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情報処理技術者試験に関すること

元海外に出稼ぎ組、現在日本在住。出稼ぎ中も春・秋の2回一時帰国中に情報処理技術者試験を受験していました。

合格済み :
(現行制度) ST, AU, PM, SM, SA, DB, NW, FE, SG, IP, SC
(旧制度)NW, SS, SW, 初級シスアド

はじめに (2020年4月初版、2021年1月更新)

 掲載しようかどうか迷ったのですが、以下に情報処理技術者試験とのおつきあいの歴史を一覧で示します。お恥ずかしいことに、勝率は非常に情けない結果です。不合格の場合、どの段階で不合格になったのかも載せています。なかなか合格を勝ち取ることができない同志の皆様、少しでも励みになれば幸いです。

 

 特に私の場合、試験との相性が合う・合わないの差が大きく、何度受けても合格できない試験が多いです。監査・システムアーキテクト(旧アプリケーションエンジニア)が鬼門と言ったところでしょうか。要するに、経験がない分野の試験は、そんなに簡単には通らないということかと考えています。

 

 おそらくこの先、データベースとエンベデッドでさらに苦労することでしょう(、と2020年4月には書いていたのですが、おかげさまでデータベースは取得することができました)。

 

 多区分合格・一発合格という方も沢山いらっしゃいますが、そういう方は対外的に公表しているだけであって、実は何敗も重ねられている方も沢山いらっしゃいます。是非、めげずに一緒に頑張りましょう!

 

 諸事情あって、受験年度については、ぼかさせていただきます。下記が「記憶する限り」の受験全記録ですが、受験していない年度もあります。不合格になった理由の分析については、おいおい記事にしていきたいと考えています。 

高校時代

初級システムアドミニストレータ 合格

第二種情報処理技術者 不合格

大学/大学院時代

第二種情報処理技術者 不合格

ネットワークスペシャリスト 不合格

ソフトウェア開発技術者 合格 (受験1回目)

テクニカルエンジニア(ネットワーク) 合格 (受験2回目)

アプリケーションエンジニア 不合格

大学/大学院時代(成績照会制度開始以降)

アプリケーションエンジニア 不合格(PM2)

アプリケーションエンジニア 不合格(PM2)

入社後

テクニカルエンジニア(情報セキュリティ)  不合格(PM2)

テクニカルエンジニア(情報セキュリティ)  不合格(PM2)

情報セキュリティアドミニストレータ 合格 (受験1回目)

テクニカルエンジニア(情報セキュリティ)  不合格(PM2)

システムアーキテクト 不合格(PM2)

ITサービスマネージャ 不合格(PM2)

ITサービスマネージャ 不合格(PM2)

プロジェクトマネージャ 不合格 (AM2)

システムアーキテクト 不合格(PM2)

情報システム系の部署へ異動後

ITサービスマネージャ 合格 (受験3回目)

プロジェクトマネージャ 合格 (受験2回目)

システムアーキテクト 不合格(PM2)

システム監査技術者 不合格(PM2)

海外出稼ぎ後

システム監査技術者 不合格(PM2)

ITストラテジスト 合格 (受験1回目)

システム監査技術者 不合格(PM1)

システムアーキテクト 不合格(PM2)

システム監査技術者 合格(受験4回目)

システムアーキテクト 不合格(AM2)

データベーススペシャリスト 体調不良で未受験

システムアーキテクト 合格(何回目か忘れました、、、)

データベーススペシャリスト 合格(受験1回目)

 

SA 最後の挑戦、になるか、、、

 1年以上遅れて、令和元年秋の受験記です。

 

 前回は気合を入れて宮崎遠征(結果は午前落ち)でしたが、今回は滞在場所との兼ね合いで埼玉で受験してみました。

 

 以前東京東部(城東エリア)に住んでいた頃に、2回ほど千葉で受験したことがありました。その時の会場は千葉工業大学の津田沼と習志野でした。どちらも西船橋経由でアクセスしやすかったですし、何より都心から離れる方向ですので、確実に座って会場へ向かえるのがメリットです。同じ考えで、今回は埼玉にしました。

会場は、、、ここ、どこですか(笑)

