T:Time Sensitive
Tは"Time Sensitive"でして、「期限を設ける」という事です。
いつまでにそのゴールを達成するのか、という事が決まっていないとゴールの追いかけようがありません。
この
期限を定まる、という事もなんとなく会社の仕事みたい、で嫌な感じを持つ方がいらっしゃるかも知れません。
しかし、いつまでに何をするのか、という事を決めない事には下手をすれば永遠にゴールを追うことになりかねません。
うまくいってても行かなくても、必ず期限を設け、その時々の状況にあわせていろいろ修正をしていく必要があるのです。
さて、これでSMARTの説明は終わりです。
ぜひ、この5点を考慮し、適切なゴール設定をしてくださいね。
もちろん、適切なゴールを設定する事は簡単ではありませんし、いろいろと悩む事になります。
しかし、そうやっていろいろと考える事が非常に重要なのです。「なんとなく」で進めてもゴールを達成する事は出来ません。
自分の人生を見直す意味でも、いろいろと悩み・考える事は重要なのです。
Relevant
では、またSMARTルールに戻りましょう。
今度は、R:Relevant、自分の価値感にあっている、です。
簡単に言うと、「本当に自分のやりたい事かどうか」です。
いくら効率的にゴールを達成できそうな方法であっても、それが自分の価値基準にあっていないと、やっていて楽しくありません。
そうすると、結局そのゴールを追い続ける事ができなくなってしまいます。
これは、会社のノルマのような感じです。
ノルマは自分で立てる事があっても、実際は会社からの要求によって「やらされている」事になり、どうしても「嫌だなあ」となってしまいます。
多くの人が、ゴールを設定する事に抵抗があるのは、この事によると私は思っています。
本当に自分が達成したい事か、本当に自分の腑に落ちているのか、これがゴール達成に向けた自分の原動力になるのです。
この点は、非常に重要なので、是非、ゴールを設定する時に、この事に最大限時間を割いて下さい。
閑話休題
さて、SMARTゴールはAまで来ましたが、ちょっと一休み。
RとTは次回お話します。
ゴール達成のために、適切なゴールを設定すれば50%は既にゴールを達成したようなものだ。
と、いう言い方をする事があります。
ただし、あくまで、50%。
残り必要なものは。。。。
それは、「行動」する事です。
どんなに、良いゴールを設定しても、一心に念じるだけでは決してゴールは達成出来ません。
「行動」しない限り、絶対にゴールを達成する事は出来ないのです。
本を読んで、知識を吸収する。
学ぶ事は、もちろん大切です。
しかし、学ぶだけでは結果は出ません。
当然、学んだ事を行動にうつし、実践しないことには結果は出ないのです。
よく、「今は、学ぶ時期。動くには時期尚早。」なんて言う人がいますが、これは単に行動を先送りにしているに過ぎないと私は思います。
完全に準備が出来る事などないのです。そんな事を待つより、多少抜けがあっても行動し、うまくいかない事があっても、そこからの学びを改善し、フィードバックをかけていった方がよっぽど早く、良い結果が得られます。
コーチングでは、"Massive Action"(大量行動)なんて言っています。
ゴール設定の後、行動する事が大事だという事をお忘れなく!