みんなといっしょに日本一周 -15ページ目

みんなといっしょに日本一周

応援してくれるみんなといっしょに、
自転車で日本一周する緑の人の物語。

【天気】
【走路】R37
【現在地】長崎県東彼杵郡東彼杵町
【宿泊地】東彼杵町総合会館

【走行距離】79km
【総走行距離】21668km

【話しかけてくれた人】4人
【総計】1976人

【出費】2600円
【内訳】カステラ、トルコライス

【特記事項】
【走破地図】
map

+-+-+-+-+

なかなか見つからんかった安いカステラ食べたよー\(^o^)/


1
昨晩の道の駅は火砕流で埋まった家々(実物)を展示していた。
そこで寝るのは何か念のようなものが残ってそうで背筋が凍ったが、
いざテント立ててみれば星空がきれいで静かないい環境で熟睡できた。

避難しててケガ人がなかったからいいものの、被災者がいたらさすがに寝れない。


2
雲仙普賢岳から道の駅に延びる川は、火砕流で埋まったのか水がない(・`д・´;)
水のない川というのは違和感というか恐怖を覚える。


3
山肌もこちら側は木が生えている様子がなく、火砕流の跡であろう。


4
長崎の滞在が短いから、はやめにカステラ食べたいな、と思っていた。
海岸の国道沿いに工場直売店発見(*´v`*)


5
おみやげ・贈答用のものは1本1500円~2000円ほどする。
プレーン、黒糖、抹茶、チョコ、みかん、希少糖などなど。
立派な箱とかいらんから安いのないんかな...。


6
切れ端カステラあるやん!!!(・`д・´;)!!!
しかもおみやげ用のものと同じ量入って300円!!!これは買いやで!!!


7
プレーン、抹茶、みかんの3つ買って1100円(*´v`*)
みかんだけは切れ端じゃないちょっと高めの500円のを買った。
3本買っても、他で1本買うより安い!!!



8
切れ端とはいえ、ふんわりおいしい(*´v`*)
みかんはほんのりみかん風味でカステラの味を邪魔せず斬新。


9
もうひとつ、食べておきたいものがあった。悪天候の中をお腹をすかせて走る。


10
長崎といえばちゃんぽん!!!に行くと思ったやろ?
こんな顔して言うのもアレやけど、ラーメン系はあんま食べへんねんで...。
付き合いで年に1回あるかないか。進んで食べるのは天一くらいやわ。


11
諫早市に入るちょっと手前の『喫茶ユリ』に入る。
目当ては長崎B級グルメの雄、トルコライス。


12
表の旗と玄関の看板にトルコライスの文字があったから入ることにした。
メニューにあっても外から見てわからないと入りにくい。


13
実際、今日トルコライスがあるとわかった店は2軒しかなかった。
どちらもこんな感じの昔ながらの喫茶店。
ジブリのピアノアルバムが流れてて癒やされる(*´v`*)


14
いたって普通の喫茶店で、カレー、ピラフ、オムライス、スパゲなどの洋食。


15
トルコライス登場(*´v`*)
900円とややお高めだが、みそ汁とサラダついてきた。水はほんのりレモン味。


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カレーピラフの上にトンカツを乗せ、薄くカレーがかけられている。
奥にはケチャップ感満載のナポリタンが控え、まさにB級グルメ。
肉厚のトンカツは揚げたてで、ピラフの風味もよくおいしかった(*´v`*)


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会計していると、お店のおばちゃんから『がんばってね(*´v`*)』と
コーラをいただいた。ありがとうございます!!!トルコライスおいしかったです!!!


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雨と風で散りゆく桜を横目に、宿泊場所へ向かう。
弱いがずっと続く雨、荒れて汚い道路で意外に疲れる。


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通り過ぎてきた大村市には競艇場があり、来週海原はるかかなたが来るらしいw
まだ芸は健在そうで安心したw


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ちなみに今日の道の駅は、雨なのに屋根がない、砂利、車多いなど
悪条件が揃ってしまいテント張るのを諦めた。
代わりに、向かいにある市役所みたいなところがよさそうで移動する。
屋根とコンクリ床じゃないと寝られん...ぜいたく言ってすんません(*´v`*)


+-+-+-+-+

トルコライスはおいしかったし、まだまだ残るカステラで2,3日は楽しめそう。
明日は佐賀に入り、楽しみにしていた宇宙科学館に行く予定。
前半のサンタマリア館の感動を胸に、そのまま長崎へ突っ走る...!!!


