なんだか久しぶりな気がする乗り撮り鉄の旅。前回の宮崎・鹿児島の旅から2カ月しか経っていませんが、その間に近場でいろいろとお出かけをしていたので久しぶりな気がするだけみたい。
北海道の旅は2度目ですが、前回は道南方面を攻めたので今回は道東方面へ。北海道広すぎて一度じゃ回り切れねえ。
格安航空のバニラエアで新千歳空港まで。早めにチケットを買ったので成田から5000円くらいでした。もはや東北行くよりも安いなあ。
乗り継ぎがシビアなので小走りで地下の新千歳空港駅へ。なんとか快速エアポートに間に合いました。
ガッカリロングシート車でしたが、一駅で降りるからいいや。南千歳で下車。
↑テールライトが点いてこちらが後ろ側だということに注目。空港発着の列車は南千歳駅構内で右側通行になっています。
空港発列車の対面には苫小牧行きが到着。
なるほど、南千歳駅構内を右側通行にすることで反対方向の苫小牧方面の列車とホーム上で乗り換えできるようにしているのですね。なかなか親切なシステムです。札幌方面は直通なので乗り換えする必要はありません。
空港行きが駅手前のポイントで転線して右側通行で到着。苫小牧方面からの乗り換えもラクラクです。
青帯の車両は指定席のuシート車。この列車はuシートもほぼ満席の盛況でした。
苫小牧行きが出ていったホームに1両の夕張行きディーゼルカーが到着。これに乗ります。
南千歳を出て室蘭本線と別れると、早速北海道らしい雄大な景色が車窓に広がります。
林の中のような信号場で上りの特急「スーパーとかち」の交換待ち。
交換の特急が遅れていたのでこちらも結構遅れて信号場を発車。
次の追分では後続の「スーパーとかち」に道を譲るため12分間の停車。
帯広行きの「スーパーとかち」が到着。こんな色だったっけ?
真ん中の一両だけ見覚えのある色w
「スーパーとかち」が出ていったらすぐに発車。これで数分遅れが回復しました。お見事w
再び、車窓には内地の人間が憧れる景色が広がります。
マイルドセブンの丘的な木立を発見!
追分から12分で次の川端に到着。ここでは釧路発の上り「スーパーおおぞら」の交換待ちのため7分間の停車。
この停車時間が気分転換にちょうどいい。
駅の裏には客車が置かれています。
↑パークゴルフ場の施設として利用されていましたが、パークゴルフ場が廃業してしまったため放置状態の模様。
ポイントへの積雪防止のためのシェルターをくぐって「スーパーおおぞら」が通過。
南千歳を出てから1時間くらい経ちますがまだ2駅目。距離感がもう桁違いだねw
新夕張で帯広方面の石勝線と分かれると(こっちも一応石勝線だけどw)、普通列車が一日5往復走るのみの閑散区間に入ります。しかし駅の間隔は狭くなり、短いところでは一駅3分くらいで着きます。
意外にも途中の沼ノ沢や南清水沢で地元の方と思しき乗車があり、清水沢で降りていきました。夕張市は清水沢を中心としたコンパクトシティ化を進めているのでさまざまな施設やお店が集まっているのでしょう。
終点の夕張に到着。思いの外シンプルな駅構内。
夕張駅は2度移転していて、初代は2km先にあったそうです。現在の駅はJR化後に移転しました。JRが造ったなら殺風景なのも納得w
なにもない駅なので列車はすぐに折り返し発車。さようなら~
右のシャレオツな欧風の建物が駅舎。背後の大きな建物はホテルマウントレースイ。
駅の左には「ゆうばり屋台村」というお食事処が。
屋台村の中の店で、夕張名物だというカレーそばを頂きました。炭鉱夫たちが食べていたスタミナの付く料理だそうですよ。鶏肉ではなく豚肉を使っているのが夕張カレーそばの特徴。
丼になみなみと盛られたカレーがとてもワイルド。出てきた時点でお盆にこぼれているしwおいしくいただけましたが、ドロドロのカレーで中が冷めにくいので猫舌の方は細心の注意を払わなければいけませんぞ。
カレーそばでスタミナも付いたので(たぶんw)たくさん動きましょう。
つづく