 受験票が届き、確認した会場は浦和大学。郵送された受験票を開いた感想は、、、

 

 「、、、どこですか?」。

 

 埼玉高額鉄道の東川口駅からバス。距離的には浦和美園に近い場所でした。そしてなんと、駅からのバスは無料。きっと浦和大学へ支払われる会場使用料に、パックで送迎バスが含まれているのでしょう。確かに近隣のバス事情はいまいちな場所ではありますが、それにしても大盤振る舞いですね。

いざ、試験会場へ

 試験当日、埼玉高額鉄道で東川口へ向かいます。私はいつも15分前を目安に会場入りするのですが、今回ばかりは余裕をもった行動となりました。埼玉高額鉄道は自称地下鉄、その地下鉄の改札を出て一番突き当りの階段を上がります。駅前ロータリーは2か所あるので要注意。

 
 送迎バス停には警備員の方が立っており、かつ今日のための時刻表も張られていました。次回の試験でも同じ時刻表かはわかりませんがご参考まで。バスの時刻は受験票には記載がなく、何時頃から何時頃、何分毎とざっくり示されている程度でした。
 
 
 ちなみに、浦和美園駅から歩こうと思えば歩けます。ただ高速道路を越えるところでとんでもない場所を歩かないといけませんので、美園民以外は素直に東川口からバスに乗った方が良いです。
 
 

浦和大学で実施の試験区分

 浦和大学ではAP,FE,SA,SG,STの試験を実施するようです。ふと気づいたのですが、特に高度の受験区分の受験者が少ないですね。埼玉県内にはこの会場以外にも試験会場はあるはずなのですが、それにしても少なく驚きました。

 
 埼玉県は東西の交通が不便で、距離的には近くても東京経由の移動になるケースも多いです。この会場は、埼玉高額鉄道と武蔵野線沿線向けに設定されているのかもしれません。

 

受験環境

 受験室は大学の階段教室の小さい版なのですが、人数が少なく快適でした。私の情報処理技術者試験人生の中で、一番快適に受験できた会場だったように思います。是非またこの会場で受験したいです。

 

 

 ただし大きな問題が。この会場、陸の孤島のような場所にあるため、周りにコンビニが見当たりません。前回の宮崎試験地も近所にコンビニがありませんでしたが、ここも良い勝負。弁当持参必須です。

 

手応え

 昨年度に続き午前が難しかったです。前回よりは難易度が下がったように感じました。

 

 ただ一つ驚いたことがありました。午前で過去問と同じ設問が出たのですが、選択肢の並びが入れ替わっていました。私の記憶では、いわゆる使い回し問題で、そのようなことはこれまでなかったはず。白状しますが、答えの選択肢を丸暗記していた私は引っかかりました。どう言う意図だったのか、今後もこの選択肢入れ替えパターンが続くのか、、、

 

 午後1は特筆すべきことはありませんでした。

 

 午後2の論文は問2を選択しました。システム適格性確認テスト系の問題でしたが、テストツールを作成する、本番データを用いた比較、負荷試験が例として挙げられており、とてもわかりやすい題材であったように思います。システムテストシナリオをITストラテジストやプロジェクトマネージャーが「具体的に」作成することも少ないでしょうから、私がよくやってしまいがちな立場を弁えていない記述(評価C)にもなりにくい題材でした。

 

 論点ブレに今回気をつけなければならなかった点の一つ目は、効率的というキーワードでしょう。ありがちな、気がつけばテストシナリオが膨大になってしまったけどみんなで頑張りました、という内容を書いてしまうと、評価はB以下なのだろうと予想します。

 

 二つ目は、これは後日の講評に記載があったのですが、単体テスト等のシステム適格性確認テストとは呼べないテストの経験を記載してしまうことでしょう。自身の経験上単体テストを行う立場ではなかったので、結果的にその心配はなかったのですが、講評を読みながらなるほどその通りだなと感じました。APの次にSAを受験される方や、バリバリの開発側の方が注意すべき点です。

 