1
上天草から天草へ抜け、まっすぐ鬼池港に向かう。
途中に海鮮丼の有名なお店があるため時間を調節しつつ。


2
天草五橋のときにあまり触れてなかったけど、
島とか橋という単語が多い割に天草市は都会(・`д・´;)


3
有明海の青緑がきれい...暑いし飛び込みたい!!!


4
今日も快晴で汗はかくし体力も消耗する。
これは昼ごはんおいしく食べられるぞ!!!


5
えっ、臨時休業?(´;ω;`)


ten
本当ならこれ(1600円)食べるはずやったのに...(´;ω;`)

新潟でも豚汁屋さんが休業とか、東京のケバブ屋さん閉店とか、
長崎近くのフェリーが終了とか運が悪すぎる...(´;ω;`)


6
フェリー乗り場までの他の海鮮丼屋さんも
3軒全部臨時休業か定休日だった。嫌がらせか(´;ω;`)


7
代わりの昼ごはんはごぼ天...1500円の海鮮丼から100円のごぼ天...www


8
地元のパン屋さんでいくつか買えたのが唯一の救い。
未練を残して天草を去るのも、また来る口実ができていいと考えよう(´;ω;`)


9
天草から南島原までのフェリーは30分で700円。(自転車込)


10
しまなみ海道、宮島、うさぎ島、徳山、長崎と2週間に5回もフェリー。
さすがに走り続けた疲れも残ってて気付いたら寝てた。


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長崎は坂がキツいっていうけど...大丈夫かなぁ(´;ω;`)


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フェリーを降りるといきなり現れるバタ臭い巨大像(・`д・´;)
夜に見たら小学校4年生くらいまでは泣く。


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雲仙普賢岳のふもとをぐるりと海岸線に沿って走る。


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天草四郎時貞の率いた島原の乱の舞台がここ島原。
決戦の地や終結の地などいくつか名所がある。


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道の両側にとにかくカステラ屋さんが多い(・`д・´;)
今日だけで10軒は見たと思う。


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ちょっと食べたいなと思っても小分け販売がなく、1斤売りばかり。
1500円~2000円するから手が出ない(´;ω;`)
もう少し様子を見てから買うことにしよう。


17
花屋さんが多いのも気になった。なんで?


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あと、そうめん屋さんがカステラ屋さん並に多い!!!
島原ってそうめん有名なんかな?そうめんカフェとかよくわからんかったけどw


20
おっ、無人販売発見!!!


21
大量に入ったいちご100円(*´v`*)


22
あまりに疲れたのでスーパーで半額のバナナも買っておいた。


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そこで衝撃の事実。
スーパーでもいちごがめちゃくちゃ安い(・`д・´;)
大粒1パック100円、小粒山盛り200円など直売所以上かもしれない。



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そして案の定、この坂である(´;ω;`)
上り下り上り下り上り下り上り下り上り下り上り下り上り下りを繰り返す。
下り切ったところで信号に引っかかると最悪だから調節しながら。
北海道、岩手、和歌山あたりを思い出すわ...市街地な分こっちのがしんどい。


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すぐ近くに雲仙普賢岳が見える。標高1500mの威圧感...!!!


