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37歳開業税理士の北部九州放浪記

佐賀・福岡・長崎の3県を中心に活動する36歳の開業税理士が九州各地での出来事やおいしい食べ物などを紹介するブログです。

「自利とは利他をいう」



TKC全国会の基本理念である「自利利他」について、飯塚毅初代会長は次のように述べています。



世のため人のため、つまり会計人なら、職員や関与先、社会のために精進努力の生活に徹すること、それがそのまま自利すなわち本当の自分の喜びであり幸福なのだ。そのような心境に立ち至り、かかる本物の人物となって社会と大衆に奉仕することができれば、人は心からの生き甲斐を感じるはずである。



とっても好きな言葉ニコニコ




いろんな意見があるかもしれませんが、やっぱりこの考えに尽きると思いますビックリマーク



Give&Takeという言葉もありますが、10回のGiveに対して1回のTake。



そんなつもりで日々業務を行い、スタッフにもいつも言っています音譜




なかなか実感することが難しいのかもしれませんが、仕事を通じて誰かの役に立つということはとっても気持ちのいいことで、とてつもなくやりがいがある事です!!


こういうことを社員さんに伝え、動機づけする事も経営者の仕事なのかもしれませんべーっだ!



売り上げが上げる、これはお客様に認められている証拠。


そして、会社のみんなのためになり、ひいては自分のためになる。



頭では理解できそうだが、実感するのは難しいのかな!?






今日と明日は、東京出張のため事務所を留守にしておりますかお


事務所は通常通り営業しておりますので、いつでもお気軽にお問い合わせくださいニコニコ


今日と明日そして来月の東京出張は、来期の事業戦略を具体化させるためのベースになるもの。


しっかり仕事して年末にかけて完成させる予定です。


夜までの長丁場でしたが、 どうにか終了ショック!



疲れました。。。。。



半年ぶりに東京に来ましたが、どこによることもできずダウン。。。。



また明日も頑張りますグー





それにしても、まだ余震は続いているんですね、九州にいるとなかなか実感できませんが。



今日も揺れてましたショック!

あるクライアントの社長との会話での一言。



「なかなか社員に、俺の気持ちが伝わらないだよ。」






そんな時、社員さんはどう思っているのでしょう!?


きっと 「また社長が何か言ってるよ、そんな事しても仕事が忙しくなるだけだし、別に給料も変わらないし。。。」



こんな感じでしょうか目




こんな状態では何やってももうまくいかないでしょう。



大事なのは「会社のビジョン」と「社員個人のビジョン」を重ね合わせる事ひらめき電球



よく言う「ベクトルを合わせる」ということですかね。



「会社のビジョン」だけを重視すればただの滅私奉公だし、「社員個人のビジョン」だけを重視すればただの自己主張が強い人になっちゃいます。



重要なのはこの2つのビジョンを重ね合わせて一つにする事ビックリマーク


そして、その方法を社員とともに共有する仕組みを作る事も社長の仕事でしょうかねニコニコ



例えば、「社員のビジョンは○○であるが、今の業務をこういうふうに経験を積むことにより○○を実現することができるんだ」


こんな感じで伝えるべきです。





でもね、最近の若い者(って私も一応入っているかと思いますが)は、なかなか語らないガーン



だから、何を考えているかわからないし、酒も飲まない。。。



う~ん、理屈はこんな感じでしょうが、実行するのは至難の業。



日々努力です。。。

最近、CSやESという言葉を聞きませんか!?



CSはよく聞きますかね、つまり顧客満足。


ESは、Employee Satisfaction、従業員満足のことです。



CSはなんとくなく分かりますよね、お客様に満足していただけなければ業績は上がらない。



では、ESはどうでしょうはてなマーク


社員旅行?豪華な社宅?長期休暇?給与??



もちろん、これらはあったほうがよい決まってますよねかお





しかし、もっと大切なことがありますひらめき電球




それは、仕事でのやりがい、人の役立っているという実感、お客さまからの感謝の言葉などなど・・・





これらこそが、本当のESではないだろうかアップ



そして、こうなるような仕組みづくりを行うのが、経営者の仕事ではないかと最近よく思います音譜




つまりは、CSとESの結合、「お客様の喜びが私たちの最高の喜びです」というようなES=CSの構造があるべき姿ではないでしょうか!?



そんなことを思う今日この頃です。。。。。


本日は、新規のクライアント様との会食割り箸


理由あって、場所もそして当然ながらお名前も言えません汗



が、こんな感じ音譜




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この社長様はとても有名な方で、私も小さな頃から知っている有名店の創業者ニコニコ


商店から立ちあげられ、事業を拡大され、株式上場まで実現された方。


今でも約150店舗のお店があります。



御縁あって、新規事業会社の顧問税理士となることになりました。




隣で話を聞いているだけで、おもしろい!!