 ちなみに私は、本番(の業務)データを用いた比較を中心に論述しましたが、テストケースや比較項目が途中で増えたり変わったりというのは、止む無しというより当たり前です。最初からテストケースを効率的に、最小化して作成するなど、余程小さいシステムか、機能追加の全くないシステム更改くらいでしかできるはずがないです。走りながら考えたテストケースの取捨選択を、いかにも計画段階でやったかのように見せられるかが合否の分かれ目だったのではないでしょうか。

 

帰りももちろんバス

 
 帰りももちろん、浦和大学号。午後2まである試験受験者向けのバスは、試験終了時刻16時半の15分後、16時45分発の1本のみ。午後2まであるSAとST両方足しても最大60名程度、かつ欠席者もかなりの数がいますので、これで十分なのでしょう。
 
 途中退出したところで帰りのバスはありませんので、時間いっぱい、頑張って論文執筆しました。

結果は、、、

 やっと合格しました!この時点で情報処理技術者高度、残すはDBとESです。厳密にいうとNWとSSは旧制度での合格ですが、、、2回目の挑戦はDBとESを取得し終わってから考えます。

 

ところで

 

 今回の記事の文字数は約2500文字。写真を探したりしたものの、PCを使って作成しても2時間ほどかかりました。それと比較すると、情報処理技術者試験の論文は本当にスピード勝負だと思います。きっと当日、汚い字で書き殴っているのでしょう。

 

 試験委員採点担当に申し訳ない気持ちになると同時に、提出した答案用紙をもう一度見てみたいなぁと思ったりしました。自分で書いた字、自分で読めるかな(笑)

 

Stay Home中に発掘された試験冊子

まったく楽しくないゴールデンウィーク。尤も私の場合、カレンダーとは関係ない勤務ですので、月金・9時5時な皆様ほどショックは大きくないのですが、、、

 

そんな中今日は夜勤の谷間でお休み。趣味のスポーツクラブもずっと閉まっていますので、部屋の掃除をしていたところ、懐かしい試験冊子が見つかりました。

 

 

平成25年度秋期、システムアーキテクト試験。

 

午後Ⅱの試験冊子に受験票も挟まれており、この時の会場は市ヶ谷だったようです。まだまだ、海外で働くなんて想像していなかった頃、本当にシステムアーキテクト試験とは長いお付き合いです(正確には、でした)。

 

せっかくなので冊子を開いて、問題を振り返ってみました。こんな調子で、掃除が一向に進まないのですが(笑)。

 

この時の結果は、午後Ⅰが60点台ぎりぎり、午後Ⅱの論文評価がCだった気がします。

 

午前Ⅱ

午前Ⅰは免除だったようですので、午前Ⅱからです。午前Ⅱは自分が選んだ選択肢が残っているので、振り返りやすいですね。

 

改めて解いてみると、過去問の繰り返し演習で覚えている問題があることを割り引いても、この頃の午前は明らかに簡単です。

  • 知識がないと解けない問題が少ない (システム屋的な常識で解ける問題が多い)
  • 計算問題もシンプル
  • CRUD分析とか、CRLなどは、仮に知らなくても英単語から推測できる

実際、この時は19/25だったようです。一昨年、昨年と午前Ⅱで苦しめられたのがうそのようです。

 

午後Ⅰ

問題自体は最近の試験との比較で、差がある印象を受けません。ですが私の記憶では、この頃から午後Ⅰの点数が取れなくなった気がします。

 

実際問題を解き直してみても、メモから再現した解答と突き合わせてみても、そんなにズレている気がしません。何なら満点じゃないの?というくらいの感覚ですが、確かいつも、60点台だった気がします。そしていつも、強烈な採点基準への不満感を覚えた記憶があります。この不満感、振り返ってみても解消されることはありませんでした、、、
 
ちなみにこの時は、問1と問4を選択していました。問4は組み込みなのですが、まぁ常識で解ける内容でした。

午後Ⅱ

当時は全く歯が立たなかった午後Ⅱ。この時は問1の選択でした。

 

今でも釈然としない午後Ⅰの採点基準と比べて、午後Ⅱはなぜ落ちたかが明確です。H30秋の受験記にも書いた通り、聞かれたことに答えていません。

 
例えばこの時、設問ウでは、「提案を採用した場合としない場合とを対比して評価した業務上の効果,及びその評価結果について」を求められているのですが、私が記述していた(であろう)内容は、「提案内容とその提案を受け入れてもらうための説得手法」にブレてしまっていたようです。(わかりやすさのために、ちょっと大げさに書いていますが、、、)
 