26
今日の道の駅は火山資料館併設。
平成4年の土石流で埋もれた家々がそのまま展示されている(・`д・´;)
避難勧告が出てたから住人はみんな無事だったそうだ。災害には気をつけよう。


27
今日の晩ごはんはふぐのからあげと直売所のいちご。
ふぐは最後まで鳥のからあげと区別がつかず、いちごは半分腐ってた(´;ω;`)
この時期、直売所は避けた方がいいんかもしれんな...。


+-+-+-+-+

サンタマリア館でキリシタンの勉強ができて嬉しかった反面、
海鮮丼が食べられず悔しい思いをした。また来れたらぜひ食べたい。

明日は諫早湾から大村湾に抜ける予定。
【天気】快晴
【走路】R324、R251
【現在地】長崎県南島原市
【宿泊地】道の駅『みずなし本陣ふかえ』

【走行距離】59km
【総走行距離】21589km

【話しかけてくれた人】10人
【総計】1972人

【出費】2700円
【内訳】サンタマリア館、フェリー

【特記事項】---
【走破地図】
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天草といえば隠れキリシタン、ということで
少し興味があったため『サンタマリア館』という資料館に行ってみた。


1
道の駅の目の前にあり、海沿いのきれいな建物。
入館料は500円で、入口に割引券が置いてあり400円で入れる。


2
『キリシタン』は当て字で『切支丹』と書かれることが多いが、これは差別用語。
『首(支)を切る奴ら』というとんでもない意味だから使わないこと。


3
他にも『鬼利支丹』『切死丹』など、見るからに差別用語なものもある。
現在はクリスチャン、過去研究の際はキリシタンとカタカナ表記するのが正しい。


4
館内には江戸時代から昭和前期あたりまでの資料が展示されており、
特に江戸時代の禁教令(仏教以外の宗教の禁止令)前後のものが多い。


5
キリスト教の伝来についてちらっと触れられているが、詳細な説明はない。


6
この資料館のテーマは大きく2つ。
『禁教令の中、どのように隠れキリシタンが自身の信仰を続けたか』と
『長い年月を経て、隠れキリシタンの信仰がどのように変化したか』。




7
俺は一応ミッション系の大学を卒業、キリスト教の授業や礼拝の時間もあった。
イスラム教や仏教など幅広い宗教にちょっとだけ興味があるため、
宗教弾圧下の人々の活動が気になっていた。


10
キリスト教だけでなくイスラム教や仏教の一部、
つまり幕府が認めた宗教以外は認めない(罰せられる)のが禁教令。


12
宣教師や活動家は火刑や斬首により殺される(・`д・´;)
見つかれば死という状況でも、信仰を捨てずに隠れキリシタンになるのは
相当な覚悟だったに違いない。


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財布の左側、菊紋を透かすとうっすらと十字が浮かぶ。


14
厨子の台座や背部が十字架になっている(その後黒く塗りつぶされた)。


15
同じく、背部に十字架と聖杯。


16
大名像の背面に、はりつけにされたイエス像が彫られている。


17
支柱の中にマリア像。


19
十字型を意識した灯籠や子を抱く地蔵。


20
隠れキリシタンの信仰の変遷を語る上で欠かせないのがこのマリア地蔵。
詳しくは後述する。


21
翼が生えた観音像は偽装のためだろう。


22
隠れキリシタン達は、表向きは仏教徒として葬儀などを行うが、
仏教の戒名や葬式などは意味がないどころか屈辱でしかない。

死後に身内の者が墓石の戒名を削って白紙にしたり、
大翁宗(デウス=ゼウス)と彫り直したりしている。


27
葬式の作法そのものに対する抵抗として、
坊さんが読んでいるお経をつぼに封じ込める『経消し』といった手順も存在した。


28
十字架を作るための小銭セットや、閉じると中心に十字架が浮かぶハサミなど、
生活に則した信仰がされていたことがわかる。


23
『島原の乱』や『天草四郎時貞』という言葉は知っていても、
背景を知らなければ何も意味がない。


24
己の信念や信条を無理に曲げさせられるの苦痛は計り知れない。
俺も『オタクやめろ』と言われたらなんとかして偽装するだろう(´・*・)
そういった背景を知った上で、なぜ乱が起こったかなどを考えるとわかりやすい。


25
天草四郎時貞という人は生まれながらにカリスマ性が強かったらしく、
聡明なイケメンで現代の女性ファンも多いんだとか(・`д・´;)


31
みなさんもご存知の踏み絵。
これ考えだした人、相当頭が切れる上にえげつなさすぎるやろ...。


32
家の中を荒らしてキリシタンという証拠を見つけるよりも、
キリシタン本人の心を傷つけた上で捕らえるって拷問すぎる(´;ω;`)