お金を払ってでも聞いてみたい内容が満載な会食クラッカー


中でも社長の基本的な経営哲学を聞くことができたのは、非常によかったです。





個人的は、上場前後のお話も非常に興味深かったですべーっだ!



これからしっかりサポートできればと思いますグー


本日は、終日佐世保市の巡回監査へ車




そして、19時半より最後の打ち合わせ終了後、今事務所に帰りつきましたあせる




というのも今月は12月決算の第1回目の決算対策の打ち合わせラッシュDASH!






通常の7月決算法人の進捗は目標の40日決算をクリアできそうですが、この決算対策が今月多すぎ汗






まだ、半分ありますガーン






12月決算は、通常の法人に個人事業も加わるためそうなってしまうのです、しょうがない。。。。








弊社の第1回目の決算対策の打ち合わせは、こんな感じで行いますビックリマーク






①まず、前月までの実績と昨年の実績を基に今期の予想損益を作成します。






②そして、モバイルPC、携帯スクリーン、プロジェクター持参で、クライアント様と打ち合わせしながら予想の損益の微調整(業績や設備投資の確認)を行います。






③その後、このまま何の対策もしなければかかる税金の金額をお見せします。






その税金の金額を見て、ご納得いただければここで終了です、、、、、、、、、、、、、、、が、






④当然、ここで終わる事はなくいくつかの御提案を差し上げます。利益が出ていれば節税対策を、赤字であれば黒字化対策を合法的に提案いたします。






⑤最後に、対策によって③でお示しした税金がどのようになったのかを確認して頂きます。






こんな感じで、4~3ケ月前に1回目の決算対策の打ち合わせは終了し、2ヶ月前、1ヶ月前、本決算1次絞め、2次絞めと決算対策の打ち合わせをを繰り返し、納税額をご納得いただいたうえで最終の申告書を作成いたします。




最も、きっちり予算化されているところは問題ありませんが、予算がない企業もまだまだありますのでこんな流れとなっておりますニコニコ






みなさんは、きっちり決算対策を行っていますか!?






まさか、いきなり「はい、この税額を払って下さい。」って言われてませんか???








本日、最後にお邪魔した新規のクライアント様にも、とても感動して頂きました合格






弊社としては通常業務なのですが(顧問料の範囲内)、今までは全くなかったとか。。。。叫び








その証拠にもう一件、クライアント様をご紹介して頂くことになりました!!








とっても有難いお話です、励みになりますクラッカー

経営者の仕事ってなんでしょう!?






営業?資金繰り?  ????






もちろん、中小企業の場合、すべての業務が経営者の仕事になってしまいますねあせる






ですが、経営者の最大の仕事は従業員がいきいき働けるような環境・仕組みを作る事、そして自分の後継者になる人物を育成する事だと思いますひらめき電球






3年前の私は、どうにか事務所が軌道に乗り出し新規のクライアント様が順調に増え始めておりました。






そして、こんな事を本気で思ってました。。。。






「自分がもう一人いれば、もっと事務所を拡大することができる!」と。






今考えると、とても恥ずかしい妄想です汗








1人の力は限界があり、所詮知れています。すべての従業員が力を合わせることよって大きな成果が挙げられる。




そのためには、思いつきの行動や言動は厳禁であり、しっかりとした社内体制・仕組み作りがとても重要である。






こんな当たり前の事もわかっていませんでした。






最近は、一歩引いた所から事務所をみるように心がけています。






そうすることにより以前は見えなかった事も結構見えてきますし、本日の新規のクライアント様の契約等も事務所の全体像がつかめているのでスムーズに契約できましたアップ






また、最近はいろいろな役職もさせて頂いておりますが、「頼まれ事は試され事」の精神でNOは言わず、




「はい、喜んで!!」(居酒屋みたいですが・・・)と引き受けさせて頂いておりますニコニコ






頑張りすぎず、適度に頑張ります!!

このブログは、人材育成論、あるべき論(経営者編)、あるべき論(従業員編)などテーマについて、日頃の事務所経営やクライアントの社長様との会話中からヒントを頂いたり、参考になった事をまとめて理想像を自分勝手に書いています。




というのも、昨日も今日もクライアントの社長とお話ししましたが、中小企業の社長の場合、社長の考え方次第で企業はどうにでも動きますビックリマーク



ですから、社長ご自身の自己啓蒙・自己研鑽というのはものすごく大事であり、ヒトに注意する前に社長ご自身が試されるのです。



中小企業の場合、社長は孤独であり誰に相談したらよいかわからないとよくおっしゃいます。そんな時、我々税理士は社長の女房役として存在しているんですよべーっだ!



