骨盤に触れて身体の地図をデザイン(最適化)し直すと身体が綺麗になるということを前回書きました。
骨盤の地図が正しく意識に上げられると、脚は細くなり、ヒップの位置は高くなり、疲れづらい身体になっていきます。
これだけをひたすら繰り返すだけでも相当に変化は出てきます。
骨盤の位置やバランスは、ぼくたちの全身の連動した動きや健康、パフォーマンスに大きな影響を与えます。
部分は全体と繋がっている。
下半身のパフォーマンスが上がるだけでなく、全身に連動しているのでウエストも細くなります。
正しく腹圧をかけやすくなるので、ウエストが細くなる。
正しい状態へ身体が戻っていくのです。
ウエストが細くなって最適化された場所へ戻っていくと、肋骨も正しい位置に戻りやすくなり胸も膨らんできます。(骨盤が動かしやすくなると腸腰筋が使いやすくなります)
骨盤に触れることで脚は細くなり、ヒップは高くなり、ウエストは細くなり胸も膨らみやすくなります。
身体の地図を最適化させていくことで、部分は全体へ影響を与えて、変化していく。
セッションを受けている人は、ある場所の変化がフィードバックを取りながら進めていくなかで、心地よく全身のシルエットまで変化しているのを体感していると思います。(これが部分から全体へ影響を与える風景です)
全身が最適な場所へ戻っていくプロセスは意識に上がるとホルモンも大量に出るので幸福を感じられる。
特に胸は呼吸のしやすさを分かりやすく感じてもらえるので幸福感を感じやすいです。
いかに胸を押しつぶして生活してきたのか。
その苦しさは心地よい状態へ移動してからしか観えないのかもしれません。
認識出来ない状態は存在しないから。
変化した先にしか観えない世界。
差分によってしか認識できない世界ってあります。
このプロセスを繰り返していくことで身体のレベルをガンガンと上げていくことで本来の美しい状態へ戻していくのです。
身体のスタイル、ラインというのは生まれつきの才能のように思ってしまうかもしれません。
または圧倒的な努力と献身によって出来る、と。
必ずしもそんなことはありません。
意識をデザインすることで意図した姿へ変化していくことは可能なのです。
それが、情報空間を最適化させることで物理空間の身体も最適化されるということに繋がります。
地図を最適化させて認識する。
認識が目の前の世界を変えます。
情報空間を適切にデザインすることで物理的な身体も意図したスタイルに変化していきます。
骨盤は気軽に触れる場所でもあるので、気付いたら触れてみて変化を楽しんでもらえると嬉しいです。
で、触れることに慣れてきて骨盤の意識が上がり、臨場感を高められるようになってきたら坐骨に触れることもオススメです。
椅子に座るときなどに体重を支える骨。
であるはずが、多く人はズレて椅子などに座っています。
本来の機能である箇所の意識がないために坐骨で座ってください、といっても時間をかけて探さないと見つけられなかったりします。
意外と意識の薄い人が多い箇所です。
意識が薄くて認識がズレていることが多かったりします。
この坐骨の地図が間違っている、ということ。
間違っている地図を最適化させましょう。
立ってゆっくりと坐骨を探して、たくさん触れてから座ってみてください。
地図の修正はたくさん触れることです。
触れて慣れることで正しい位置は認識は修正されていきます。
坐骨を探すときのコツはバスケのディフェンスのスタンスを取ることです。(分かりづらいか。。)
これぐらいガチにやると触りやすいと思います。
坐骨はそれだけ普段は意識に上げていなかったりします。
肘を触ってください、膝を触ってください、などといったときには自然と触れることが出来ます。
けど、坐骨はすぐに触れられない。
これは臨場感の違いです。
身体には臨場感の濃度の違いが存在します。
全身に濃淡のマップがあるのです。
リップを塗るように唇にはすぐ触れることが出来たり、デコルテに意識があるみたいに鎖骨には簡単に触れられます。
けど、乳様突起に触れてください、上顎骨に、頬骨に触れてください、となったときに知識の問題もありますが、ちょっと探してしまうのは臨場感があまりないためです。(これらの骨の意識が上がるもリフトアップし、小顔になり、若返りが起こります。この話はまた追々)
この臨場感の濃度の最適化にも身体を美しい状態へ戻していくときとポイントになってきます。
どこの意識が薄いから身体のバランスが崩れて、使えなくなっているのか、スタイルが崩れてしまっているのか、スコトーマになってしまっているのかということがあるのです。
坐骨の臨場感が高くできると姿勢が良い状態で座ることが楽になります。
坐骨で座面を押すイメージで座ることで姿勢を良くすることができて体軸(センター)を通しやすくなります。(骨盤の前傾や後傾で押せない状態がみえたりします)
逆向きにいうと坐骨で座れていないと体軸を通すことが難しい、ということ。
これを日常に取り入れてみることで、何か新しいことを追加することなく体軸を作る練習ができてしまいます。
体軸が通ると自然と力んだ動きがなくなって、脚は細くなり、立つこと、歩くことが楽になって、その姿自体が美しくなっていきます。
これが骨がコツということのひとつです。
個別具体的なことはセッションでがっつりとやって変化を楽しんでいきましょう!