コロナ感染による誹謗中傷で病んだ話 | ピータとパータ、両極端な性格をもつ兄弟の育児日記

ピータとパータ、両極端な性格をもつ兄弟の育児日記

ピータ(繊細・7歳・男の子) VS パータ(野生・推定5歳・オス)。

性格が対極な2人が繰り広げる愉快な?

毎日に振り回される母の育児日記です。

コロピです。

 

もうコロナのコロの字もピの字もみたくない!

 

精神病みました。

コロナ、かかると本当に怖いですよ。

とくに社宅の場合!

 

普段は笑いメインですが、今日はブラックに愚痴らせてください。

 

誰だって同じ体験をする可能性があるし、”その誰かの役に立つ日がくるかもしれない”ということを信じて。

 

・・・・・・・・・・

 

コロナ療養中、私は一歩も外へ出られないので、送り迎えは、自宅待機中の旦那に頼んでいました。

 

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前回の記事↓

 

 

こっちはコロナのルールを守っているのに、

 

「なんでパータは園にきてるの?おかしい」

 

「なんで旦那が外に出てるの?おかしい」

 

とウワサになっていました。

 

「2人いるなら、園を休むべき」

 

とまで・・・。

 

旦那も職場の上司から、

「いない間に色々言われてるけど、大丈夫か?」

と電話がかかってくる始末。

 

「俺からも言うけど、おまえもきちんと周りに事情を説明しとけよ」

と言われたけど

 

コロナで自宅待機だから、説明する機会すらないんです。

 

もちろん、職場の上司や仲のいい人は知っています。

 

でも広い社宅の中では、それはごく一部だけで。

 

いない間に、広がるウワサ。。

 

外に出れば、ウワサを信じた人は、気まずそうに見てきたり、睨んできたり、そそくさと私から離れていく。

 

ウワサがこれほど精神的にくるものだと、初めて身に沁みました。

 

有名人のSNSでの誹謗中傷が話題になるけど、本当につらいだろうな、と思いました。

私のこんなちっぽけな事でさえダメージをくらうのに。

 

そして精神病むと、すべての事が悪い風にしか見えなくなってくる。

 

今のあの人の態度って・・・みたいな、超絶ネガティブ思考。

 

何をしてても、嫌な気持ちが頭から離れない。

 

もう外に出るのがこわい・・・

 

でも、このままでは、元の日常には戻らない。

 

なんとか外に出て、会う人に一人ずつ事情を説明の日々。

 

胃がキリキリキリ・・・😿

 

過敏性腸症候群、治りかけていたのに・・・😿

 

心が折れそう・・・😿

 

ウワサにミサイル落としたい。

 

病みそうだったので、実家の母に電話。

 

「声の大きい人が言っている事が大多数の意見だと思ってしまうけど、実際は一部なんだよ」

 

「社宅は本当に怖いからね。でも人の噂も七十五日だから。」

 

と母から言われ、少し気が楽に。

 

さすが、社宅で百戦錬磨をしてきた母は強い。

 

昔からの友達にも愚痴る。

 

「私もよく落ち込む。でも、時が解決してくれる」

 

コミュニケーション上手なその子でさえ悩むことがあると聞き、悩んでいるのは自分だけではないんだと、と気持ちが軽くなり。

 

そして社宅の友達にも愚痴る。

 

味方もいるんだって思い、元気が出る。

 

そして、ぼんやりネットサーフィンしながら、”悩んだ時に心が軽くなる名言”など読み漁る。

 

さて、少しだけ元気がでたところで次は無理やりポジティブ思考。

 

「さて、藁人形を買いに行こう」

 

違うか。

 

でも、最初の病んだ段階では、いい人になるなんて無理。

「呪ってやる~!」

ぐらいでいい・・・よね?