26
ここまで禁教令当時の『隠れる方法』として見てきたが、
ここからはその様相がガラッと変わる。



29
お守りは、キリスト教の十字架という意味をすっかり忘れ去られ、
魔除けの護符として用いられるようになった。


33
象徴的なのがこのマリア観音である。


34
キリスト教の聖母マリアと、仏教の地蔵が一体化することなど本来あり得ない。


35
もともと『魔法的』『呪術的』『おそろしい』と迫害されていたキリシタンが、
キリシタンではないとごまかしのために作ったものが初めだろう。


36
しかし、何十年と経つうちにキリスト教の本当の教義を忘れ、
他の宗教と混ざり、『キリスト教みたいな民族信仰』になっていった。


37
それが子の代孫の代まで受け継がれると、
キリスト教ではなく『村の風習』として違和感なく溶け込んでいく。


38
結果、キリスト教のマリア信仰の隠れみのとしてではなく、
マリア観音という固有の信仰が出来上がってしまった。


39
教科書では『天草の隠れキリシタンは信仰を守り続けて復活した』とあるが、
実際はキリスト教的な何かになる、という大きな変容を経ている。

そのため、『これはキリスト教という確証がない、ただの風習である』と
弾圧を逃れたこともあるそうで、信者としては複雑だろう。


43
復活後は祭壇でお祈りをする家庭も現れ、本来の教義を取り戻していく。


40
正しい形で伝承されず、ところどころ変容していったのは
読み書きができる人が少なく口伝されていたからなんだろうか。
現代でいえば、桃太郎がまさかりかついで龍宮城に行くようなもんだろうw



42
日本最初の和訳聖書もあった。
一度きちんと聖書も読もうと思うのだが、なかなかおっくうで進まない。
子ども用の旧約聖書で、読んだ気になってしまった(´;ω;`)


41
宗教の土着信仰化の流れが自分にとっては新鮮で、いい勉強ができた。
たぶん、これ読んでる人にはその感動は何一つ伝わっていないだろう。
社会派をきどるな、B級スポットブログじゃないのかと苦情が来てしまうw


44
朝からものすごく頭の中が整理されて爽快!!!
この気分のままフェリー乗って長崎行くぞー!!!後編に続く!!!
【天気】快晴
【走路】R57、R324、R266
【現在地】熊本県天草市
【宿泊地】道の駅『有明』

【走行距離】97km
【総走行距離】21529km

【話しかけてくれた人】8人
【総計】1962人

【出費】1600円
【内訳】いきなり団子、銭湯

【特記事項】---
【走破地図】
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食べてはいきなり団子、走っては天草五橋と、疲れたけど充実の1日(*´v`*)


1
熊本に入ってからの道の駅事情が芳しくない。
昨晩は国道のすぐ脇にある草むらの裏で隠れるようにしてテント張った。
深夜・早朝問わずトラックがバンバン通ってたけど、疲れてたし熟睡v(*´v`*)v


2
熊本市までは30kmほどずっと下り坂が続いて楽。
市内は他の大都市圏と変わらず栄えている。
馬刺しの店もあったけど...勇気が出なかった(´;ω;`)


3
57号線を快調に飛ばしていると、ふと目に入った『いも菓子屋』さん。
"いきなり団子"買おうと思ってたんや(*´v`*)


4
いきなり団子、1コ100円。これでも今日から値上げしてるらしい(・`д・´;)
ふつうの串に刺さった団子を想像してたら、大福みたいな形でびっくり。

さつまいもの上にあんこ乗せて、まるごと餅でくるんだ感じ。
一昨日大分の道の駅で買った『けんか餅』と同じやけど、こっちが本場。

安い上にぬくぬくでボリュームもあって最高においしかった(*´v`*)
こういうのは観光向けの店じゃなくて地元の店に限る!!!