今振り返れば、これでは当然評価はCですね。
 
そんなことは、一度でも論文を添削してもらえばわかることなのかもしれません。しかし当時の私はあくまで自力で解決しようとしていました。もしかすると、誰かに評価・指摘されるのを恐れていたのかもしれませんし、過剰な自信があったのかもしれません。現にこの時点で、SMとPMは合格していましたから。よっぽどSAとの相性、あるいはSAで求められていることを理解していなかったのだと思います。
 
とにかく問われていることをリスト化する、そのリストに対して漏れなく回答する。これは社会人なら常識ですが、意外と指摘されるまで気づかないものです。どうしても論文が通らない場合(特にC評価の場合)、今一度この点に独りよがりな点がないかを疑ってみるとよいのかもしれません。
 
今では論文全区分を制覇した自分ですが、振り返ると本当に遠回りしていますね。
 
なかなかC評価で落ちている人は少ないようなので、ついつい力が入った振り返りになってしまいました、、、ご参考になれば幸いです。
 

まとめ

6年半前の試験と今の試験との比較で、やはり午前Ⅱの難化が気になります。さらに6年前との比較だと、午後Ⅰの難化(採点基準面での)があったように思います。情報処理技術者試験も受験者が減り、特に収益性の高いマークシート試験の受験者が減って、人手のかかる部分はいろいろと苦しいのではないかと想像します。

 

おそらくこれからも、できるだけ早い段階で足切りするような作問がなされるでしょう。これから受験される方は、午前Ⅱ、午後Ⅰの対策を万全になさることをお勧めします。逆に論文は、上記の鉄則さえ守れば以前よりも評価されやすくなるのではないでしょうか。

 

SA XX度目の正直なるか

 今回の会場は、なんと宮崎です。

  • 日本一時帰国をかねて、前泊は家族と一緒に
  • 試験後その日のうちに、韓国へ出国できる
 東京や大阪であれば、当然この条件は満たせるのですが、それでは面白くない。色々と調べた結果、偶然宮崎が条件に合致し、ここで受験することになりました。
 
 前泊はシーガイア。試験前に宮崎神宮でお祈りして、家族のレンタカーで試験会場に送ってもらいます。
 

宮崎産業経営大学での受験区分

この会場、全区分実施の会場のようです。とはいえ受験者、特に高度試験はごくわずか。

 

受験環境&受験層

 受験室は一般的な教室。一般的な机椅子。
 
 なんと、高度2区分ミックスの試験室でした。これまで数多く情報処理技術者試験を受けてきましたが、流石にこのパターンは初めてです。
 
 さらに、これだけ受験生が少ない中、そのうち数名は某勉強会・某受験ツアーの皆様。純粋な宮崎人は2区分合わせて両手で数えられるほどと思われます。ちなみに、この回は宮崎会場の受験者数が昨年比で急増となっていました。非宮崎人で(笑)
 
 

手応え

 とにかく午前が難しかったです。受験ツアーの皆様の解答速報で答え合わせさせていただくと、なんとかギリギリといったところ。午後は手応えがありました。特に午後2は、素直に書けた気がします。最近わかってきたのですが、これまで論文執筆に力が入りすぎていたようです。聞かれたことに聞かれた通りに答える。それができていなかったと、この歳になって気づいたのでした。
 

受験後、ソウルへ

 まぁ大丈夫でしょうと宮崎空港へ。
 
 名物のカレー。ごめんなさい、私にとっては普通のカレーでした。


 仁川行きアシアナ便。特典航空券でビジネス。しかしガッカリなお酒とお弁当。エコノミーで十分でしたね。

 

結果は、、、

 飛行機を降りたら、公式解答速報が出ていました。念のため答え合わせをすると、、、午前2: 14/25。仁川空港鉄道の中で、何度見直しても1問足りない。本当に久しぶりの午前落ち。自信作の論文が、、、悔し涙のカスビールとなりました。

 

MENSA入会テストを受験しようとした経緯

 今回は「とある」テストの話題です。

 

 まず最初に、MENSAとは何か、的な説明は一切省略させていただきます。私自身、この団体の存在自体は以前から知っていたのですが、先日一時帰国に合わせ、入会テストを受験してみました。

 

 受験した経緯ですが、"MENSAの入会テストを受験しようとしたが、遅刻して受験できなかった「夢」を見た"。本当にそれだけです。私の場合、割と夢の中に自分の欲求が現れることが多いため、あぁきっと、自分は実はMENSAに興味があるのだろうと考え、入会テストに挑戦してみることにしました。

 

入会テストを受けるまでが、入会テストよりも難しい?