 

とことんブラックになる(愚痴る)ことで、ホワイトへ踏み出せるんだから。

 

さて、どんなポジティブシンキングをしたかというと・・・

 

「ウワサは不確実なものだと再認識できた」

「一方の話を信じることの危険が分かって、自分は賢くなった」

「このおかげで、適当に付き合う人、大事にするべき人が分かった」

「思いがけず人間関係の整理ができた」

「どんな時も家族は味方だという事が分かった」

「これを乗り越えたら強くなるはず」

「人生経験値があがって良かった」

「この長~い人生の中でのたった一コマ」

「物事を捉える視野が広がったんだ」

「ネタにしよ」

「最終手段は、名誉棄損で訴える」

 

家族のありがたみや味方がいること、人として大事なことを学べた。

 

それにあと何十年と続く未来、この悩みがずっと続くわけはない。

 

50年後はきっと笑っている!

 

今だけに目も心も行きがちだけど、視野を広げることで、ダメージも減る。

 

元がネガティブだと、自分を守ることを忘れてしまいがち。

 

でも、一番大事なのは、自分。

 

自分を守るために、ポジティブシンキングをするのだ!

 

そしてポジティブシンキング以外にもうひとつしたのが、

 

”今の悩みを他人に相談された悩みだとして考えてみた”

 

するとあら不思議。

自分に対してはできなかった、ポジティブで強い言葉がどんどん出てくるじゃない。

 

「そんな人とは付き合わないほうがいいよ。分かってよかったじゃない。悪いことはしていないんだから、堂々としていなさい。分かってくれてる人は分かってるんだから。」

 

人に言うのなら、自分でも実践しなきゃ、だめね!

 

それと昔、ピータのお友達の女の子から、「私だけ仲間に入れない事があって、つらい」と相談されたことがあって。

 

その時私は、「この状態がずっと続くことはないから。転校があったりして、友達関係は必ず変わるから、大丈夫。」と言ったことがあって。

 

パワーバランスって、必ずどこかで崩れるじゃん。

 

クラス替え、転校、転入、進学、、

 

必ず変わるから。

 

ずっとずっと、今と同じ状況ってのは、ありえないから。

 

”歳もとらない、進級もしない、考えも変わらない、だれも異動も移動もしない”、ような不思議な世界ならありうるかもしれないけど。

 

人間が社会の中で成り立っている以上、毎日少しずつ変わり続けるし、4月みたいにドンと変わる時期もある。

 

入ったら、必ず出口はある。

 

その出口がある事を知っているだけで、きっと心が軽くなる。

 

人間だから、いい人ばかりじゃないのは確か。

それは仕方ない。

 

でも、世界に1人は、味方が絶対にいるから。

それは、今いる人じゃなくてもいい。

 

空から味方してくれる人でもいい。

 

心が弱った時こそ、思い出してほしい。

 

絶対に、自分の味方はいるんだと。

自分は一人じゃないんだと。

 

今知らないだけで、いい人が近くにいることもある。

その人を見つけて、大事にしよう。

 

そして、自分の心も大事にしよう。

 

そう思いながら暴風雪の中を歩き、

 

「やまない雨(雪)はない」

 

と、自分を奮い立たせ、ブルンブルン!と雪を払ったわ。

 

頑張れ私。

 

 

↓2か月後、またコロナ騒動に巻き込まれました。

 

 

 

☆おまけ☆

 

パータから、”嫌な気持ちをなくす方法”を教わりました。

 

① 「うーーん、って踏ん張って、嫌なことを頭の横に出すの」

 

② 「横に出たらね、それを手で、”ポーイっ”、”はいさよなら~”って捨てるんだよ」

 

③ 「そしてね、クリスマスプレゼント、何かな~ってワクワクすること考えるの」

 

怒られてもまっっったくノーダメージの君を不思議に思っていたけど、その理由がやっと分かりました。

 

素敵な方法だけど、お母さんのお説教は、ちゃんと聞きなさいよ~!

 

キー!