A: Achievable
さて、今度はSMARTのA、Achievableです。
これは、「達成可能」である事。
夢のゴールだからといってあまりに荒唐無稽なものは適切ではない、という事です。
空を飛ぶ、とか、身長を30cm伸ばす、というような事はあまりに現実からかけ離れており、実現は不可能と言わざるを得ません。
適切なゴールとしては、50%の確度で達成の見込みを持てる事、のようになります。
50%以下だと困難過ぎるし、50%以上だと簡単すぎる、という事です。
この達成可能性ですが、よく使うのは「得たい結果を実現している人がいるか」です。
すでにやっている人がいれば、それは実現可能です。
自分が思いつく大体の事はそれを実現している人がいる筈ですし、その人と同じ事をすれば実現可能性はぐっと高くなります。
この事をモニタリングと言います。
もちろん、上っ面だけを真似ただけでは駄目なので、同じ事を同じようにやるといってもそう簡単ではありません。
また、イチローのようになりたい、と思っても、そこは現実とのバランスを考慮してゴール設定をする事になります。
先天的なものが必要なものに対しては、ちょっと実現困難なものも存在しますが、ビジネスの世界ではたいがいの事は実現可能と考えます。
段階を踏んでゴールを更新し徐々にハードルを上げていくというのもよくやる手ですね。
Measurableについて
前回、SMARTのSpecificにつてお話ししました。
今回は、その次の”M"、Measurableについて書きたいと思います。
このMeasureableについては前回のSpecificと通ずるところがあるのですが、日本語にすると「測定可能であること」となります。
要するに、ゴールが達成できたのかどうか、客観的判断が出来るかどうか、です。
この客観的判断には数値的判断が大変有効です。
数値的目標があれば、それが達せきできたのかどうか、一目瞭然ですよね。
ただ、この数値目標ですが、会社の営業ノルマと連結してしまい、どうも嫌う方が多いようです。
あなたの達成したいゴールはあくまで、あなた自身のもの、会社や第3者からの押し付けではなく、自分がその目標を立ててワクワク出来るかです。
実際に、「お金持ちになりたい」、という目標では漠然としすぎて、どうなったらゴールを達成したと自分で納得出来るのかが明確ではありません。
「年収1000万円」、「月収100万円」、「アフィリエイトで月20万円の副収入」など具体的数値目標をおく事で、そのゴールを実現するには何が必要なのか、が明確になってきます。
逆に言うと数値化出来ないゴールは達成が難しい、という事になります。
語学の習得はゴール設定の難しい範疇に入りますが、これも「TOEICXXXX点」、「中国語検定XXX級」、「単語1000覚える」など、出来るだけ数値目標を見つけるようにしましょう。
この数値目標を見つける作業もゴールの明確化に他なりません。
では、今週も最高の1週間になりますように!
Specificについて
先日SMARTゴールについて書きました。
今日は、まず最初のSpecificについて説明致します。
まず、自分の達成したい事を出来るだけ、「具体的に」、「明確に」定義する必要があります。
何をするにしても、自分の得たい結果が何なのか、これを良く考えて下さい。
「なんとなく、こんな感じ」では、自分も何をして良いのかその先もプランが立てられません。
ここで、良く考え、多少悩むぐらいに「得たい結果」を突き詰めて考えることが重要です。
話は変わりますが、先週、大学時代のラグビー仲間と新年会を開催しました。
大学を卒業してもう27年になりますが、今も当時の仲間と昔話をしたり現在の事、今後の事などを話せるのは大変貴重で、楽しいとともに充実した時間を過ごせました。