5
店の前でぼーっと食べてたら、日本一周の文字を見かけたお店のご夫婦が
いきなり団子、いもまんじゅう、揚げいきなりをくださった。
どれもおいしかったです、ありがとうございました(*´v`*)


6
ちなみに、いきなり団子の名前の由来は
・"かんたん"や"大ざっぱに"という方言から来ている説
・いきなり来客が来ても出せる団子という説
・生のイモから作れる(生き成り)からという説などがあるそうだ。


7
う、海の上に車が浮いてる!!!(・`д・´;)


8
海に細い道路が渡してあって、漁船の係留や車への積み込みをしている様子。
パッと見すごい風景やったわ...。


9
快晴の中、有明海を横目に一気に走る。
暑くてすでに両腕は日焼けで真っ赤、顔も黒豚のように黒い(´;ω;`)


10
おっ、パラダイスかな?


11
首吊りくまモン...(・`д・´;)

どうでもいいけど、くまモンの文字を見るといつも『くもマン』と読んでしまう。
イメージ的には仮面ライダーのクモ男。なぜなのか。



12
おみっちゃんから『熊本行くならぜひ!!!』とおすすめされた天草五橋に到着(*´v`*)


13
愛媛のしまなみ海道と同じく、小さな島に次々と橋が架かっている。
1から5まで短い距離で連続して渡るため天草五橋と呼ばれる。


14
熊本市から国道57号で宇土を抜けると天草市まで船なしで行ける。
ただし、天草から長崎に行くには船が必要。


15
晴れてよかった(*´v`*)
というわけで橋にレッツゴー!!!


16
宇土から上天草に入る1橋がいちばん長い。


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橋から乗り出すと非常に怖いけど、小島や船はぜひ見ておきたい。


18
ちっこい島がいくつも重なるように奥まで続いている。
こういう風景は、大きな海やびわ湖では見られないので珍しい。


19
海の色も独特の青緑で目を奪われる。


20
1橋を渡り終えると、天草四郎の郷、上天草に到着!!!
キリシタンで反乱起こした人やっけ?ちゃんと勉強しとけばよかった(´;ω;`)


21
島はときどき坂道もあるけど、半分ほどは海沿いを走る気持ちいいルート。


22
惣菜屋さんでなんか買おうかと思ったら、駐車場のどまんなかに子猫(・`д・´;)


23
危ないからよけてあげよ...と近づいたら思いっきり威嚇された(´;ω;`)
あやうく引っかかれて噛まれるところだった。それにしても危ない...。


24
国道沿いに巨大な天草四郎像。パラダイス的なにおいがするw


25
巨大かつ派手な建物は天草四郎メモリアルホール。
現代では隠れてキリシタンやらんでもえーんやで、という意味だろうか。


26
熊本に入ってから『このしろ』という文字をよく見かける。
スーパーに刺身があったので買ってみた。これだけ入って300円。

コリコリしていてイカのような食感。淡白な味でイワシのような小骨感がある。
薄くスライスされてるし、一見骨は見えへんけど何やろ。不快ではなかった。


27
こんな魚だそうですw
煮たり焼いたりしても小骨感あるんかなぁ。


28
地元の方に話を聞いたり、写真撮ってもらったりして先へ進む。


29
これが2橋。高さはだいたい40mほど。手すりから下が見えるとけっこう怖い。


30
潮の流れで模様ができていてついつい眺めてしまう。


33
続いてすぐに3橋。屋根部分がなくてスカッとした景色。


32
全部の橋に共通してるんやけど、歩道が狭くてめちゃくちゃ怖い(´;ω;`)
ひと1人の肩幅くらいしかない歩道で、チャリ押して自分も歩くのは体力を使う。
しかも道路には大型車、橋から転げ落ちると40mで死ぬと思うと...(´;ω;`)


34
島や干潟はきれいやから、車が通ってないときにカメラを取り出す。
通ってると足元揺れるし風も来るから危ない。


35
4橋になると慣れて、はじめはチャリ押すだけで上半身ガチガチやったのが
よそ見したり後ろを振り返ってみたりできる。


36
満潮と干潮で景色も変わってくるんかな?
いろんな時間に来てみたい(*´v`*)


38
最後の5橋を渡ると大きな島に入るため、ここで天草五橋はおしまい。


39
通りすぎてきた小島の数々や、わたった橋のいくつかが見えていい振り返りになる。


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道の駅に到着。
有明はタコが有名だそうで、有明産のタコを使った『びっくり焼き』(250円)購入。


