こうした小説のなかの登場人物は、ほかの登場人物が欲望に値するものを示してくれるのをあてにしているのである。(略)
ジラールの発見は物理学におけるニュートン革命のようなものだった。物体の運動を支配する力は関係の文脈のなかでしか理解できない。欲望は重力のように、ただ一つ、あるいはただ一人のなかに独立して存在しない。それは両者のあいだの空間に存在する。
(ルーク・バージス著『欲望の見つけ方』)
そういうことに対して
ペットボトルの物理的実在というのは、物理学によるならば波動方程式でしか記述できないはずです。とすれば、我々が見ているのは情報です。そして意識にあげることができた情報は操作可能です。その操作可能性のことを気功と呼んでいるのです。(略)
(勘の良い人はお気づきのように、気功とは煎じ詰めると「意識に上げること」です)。
意識に上げることが情報空間へのアクセスと操作なのです。
丁寧に意識に上げることができれば、より深く強くアクセスできます。アクセスできれば操作可能なのです。(略)
そしてそのプロセスで「意識に上げる」ことが気功の力の源泉です。
(物理学ではそれを「観測問題」と呼んでいます。観測が真空に物理的存在を生じさせるのです)
すべての生物には「ホメオスタシス・ダイナミクス」と呼ばれる生得的な仕組みが備わっており、それによって外部感覚刺激との相互作用から周囲環境についての情報表象が継続的に更新される。1990年代初頭、著者は、進化過程として人間におけるこのホメオスタシス・フィードバックサイクルが認知空間へと拡張され得るという仮説を提唱した(Tomabechi 1994a)。この仮説から人工現実システムへの研究につながり、その中には洗脳ダイナミクスとその影響についての調査も含まれていた(Tomabechi 1994b)。
人間の認知は孤立して発展するものではなく、社会など外部環境との継続的な相互作用によって成長する。
(苫米地英人著『自衛隊 認知戦軍 創設提案~戦略的影響力のパラダイムシフト~』)
知識で知っているだけ、という意味では、
気功も同じなのかもしれません。
気を送れなければ、脱洗脳はかなり難しいものになってしまうということです。(略)
気も洗脳だということです。
術者は被験者を変性意識状態にして、情報を送っていたのです。気の正体とは情報だったのです。(略)
これは変性意識の大きな特徴なのですが、自分が変性意識状態になると相手も変性意識状態になってしまうのです。なぜそうなるのかというと、第3章で紹介したホメオスタシス同調によるものです。(略)
気功師が変性意識状態に入れば、患者も変性意識状態に入ってしまい、情報空間が共有され、情報の書き換えがなされるのです。
(苫米地英人著『現代洗脳のカラクリ』)