 その通りです。いつ見ても、何度見ても、JAPAN MENSAの入会テスト日程は「満員」です。申し込みが開始された後、数時間以内に満員になってしまいます。ですので、申し込みが開始された(Webページが更新された後)、約1時間以内に気づくことが必要です。どうすれば良いかは、MENSA入会テスト受験者らしく、各自で工夫してください。

 

 

 そうこうしてMENSA入会テストの申し込みページにたどり着いた後、一般的な氏名等の情報に加え、「顔写真」を求められます。受験されたい方は、ぜひ事前に準備しておかれることをお勧めします。顔写真の準備に時間を要し、気づけば満員、という可能性も大いにあり得ます。

 

 

 

  その後、試験の1週間ほど前に、会場等の案内が届きます。

 

入会テスト当日

 入会テストに関するあらゆる情報は、受験者が公開することが禁止されています。試験問題以外をシークレットにする理由はわかりませんが、最近は特に厳しいようです。

 

 私の場合、某月、東京会場でのテストを申し込みました。昨年の情報処理技術者試験と同じく、この日も韓国から飛行機で、東京の試験会場へ向かいました。

 

 釜山からのJAL便、全く美味しくない機内食をいただきつつ、、、

 

 成田空港から東京駅行きのバスで移動し、試験開始10分前、指定された会場へ向かいます。

 

 以前は銀座のバーが会場だったようです。詳細は存じませんが、おそらく当時は、運営委員の方がご好意で、会場を貸しておられたのではないかと思います。現在はそのような特殊な場所ではありません。

 

 まずは諸注意から。試験時間や回答方法、そして「試験に関する情報(問題・会場・受験者・試験時間・試験官等)を公開しないように」「公開した場合は、調査の上合格取り消しもあり得る」との説明がなされます。そんな怖い脅しもあり、この回の情報は、本当にインターネット上のどこにも出回っていませんでした。

 

 その後試験開始、答案用紙回収後、解散となります。所要時間は申し込みページ通り1時間ほどでした。

 

試験対策は?

 MENSAの入会基準は、世界中で共通ということになっています。ですので有名なノルウェーMENSA、デンマークMENSAのオンラインテストで合格基準が取れる方なら、特に対策なしでも大丈夫ではないでしょうか。あえて言うなら、他国のオンラインテストで、満点が取れるまで何度も受けると良いかもしれません。意外と「癖」や「思い込み」があるかもしれません。

 

結果は、、、

 数週間後、合格の通知が届きました。が、結果待ちの長い長い数週間で、なんだかMENSA熱が冷めてしまったこともあり、「こんなものか」と言った感想です。人類の上位2%のIQと言っても、冷静に考えると所詮はクラスでトップレベルです。学力=IQではないとしても、地元の公立中学校でクラストップの人が進学した高校なら、それだけで全員MENSAレベルということになってしまいます。

 

 マスコミも少し騒ぎ過ぎ(持ち上げ過ぎ)かなぁと言った印象です。MENSAに入会してMENSAN(会員)と交流したい、というよりも、テストに合格したい、というだけの人も居るのではないかと想像します。

 

 尤もこの先、日本帰国後にリアルでの他の会員さんとの交流をさせていただき、色々と考えが変わるかもしれませんが、、、

 

今更感もありますが、以下、旧はてなブログからの転記です。

 

 ご挨拶が遅れましたが、情報処理技術者に関するブログを始めさせていただくことにしました。私自身、この試験との付き合いは、20年近くになります。取得した区分は9区分(以下、新しいものから)です。