で、話はタイトルに戻りますが、このブログの理想像は決して中小企業だけに該当するものでもありません。大企業でも活用できると思います。


中小企業は組織が小さいからこんな理想が言えるだろうって思われているみたいですが、大企業でもその組織はいくつかのグループ(例えば、部、課、チーム等)に分けられており、その小単位の組織の中で活用できると思います!!



私のイメージはコレ↓



アメーバ経営―ひとりひとりの社員が主役/稲盛 和夫
¥1,575
Amazon.co.jp

以下、引用。


*アメーバ経営とは
1959年、支援してくださる方々のご好意により、私は京セラを設立していただいた。1984年には、KDDIの前身である第二電電を創業することができた。両社はいまでも高収益をあげ、発展を続けているが、その経営を支えているのが、「アメーバ経営」と呼ばれる、確固たる経営哲学と精緻な部門別採算管理をベースとした経営手法である。

京セラ創業当時より、企業を長期的に発展させるためには、正しい「経営哲学」を確立し、それを全社員と共有すること、また、組織の末端に至るまでの経営実態を正確かつタイムリーに把握する「管理会計制度」が必要であると感じていた。そのため、技術開発や製品開発、また営業活動などに力を注ぐ一方、これらの確立に心血を注いできた。

京セラが急速に発展し、規模が拡大するなかで、私は、ともに苦楽を分かち合い、経営の重責を担う共同経営者がほしい、と心の底から願うようになった。そこで、会社の組織を「アメーバ」と呼ばれる小集団に分け、社内からリーダーを選び、その経営を任せることで、経営者意識を持つリーダー、つまり共同経営者を多数育成した。

アメーバ経営では、各アメーバのリーダーが中心となって計画を立て、全員の知恵と努力により目標を達成していく。そうすることで、現場の社員ひとりひとりが主役となり、自主的に経営に参加する「全員参加経営」を実現している。

また、アメーバごとに経営の内容が正確に把握できる、独創的で精緻な部門別採算管理の仕組みを構築した。同時に、経営をガラス張りにし、部門別の経営の実態が誰にでもわかるようにした。さらに、アメーバ経営は経営哲学と一体でなければならないので、そのルールや仕組みのひとつひとつが京セラの企業哲学と明確につながるようにした。

昨日は社員さんを誉めたり、認めたりすることはとても大切ですと書きました。


これは実行するのはなかなか難しいですが、おそらく多くの経営者の皆さんに賛同して頂けるのではないでしょうかニコニコ



しかし、実際には叱ったり、指導したりしなければいけない場面は実務上多々ありますDASH!



そんな時は、どうすればよいでしょう!?




結論、縦の関係だけでなく横の関係を使うひらめき電球



ここでいう縦の関係とは、上司と部下の上下関係のこと、そして横の関係とは同僚や後輩との関係の事です。



残念ながら、特に叱る場合において縦の関係はあまり効果がありません、つまり部下が上司から叱られたり注意されるのは当たり前のことであり、部下も小言を言われることに慣れてしまうからです。



「また、社長が何か言ってるよ」って感じでしょうかシラー



そんな時は横の関係を使いましょうアップ



そして、社員さん同士がお互い刺激しあいながら成長していくことができる環境や機会をつくることも経営者の役目ではないでしょうか!?





最近あまり書いておりませんでしたが、日頃の事務所経営、クライアントの社長との会話の中で人財を育てるための考え、行動を私なりに整理してブログに載せています。あくまで私見であり、私がすべて実行できているかは別ですので、ご考慮下さい。



みなさんは、誉められると伸びるタイプですか?


それとも叱られて伸びるタイプですか??



経営者のみなさんは、どちらで社員さんを育てようとしていますか???



最近はどうでしょうか?誉められて伸びるタイプの方が多いような気がしますニコニコ




このほうが楽ですもんね、やっぱり人を怒るのは怒っている方も気分が良くありませんし、感情的になってしまいますむかっ




では、できたら誉める。できなかったらどうしますはてなマーク



やっぱり叱る?放っておく?慰める?やっぱり誉める?



誉めるということは「相手を認める」という事ですひらめき電球


大切なのは言葉や行動ではなく相手を認め、安心して仕事に打ち込んでもらう環境を作る事が経営者の仕事なのです。




そんな事言うと、聞こえてきそうですね耳



「だけど、ろくに仕事もできない奴を認める事なんでできないよ!」と。



確かに私もそう思います。



だけど、たとえ達成できなくても、できない社員を認める方法はあります!!



それは、「いつも頑張ってくれているね」、「いつも協力してくれてありがとう」と認める方法ですひらめき電球



これは、コーチングの「存在承認」というスキルらしいです。



結果を出した社員だけを誉める「成果承認」だけではなく、この「存在承認」を併用して社員の存在意義を満たす事も経営者の仕事の一つでしょうアップ




う~ん、やっぱり経営者は大変だあ!!!!!