先日、友達が遊びに来てくれた時、
家事の話題になったので、我が家のユーティリティースペースを見てもらいました。
狭いスペースで撮影が難しく、下部をうまく写せていませんが、
右側が掃除用具入れ、左側が文房具入れです。エプロンもここにかけています。
このユーティリティーは、来客時にはロールスクリーンを下ろして隠すことができます。
そうすると壁のようにすっきりして存在感がなくなり、気持ちが良いのですが、
普段は使い勝手優先で開けっ放しです。
掃除用具入れの内部には、琺瑯のキッチンパネルを張っています。
マグネットフックがつけられるのでとても便利です。
(パネルは2面だけですが、予想以上に便利だったので、3面つければよかったです)
フックと、フックにつけたメッシュネット、それからつっぱり棒で
掃除用具を収納しています。
余談ですが、このユーティリティには、
資源ごみをまとめたり、宅急便の荷造りをしたり、
手紙を出したりする作業をスムーズにできるよう、
資源ごみ(古紙)・古紙袋のストック・その他の紙袋のストック・
荷造り用品・切手・はがき・レターセット・宅急便の送り状etc.などをまとめて置いています。
また、掃除用具入れの下部にはコンセント、
上部の棚にはコードレスクリーナーの充電器があり、
充電したい時、すぐにできるようにしています。
以下、本題。
私が、この家を設計した時にはすでに
「掃除ができるようになりたい」と強く願っていたこと、
その願いを根本に据えてこの家を作ったのだということを、
友達が帰ってから、改めて思い出しました。
社宅に住んでいた時、一生懸命工夫をして掃除用具を収納していました。
その時、掃除用具はかなりスペースを食うことと、
掃除用具が出しにくく、しまいにくくては、掃除が億劫になることを実感しました。
そのことを考えた上で、自宅の新築時に、このユーティリティーを作りました。
これは、台所・リビング・ダイニング・玄関&階段に続く廊下、
以上のすべてに隣接する、家の中で一番便利な場所にあります。
しかし、この場所は、ただ便利なだけではありません。
文字通り家の中心にあって1階と2階を貫く通し柱、
我が家の「大黒柱」がある場所なのです。
(その柱には、一部に黒檀が埋め込まれて、大黒柱の目印になっています)
この、「家の中の一等地」かつ「家の心臓部」と言える場所に、
他でもない掃除用具入れを作るということは、私のこだわりでした。
掃除用具は、適当な場所に適当に置きたくありませんでした。
それだけ、掃除を大事にしたい、掃除ができるようになりたいと思ったのです。
本気で掃除に取り組もうと決めた今、
この掃除用具入れに込めた自分の願いに、自分自身がようやく追いついた気がします。
これからは、今まで以上に、この掃除用具入れを活用&愛用することになりそうです。