  • システム監査技術者
  • ITストラテジスト
  • ITパスポート
  • プロジェクトマネージャ
  • ITサービスマネージャ
  • 情報セキュリティアドミニストレータ
  • テクニカルエンジニア(ネットワーク)
  • ソフトウェア開発技術者
  • 初級システムアドミニストレータ

 初級シスアドは高校生の時、ソフトウェア開発とテクニカルエンジニア(ネットワーク)は大学生時代、19歳で取得しました。最近の傾向は分かりませんが、当時は最年少+1歳程度での取得だったかと記憶しています。しかしその後の合格が続かず、社会人になり、業務経験を得た上で、再び合格をいただけるようになりました。

 

 この試験に関しては、いろいろなご意見(不要・業務に役立たない等)をお持ちの方がいらっしゃるかと思います。しかし私自身、この試験とともに成長し、多くのことを学習してきました。成長にあわせて合格をいただき、自分のスキルを適切に、客観的に評価いただいていると感じています。最難関のITストラテジストやシステム監査技術者などは、まさに雲の上の資格でしたが、気がつけばここまで来れたのか、と正直嬉しく思います。

 

  情報処理技術者試験は、業務に役立つ知識を詰め込む試験ではなく、業務に役立つ知識を習得しているかを評価する試験です。そこを勘違いすると、論述式試験で論点のズレた論文を一生懸命書いているのと同じで、無駄な努力をすることになります。そんな試験ですので、おそらく合格テクニックをお教えすることはないと思いますが、「何のために、この試験を受けるのか」「この試験に合格する上で必要な学習が、どのような面で役に立つのか」という、テクニックよりも大切なことを自分なりにまとめていきたいと考えています。

 

 (と言っても、情報処理技術者試験ネタだけではつまらないので、他の試験や、私自身のことも書かせていただくつもりです。)

 

 どうぞよろしくお願いいたします。

 

AU、4度目の正直なるか

 

 今回の会場は、2回目の大阪経済大学(東校地)でした。2年前、同会場で受験していたはずなのですが、正直全く記憶にありません。

 

 Osaka Metro今里筋線瑞光四丁目駅から、徒歩(すぐ)で向かいました。敷地に入る時点で、既に10:38分。

 

 今里筋線は日曜日の10時台、10分に1本しかない上、太子橋今市駅での接続がいまいちでした。そんなこともあってか、こんなギリギリにも関わらず同じ列車に、業界臭がプンプン漂うおじさま達が多数乗車されていました。

 

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大阪経済大学(東校地)での試験区分

 この会場は、SC/PM/DB/AU/ESが対象のようです。昨年の天満研修センターも全く同じ組み合わせでした。高度は試験区分ごとに会場分けするのはやめたのでしょうか。あるいは大阪では受験者が少ないため、こう言う会場振りになっているのかもしれません。

 

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受験環境

 AUの試験室は、大学によくある長机(椅子一体型)、対してESの試験室は、独立型の机と、オフィスにあるようなOAチェア(ただしキャスターなし)でした。ESの方はアタリでした。

 

 試験会場で積極的に写真を撮るものではないと考えますが、禁止事項ではないはずですので、ご参考程度に昼休み中のES試験室の様子です。

 

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受験層

 受験生はおっさん50名程度に、女性が数名。昨年に比べ、女性比率がかなり高まった感があります。昨年「監査だけは相変わらずの男子校っぷりです」と評しましたが、偶然だったのかもしれません。 

 

手応え

 午前2、問題自体は難しくないはずですが、初見の問題が多く面食らいました。正直なところ、高度試験の午後は、過去問を5年もやれば7割は取れると言う感覚だったのですが、、、

 

 昼休み中に自己採点したところ、昨年に続きケアレスミスによる失点を多数認識しました。確実に自信があるものは13問、微妙なものは3問。「また来年宣言」を出すか迷った挙句、午後も引き続き受験することにしました。夜8時の公式解答によると、危なかったですがクリアしていました。

 

 午後1は、問2と問3を選択しました。昨年のように出題者と心が通い合わずといったことはなかったものの、逆に「これでいいの?」と言った印象です。もしかすると、昨年の悪問の反省で、今年は午後1はシンプルにしたのかもしれません。

 

