちは、無意識にどこかにある正解を探して、
それを言葉で捉えようとしてしまう傾向にあるからかもしれないのです。
その世界では残念なことに、
ありふれたゴールとは呼べないものしか見つからず、
境界(V=θ)に立つようなものにならないから、
心の奥底から掻き立てられるようなものにならないし、抽象度方向に立ち上ってこない、と。
それは、
ミメーシスでもありました。
そう考えると、
関係に存在していて、
普通には逃れられず競争に堕落してしまうことも観えてきます。(それを逃れる方法は情報空間にありました)
鵺については、
これまで何度か一緒にみてきました。
これらの言葉を読んでいくと、
ルー・タイスの言葉に手触りが出てくるかもしれません。
私があなたに厳しい課題を与えるつもりであることを最初に知っておいてください。私が何を言おうとしているのかを解き明かすのに苦労することもあるでしょう。しかし、一度理解して自分のものにすれば、周囲の人にも伝えることができます。チームを築き、自分の夢を実現させることができるのです。 (ルー・タイス『アファメーション』)
あと、
トレーニング界隈では、
アメリカのプロリーグで日本人が活躍していてかなり面白いです。
リージョンPro 優勝の田口さん
DC PRO 優勝の上里さん
すごすぎます。
最近の記事は、
一気にギアを変え過ぎた気もしているので軽めに?
最後に──
今週末の講座は
有り難いことに素敵なメンバーが集まり、
リアル参加は一旦締め切りにしていますが、
強い希望がある場合は個別にご連絡ください。
アーカイブのお申し込みも、
たくさんありがとうございます。
ではでは、今回はこの辺で。
Khronos / The salone|Hiro
追伸:
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