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37歳開業税理士の北部九州放浪記

佐賀・福岡・長崎の3県を中心に活動する36歳の開業税理士が九州各地での出来事やおいしい食べ物などを紹介するブログです。

このブログは、人材育成論、あるべき論(経営者編)、あるべき論(従業員編)などテーマについて、日頃の事務所経営やクライアントの社長様との会話中からヒントを頂いたり、参考になった事をまとめて理想像を自分勝手に書いています。




というのも、昨日も今日もクライアントの社長とお話ししましたが、中小企業の社長の場合、社長の考え方次第で企業はどうにでも動きますビックリマーク



ですから、社長ご自身の自己啓蒙・自己研鑽というのはものすごく大事であり、ヒトに注意する前に社長ご自身が試されるのです。



中小企業の場合、社長は孤独であり誰に相談したらよいかわからないとよくおっしゃいます。そんな時、我々税理士は社長の女房役として存在しているんですよべーっだ!



で、話はタイトルに戻りますが、このブログの理想像は決して中小企業だけに該当するものでもありません。大企業でも活用できると思います。


中小企業は組織が小さいからこんな理想が言えるだろうって思われているみたいですが、大企業でもその組織はいくつかのグループ(例えば、部、課、チーム等)に分けられており、その小単位の組織の中で活用できると思います!!



私のイメージはコレ↓



アメーバ経営―ひとりひとりの社員が主役/稲盛 和夫
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以下、引用。


*アメーバ経営とは
1959年、支援してくださる方々のご好意により、私は京セラを設立していただいた。1984年には、KDDIの前身である第二電電を創業することができた。両社はいまでも高収益をあげ、発展を続けているが、その経営を支えているのが、「アメーバ経営」と呼ばれる、確固たる経営哲学と精緻な部門別採算管理をベースとした経営手法である。

京セラ創業当時より、企業を長期的に発展させるためには、正しい「経営哲学」を確立し、それを全社員と共有すること、また、組織の末端に至るまでの経営実態を正確かつタイムリーに把握する「管理会計制度」が必要であると感じていた。そのため、技術開発や製品開発、また営業活動などに力を注ぐ一方、これらの確立に心血を注いできた。

京セラが急速に発展し、規模が拡大するなかで、私は、ともに苦楽を分かち合い、経営の重責を担う共同経営者がほしい、と心の底から願うようになった。そこで、会社の組織を「アメーバ」と呼ばれる小集団に分け、社内からリーダーを選び、その経営を任せることで、経営者意識を持つリーダー、つまり共同経営者を多数育成した。

アメーバ経営では、各アメーバのリーダーが中心となって計画を立て、全員の知恵と努力により目標を達成していく。そうすることで、現場の社員ひとりひとりが主役となり、自主的に経営に参加する「全員参加経営」を実現している。

また、アメーバごとに経営の内容が正確に把握できる、独創的で精緻な部門別採算管理の仕組みを構築した。同時に、経営をガラス張りにし、部門別の経営の実態が誰にでもわかるようにした。さらに、アメーバ経営は経営哲学と一体でなければならないので、そのルールや仕組みのひとつひとつが京セラの企業哲学と明確につながるようにした。