42
8cmほどの巨大たこやきの中に、たこの足がごっそり入っている(*´v`*)
ふつうのたこ焼きでもよかったかもしれないw


43
昨日は阿蘇で激疲れ、今日も距離は長いし坂もあったし疲労のたまりどころ。
道の駅にスーパー銭湯が併設されているからのんびり粘ることにしよう。


44
来る途中『天草五橋は夕焼けがきれいですよ』と教えていただいた。
夕日を待ってから銭湯に行っても遅くはない。


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うーん、聞いておいてよかった(*´v`*)


+-+-+-+-+

いきなり団子はおいしくてクセになるし、天草五橋も晴れてベストな具合やったし、
銭湯にも入れて大満足。あとはちゃんと眠れればいいけど...。

明日は天草からフェリーで長崎入り。
長崎市に行くか佐世保に行くか佐賀に近いルートにするかは迷い中。
【天気】晴れ
【走路】R502、R57
【現在地】熊本県菊池郡大津町
【宿泊地】道の駅『大津』

【走行距離】84km
【総走行距離】21432km

【話しかけてくれた人】3人
【総計】1954人

【出費】2300円
【内訳】稲積水中鍾乳洞、とり天

【特記事項】開始後丸2年経過
【走破地図】
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坂が死ぬほどきつかったり、泊まれる道の駅が全然なかったり、
パソコン壊れたりしたけど、2周年を稲積水中鍾乳洞で飾れたのはよかった(*´v`*)


1
滝の音で目覚める朝。寝起きのまま吊り橋渡りに行ってみた。


2
怖いけど、滝、川、桜、チューリップが一望でき感動(*´v`*)


3
よし、稲積水中鍾乳洞に行こう!!!
ほんまはルート外やから諦めるつもりやったけど、
好きなとこは無理してでも行くべきやな!!!


4
よくわからん細くて坂だらけの県道をぐにゃぐにゃ進む。
朝から坂はキツいっす...。


5
あれっ、つながりやすさNo.1!!!(自称)のボクの携帯は圏外やぞ...(´;ω;`)


6
携帯で地図の確認ができないのはめんどくさいが、
標識も出てるし前に1回来てるしなんとかなった。


7
川の水がすごくきれいで、ときどき眺めて疲れを癒やす。


8
全国屈指のB級スポット、稲積水中鍾乳洞に到着!!!


9
鍾乳洞の他、巨大大仏、七福神、十二支像、ぼけ封じ地蔵、縁結び地蔵、
弘法大師像、水子地蔵、延命の池、合鴨と鯉の池、
美術館、昭和タイムスリップ館、オモチャ館などとにかく怪しすぎるwww


10
今回は時間がないため鍾乳洞以外はパスした。
気になる方はこちらからどうぞ。

【264日目前半】超B級!!!稲積水中鍾乳洞!!!【大分】
【264日目後半】稲積水中鍾乳洞の本気!!!【大分】


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薄暗ーい入口から鍾乳洞へ。


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入口のすぐ横は小さな滝があり、晴れていると虹がかかっていてきれい。


13
これこれ!!!このために来たんです!!!(*´v`*)
入ってすぐに飛び込んでくる青い風景にみんな息を飲む。水も澄んでてきれい!!!


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実際は青いライト当ててるだけなんやけど、光の使い方がうまいというか、
他の鍾乳洞よりも鮮やかに見えるし感動もひとしお。


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ただ砂利が積まれてるだけに見えるやろ...?1mくらいの深さの水があるんやで...!!!


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洞内は年中16度だそう。
今の時期だとちょっと暖かく感じるかな?と思ったけどひんやりしている。
夏場でも一応上着を持って行っといた方がいいぞ。


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ヒカリゴケの前にたたずむ仏像。
みんな仏像にお金挟んだり周りに投げたりしていた。


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一度水中に没してから再び地上に現れた鍾乳洞として有名。


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天井のこのくるくる模様は、水中にあったときに水流の渦でできたもの。
他の鍾乳洞には見られない特徴。


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水の波紋が規則正しくて飽きない(*´v`*)


21
300mほどの洞窟が2本、Y字型で分岐している。距離も長く探検気分は十分。


22
ここまで見てきたのが新生洞で、水よりも鍾乳石がメイン。


23
意味不明のイルミネーションも健在(・`д・´;)
この先開発中の看板は1年半前と同じ位置にあったw


24
次は水がメインの水中洞に行く。


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た、たまらん...(*´v`*)
水の美しさにもうっとりするけど、底が見えない深い暗闇もいい!!!