 午後2は、問2を選択しました。出題傾向が変わり、事前に用意した論文ネタが使えないパターンでした。おそらく、設問イは統一的・網羅的なリスク評価が、設問ウは特殊事情に対応したリスク評価ができることを、利点として示せばよいのだと想像します。私自身の論文としては、時間不足で特に設問ウが薄くなり、監査目的決定に関しての詳しい記述ができませんでした。評価Cはないものの、評価Bかな、と言った感覚です。 

 

 全体的に、試験センターの「過去問丸暗記では通させない。試験を変えよう」という雰囲気が伝わりました。もしかすると、今年あたりから合格率に変動が生じるのかもしれません。

 

おまけ

 試験後、バスで上新庄へ向かい、お楽しみの早めの夕食を愉しみました。

 

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追記 : 結果は、、、

 

無事合格しました

王道パターンが使えない論文出題の場合、相当採点が甘い気がします。

 

これで残るは、SA, DB, ES (と応用・基礎)。

全区分制覇がぐっと近づきました。

 

SA、n度目の正直なるか

 大学生時代から落ち続けている、アプリケーションエンジニア&システムアーキテクト。おそらくこれが、5回目か6回目。

 

 実は私、エンドユーザ側での超上流工程と、開発管理の経験はあるのですが、純粋なシステム開発屋としての経験はありません。あえていうなら、大学生の頃のシミュレータを作成した経験と、ツール作成ぐらいでしょうか。そんなこともあり、この試験との相性は最悪なようです。

 

 今回の会場は、新梅田研修センターでした。この日はなんと、ソウルから試験会場へ直行です。起床は4時。4時20分にはチェックアウトします。

 

 COEXのインターコンチネンタルから徒歩で、バス乗り場へ。目の前を始発のバスが通り過ぎました。

 

 15分後の2本目のバスで空港へ向かいます。少し前なら、韓国の物価(特に交通費)は安い、という印象でしたが、このバスの値段は関空のリムジンバスの値段と変わりませんね。

 

 6時前には仁川国際空港に到着し、早速搭乗手続きを済ませます。出発時刻は7時ちょうどですので、ギリギリと言ったところです。

 

 保安検査は若干並んだものの、10分程度で通過できました。その後はラウンジで朝食です。一口だけCASSビールらしきものが写っている気がしますが、おそらく気のせいでしょう。

 

 関西空港までの飛行時間は、わずか1時間15分でした。

 

 着陸後、バスで移動。この時点で8時48分。

 

 この後、関空快速で大阪環状線の福島駅経由へ直行し、その後徒歩で会場へ向かいました。午前1免除でしたので、10時半と程よいタイミングで会場入りできました。

 

新梅田研修センターでの試験区分

 この会場は、高度全区分が対象のようです。大阪会場の高度区分は、●●研修センターの類か、大阪経済大学、近畿大学での受験経験がありますが、いずれも同一会場で、高度全区分を扱っていました。

 

 

 どの会場でどの区分を実施というのは不明ですが、少し古いものの、過去の会場一覧を以下のリンクから確認できます。大阪での高度区分の受験者は4,500〜5,000人程度ですので、2,3会場が高度区分会場、それ以外が応用・基礎会場ではないかと勝手に推測します。

 

情報処理技術者試験事業の実施状況について

 

受験環境

 試験室は、この手の研修施設にありがちな、一日中座るには辛い椅子です。もっとも、一日中といっても4時間半ほどではありますが。20代の頃は、この試験時間が長くて長くて辛かったですが、逆に最近はあっという間に終わってしまう印象です。おっさんになり、逆に集中力が養われたのでしょうか(笑)

 

受験層

 受験生はおっさん100名程度に、女性が数名。まぁ一般的な我らが業界比率と言ったところでしょう。 

 

手応え

 システムアーキテクト受験は久しぶりでしたが、午前2は、普通に過去問をやっておけば問題ないレベルでした。

 

 午後1は、問1と問3を選択しました。これも簡単というか、素直に問題文中から答えを拾って行けば良い問題で、悩みどころがありませんでした。

 

