下垂には気をつけましょう。
胃下垂から眼瞼下垂、横隔膜の下垂、骨盤臓器の下垂などからアジュナの下垂まで。
下垂は老化に繋がり、健康から遠のいていくことなってしまう。
たとえば、筋肉は緊張すると下垂します。
反対にリラックスして適切に緩むと、重量に反するように上がってしまうのです。
リフトアップする。
弛緩させることがリフトアップに繋がることは、美容系に興味ある人たちには、よく知られたことだと思います。
有名なのはボトックス注射ですね。
これはボツリヌス菌の毒素を注射することで、筋肉を麻痺させ、弛緩させることで、リフトアップを意図します。(これをすると表情の豊かさとは逆方向に乏しくなります。筋肉を麻痺させるので。)
このように科学的なアプローチから気功技術は作られています。
オカルトのようにみえて理論を丁寧に辿っていくと科学的な風景が観えてくるのが本物の気功技術。
リフトアップを考えると気功技術はたくさんの技術に対応しています。
例を挙げると、ダイレクトに「筋肉」という技術から「NO(エヌオー)」という一酸化窒素の産生を増やす技術や「クンダリーニ」も有効だったり、「アリス式大周天」も有効だったりします。
今回の下垂について。
これに関してダイレクトに有効な気功技術があります。
なにかというと
Anti-下垂(アンチ下垂)
です。
これを造顔デザインの視点で考えてみると面白い風景が観えてきます。
たとえば、以前書いていたミューイング。
これも下垂に接続されていく話です。
当時から読んでいただけている方は継続されていますか?
ミューイングがうまく出来ていないと下垂してしまう。
どんな風に下垂していくかというと、
上顎に舌をつけられずに、下顎に載せてしまうと、その重みによって、下顎は下がってしまって口を開きやすくなって、口呼吸になりやすくなり、
口呼吸によって身体の機能を低下させていき、皮膚はたるみ、血色が悪くなり、肌荒れしやすくなったり、しみやシワが出来やすくなったり、老化が加速したように感じられやすくなっていきます。
下顎がだらっと下がってしまうことで、顔の皮膚も筋肉もすべて下に引っ張られて下垂させてしまう。
たったひとつのきっかけが、ドミノを倒すように連鎖的に影響を及ぼしていきます。
こういうことは多分にあります。
ぼくらは内臓も下垂し、脳も下垂し、上顎下顎も下垂し、眼球も下垂していると考えることです。
もうひとつ眼球の下垂も「Anti-下垂(アンチ下垂)」はかなり有効です。(造顔デザインではがっりいれています)
やり方はシンプルです。
右目でも左目でもどちらでも良いので必ず片方を選び、眼球に優しく触れます。まぶたの上から触れてください。目を閉じて眼球に触れ、その丸さを感じます。丸さと柔らかさを感じます(くれぐれも強く押さないように)。
次に眼窩に触れます。これもぐるりと丁寧に押していきます。これだけでも目はスッキリし始めます。
そうやって、触れることで脳内に眼球の地図を転写していくイメージを持ちます。
そして、どちらか片方の目を(情報的に)取り出します。
カチャッと言って、取り出しましょう。
そして取り出した眼球(の情報)を共感覚で捉えて(気の玉と同じ感覚で捉えて)、その感触を味わいます。ある程度、味わったら、おもむろに「Anti-下垂(アンチカスイ)」とマントラして、持ち上げます。ほんの少しだけ持ち上げます。
すると目の感触が少し変わり、顔の感触が少し変わり、鼻が通ったり、眉間がむずがゆくなったりましす。それらがフィードバックです。うまくいっている証拠です。
そしたら鏡で顔をチェックしましょう。
片方の目だけがわずかに上がっているので、少し顔がいびつになります。
眼瞼下垂などが少し解消したり、目の下の気になる部分が解消したりしています。
ポイントはよく観察すること。よく感じることです。まといのばブログ
気功技術は師匠の言うとおり無しでもできますが、あった方が結果の出方は違ってきます。
移動できるスピードが違うから。(例え話でこんなことを言われています。歩いて東京から大阪に行くのか、新幹線で東京から大阪に行くのか、その違いがある。移動できるのは間違いない、と。)
気功技術を伝授されて、繰り返しやると面白いくらい結果がでます。
繰り返しやることで、眼瞼下垂は改善して、目のたるみはなくなっていき、目の重さも取れていくのを感じられると思います。
目の疲れは取れて、目の下のクマも取れていく。
そして気付くのです。
いかに目が疲れていたのか、緊張した状態にあったのか、下垂して顔全体、身体全体へと影響させていたのかということが。
見た目も改善して綺麗になって初めて気付くのです。
それらを改善するためにの手術はたくさんあるし、やる人が多いのかメディアでの告知も結構多くみかけますよね。
ぼくが思うに、その必要性は多くの場合ないんじゃないかと。
そう密かに思っています。
眼球をリフトアップするステップは3つだけ。(これ以外にも応用できます。)
1、任意の情報を取り出して
2、持ち上げて書き換える
3、フィードバックを取る
のスリーステップです。
このステップを踏むだけで変化していきます。
簡単過ぎて怪しく感じるかもしれませんが、実際に変化が起きてしまうのを感じ取れると思います。
それほど、ぼくらの臓器は下垂しているのです。
任意の箇所を触れながら「アンチ下垂」とマントラして、5秒数えて待ってから変化を観てもらうと、より実感しやすいと思います。
最初はゆっくりと丁寧にやることをオススメします。
焦らずにひとつひとつの変化を観ていく。
その丁寧さが結果を大きくして、変化を加速させて劇的な変化に繋がることになっていきます。
小さな変化を感じられたら、それを増幅していけば偉大な結果に繋がる未来が待っているので、楽しんでやっていきましょう。
変化を感じられて、楽しさを感じられたら、繰り返し、繰り返しやっていくことです。
ぜひ、突き抜けた美しさを手にいれていきましょう!