26
小石を投げ入れてみても、底がどこにあるのか目視できなかった。
すーっと落ちていく様子を『自分が落ちたら...』と置き換えると怖いw


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数は少ないけど魚もいた。どんな種類なんやろ。食べたらおいしいんかなぁ...w


29
ここは青い光があたっているわけではなく、白色灯だった。


28
ちなみに、正午の時点でお客さんは10人くらい。
家族が2組、カップルが1組、単体のおっさんが俺1人w


30
壁からいきなりそそりたつ鍾乳石(・`д・´;)


31
『鬼のなんとか』『なんとか龍』など、
何かに見立ててタイトルをつけられているものも多い。


32
静かな洞内に『ピチョン...』と響く高い音。
ときどき怖くなって思わず後ろを振り向いてしまう。


33
足元に水が広がっている場所もあり、
ちっちゃい子は怖がってお父さんに抱っこしてもらっていた。


35
いちばん奥のここが最大の見もの。


36
水中につららがあるのがわかる。
一度水中から地上に出て鍾乳石を作ったあと、水中に没したものだろう。


37
どこから水なのかわかりにくいと思う。
青っぽくなったところからが水中部分。


38
左側は比較的浅め(といっても8mくらいあると思う)だが、
右側は深くてどれくらいあるのか見当もつかない(・`д・´;)


39
ここに飛び込んだら1万やる、と言われても怖くてやる自信がないw


40
中央の細いヒモはダイバーの命綱。
洞窟の探索・拡張も命がけなんだなと思う(・`д・´;)


41
ここで水中洞も終了。この先さらに500mまで調査が終わっているらしいが
入口は固く埋められていた...開放される日はくるんだろうか。


42
鍾乳洞を満喫したところで、一度道の駅に戻ってとり天とからあげ食べた。
行って帰るだけですでに足がけいれんするほど疲れている(´;ω;`)


43
その状態で阿蘇方面へと向かう。
標高800mを目指し、キツくて短い坂、ゆるくて長い坂をのぼっていく。
途中、30分か1時間おきに休憩しないと失神してしまう。


44
景色を見るでもなく、寄り道できる場所があるでもなく、
ただ足元の白線だけを見続けて3時間ほど必死でこいだ(´;ω;`)



45
スピカ(いい響きや...)という名前のラブホが見えればゴール目前。


46
この旅で箱根に次ぐ標高800m達成!!!寒い(´;ω;`)


47
実は坂はのぼりより下りがキツい。
寒いし車怖いし、ブレーキをミスったら落ちて死ぬし(´;ω;`)


48
阿蘇市に入ると阿蘇山が見えるようになってきた。なるほど、煙出てるわ。


49
明日阿蘇山のぼろっかな?と思ってたけど、見るからに山肌見えててキツいし
さらに600mくらい走るのしんどいしやめておく。


50
熊本に入ってから、なぜか道の駅の条件がどんどん悪くなっていく。
宿泊に適さないばかりでなく、道路・観光情報やパンフも手薄で
おみやげ販売だけに力が入っていてちょっと残念。


51
死ぬほどキツい坂を何度も越え、寝る場所探しに難航して延長戦を2回し、
さらに極めつけはパソコンが壊れた(´;ω;`)
液晶に縦線と変色が出てしまった。毎日ちゃりで衝撃あったもんなぁ...。
我慢して使うから、あと半年だけもってくれ!!!


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そんなこんなで踏んだり蹴ったりの1日やったけど、
一度は諦めた稲積水中鍾乳洞に行けてよかった(*´v`*)
2年の旅のいい締めくくりになった。


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明日は熊本市を抜けて天草まで行く予定。これまた距離が長い!!!