 午後2は、問2を選択しました。柔軟性を持たせた機能の設計、ということで、ルンルンと「何を可変パラメータとするか」「どうやって合意形成を図るか」などと書き進めて行ったのですが、、、しっかり問題を読むと、求められているのは「柔軟性を持たせると開発コストが嵩む」「よって柔軟性を持たせる内容を絞り込む」の2点です。完全にズレた論文を仕上げてしまいました。

 

 実はこのようにルンルン気分で論文を書けたときは、意外と論点のズレに気づかないことが多いです。かつ「書き切った」感があるため、後ほど再現させるためのメモもあまり残っていなかったりします。今だから白状しますが、私がこのズレに気づいたのは、合格発表(試験結果)を見た後でした。

結果は、、、

 もしかして合格?と完全なる勘違いをしていましたが、前述の内容ですので、C評価を頂きました。そこでやっと、求められているものと、私が論じたものとのズレに気づくという状況でした。

 

 ですが、実はこの経験で、やっと論文の書き方に気づけたように思います。一般的に、C評価を取った方は、2ch(5ch?)なりブログなりで暴露することは少ないですので、なぜC評価なのか理解しづらいのではないでしょうか。実際私もそうでしたが、一言でいうと、「求められたことを記載せず、独りよがりな論文」を書くとC評価です。

 

 もし連続C評価で悩んでいる方がいらっしゃいましたら、気にすることはありません。もう一度しっかりと、何を求められているのかを確認しましょう。そこをクリアすれば、意外とあっさりA評価に持っていけるかもしれません。

 

 ということで、私も来年こそは!

 

AU、3度目の正直なるか

 今回の会場は、大阪天満研修センターでした。大阪の人なら、フィリッピス大学日本校のCMの記憶があるかもしれませんが、その跡地です。

 

 この角度からだと、ものすごく広大な建物に見えますが、実際の広さは大したことはないです。

 

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天満研修センターでの試験区分

 この会場は、SC/PM/DB/AU/ESが対象のようです。ちなみに去年は、大阪経済大学でした。マイナーな試験区分は、7階に集められていることがわかります。

 

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受験環境

 環境は、可もなく不可もなくといったところでしょう。よくある長机に、宴会場みたいな重たい椅子。が、昔のように、ギッチギチに詰められるようなことはありません。基本的には、1列(隣が)開くように配慮されているように見えます。

 

受験層

 受験生はおっさん50名程度に、女性が1名。この業界標準的な男女比でしょうか。他の高度論文試験は少しずつ女性が増えてきている気がしますが、この監査だけは相変わらずの男子校っぷりです。

 

 それよりも隣部屋の、さらに男気の強そうなエンベデッド試験会場に、エンベデッド女子が数名いたことに驚きました。これも時代の流れでしょうか。

 

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 こんな男女比なので、トイレ(特に個室)は圧倒的に男が不利です。これは20年間、全く改善されていない問題のように思えます。以前看護大で高度試験を受験した時は、最悪でした。

 

 試験センターは、「男性受験生の比率が高い会場でのトイレ待ち行列の最適化」「試験結果オンライン発表日におけるサーバー処理の最適化」の2題を、未だに解決できていないように見えます。

 

手応え

 来年、4度目の正直、、、でしょうか。午前2は、余裕で回答していたのですが、いわゆるポカミス連発に気がつき、愛妻ならぬ愛「実家の母」弁当を食べながら青ざめてしまいました。結果的には、大本営(公式サイト)の解答速報(夜8時頃発表)では、なんとかクリアしていました。

 

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 動揺を引きずったまま受験した午後1は、問2と問3を選択しました。しかしどちらも、出題者と心が通い合わずといった感想です。前々回・前回とそれなりの点数(70点以上)で午後1通過しているので、今回はかなりの悪問と言い訳したいところです。

 

 午後2は、問1を選択しました。こちらも午前と午後1の動揺からか、書きながら論点がブレていくのに気づきましたが、完全には修正できませんでした。監査の論文への準備がたりませんでした。反省です。

追記 : 結果は

 予想通りの、午後1足切り(あと1問、数点足りず)でした。ただ自作の再現論文を読み返してみると、仮に午後1を通過していても、午後2でBかC評価になっていたようにも感じます。

 

 いずれにせよ、来年再度リベンジです。