急に背が伸びて見晴らしがよくなりました。人工物がほぼ見当たりませんねえ。
左下の道は橋の架け替えだかの工事中。土地がたっぷりあるから仮道が豪快だことw
なにもない道路脇にポツンと展望台がありました。こんなに飾り気のない展望台初めてw
あ、背が伸びたってのはウソっすよ(真顔
真っ直ぐ伸びる砂利道にも惹かれます。この先には何があるのだろう。
↑の道に進む勇気も元気もないのでコンクリートの国道を引き続き進みます。
歩き続けて疲れてきたのでカメラを手にする頻度も減っていきます。気温は相変わらず5℃。手がかじかんで、鼻が痛くなるレベルです。5月だというのが信じられない。
道路はやがて森の中に入っていきます。
脇を見ると、道のようなものが伸びています。こんなん元気でも行けないわw
川口バス停に到着。そろそろ次のバスに追い付かれそうなので歩くのはここまで。
厚床駅から14km歩きました。こんな長距離歩いたのは初めてかも。
森の中の真っ直ぐ伸びた国道をバスがやって来ます。
車内は空でした。一日に3本しかない路線なので、特に真っ昼間のこの便は客が乗ってる方が珍しいのでしょう。
10分間乗車して東梅で下車。
国道沿いにはそれなりに建物が建っていますが、本当にこの近くに景勝地があるのだろうか。
あ、あった
坂を下りた先に干潟のようなものが広がっています。
やけに新しそうな(鳥の糞まみれの)橋で川を越えます。
先ほど渡った川は風連湖という湖につながっています。風連湖(元は海だった模様)と海の間にできた砂州で形成された湿地、原生林が「春国岱」という景勝地となっています。
湿地の上を木道が伸びています。
木道で小さな川を渡ります。右の陸地のすぐ向こうは海です。
木道を何かが歩いてきます。猫のようだけど何か違う。得体のしれない生物にゾッとしたのも束の間・・・
なんだ、キツネちゃんか。どんどん近づいてきます。
真横通るのかと思いきや下に降りて、すれ違ったらすぐに木道に戻る。
警戒している様子はありませんでしたが、まるでコミュ障のように目を合わさずに去っていきました。親近感w
ジグザグに伸びる木道。その向こうにはたくさんの枯れ木が立っています。
先に進むと枯れ木が増えてきました。
寒々しい枯れ木の林、曇天がまた寂寥感を引き立てます。見たことのない非現実的な風景に、不安とは裏腹に期待も高まります。
つづく