昨日７月７日に東京都知事選２０２４の投開票が行われました。
我が家はＴＯＫＹＯ ＭＸの選挙特番を観ていたのですが、
リンゴ～ン
とチャイムのような時報が鳴って８時になった瞬間…。
小池百合子さんの当選確実が表示されました
ＮＨＫも同じだったようで、８時の時報と共に当確が出たそうです。
投票を締め切った瞬間に、どうやって当確が出せるんだろう？
簡単に言うと、出口調査の結果を「区間推定」の理論と
「正規分布曲線」のグラフ使えば予測できるそうですが、
もしも出口調査でみなさん投票していない人の名前を挙げたらどうなるのだろう。
…と、いつも変なことも考えてしまいます。
ところでＮＨＫは大河ドラマを潰して都知事選の特番を組んでいたことを知って
びっくりしました。
都民以外、関係ないじゃないの。
サブチャンネルとかＢＳとか、何のためにあるんだろう？
そっちで選挙特番をやれば良かったんじゃないの？
こういうことをやるから、全部東京中心にしやがって…
って反感を買うことになるんじゃないのさ。
大河ドラマは、とっても楽しみにしている人が大勢いるだろうに…。
さて、今回の都知事選の投票を呼び掛けるポスター。
志尊淳さんの「東京どうする？」というものでした。
ところがこのポスターが中々貼ってない！
前回の都知事選の際は
町内会の掲示板には必ずと言ってよいほど貼ってありましたが、
今回は全く見かけず、見ないまま投票日を迎えるかと思っていました。
なんとか直前で、某公共施設に貼ってあるのを発見。
しかしＡ４サイズの小さいものでした。
掲示場でお金を遣うことが分かっていたから、
投票を呼び掛けるポスターをあまり作らなかったのかな？
ちなみに投票率は６０．６２％で、前回よりは５．６２％も上がったそうです。
４年前はそんなに低かったのか…。
確かに、私もこんなに注目もせず、都知事選を話題にしたブログを書くこともなく、
淡々と投票に行った記憶があります。
今回は投票を呼び掛けるポスターはほとんど見ませんでしたが、
無茶苦茶な掲示場や候補者によって、選挙に目が向いたのかもしれませんね。
ちなみに以前アップした上井草駅前のガンダム像。
こちらの襷は地元の商店街の方がかけたのではなく、
杉並区の選挙管理委員会がかけたものだそうです。
そうそう、今回は選挙カーが回ってくることはほぼありませんでした。
我が家の近くに回ってきたのは清水国明氏と桑島康文氏のみ。
ところが清水氏の方は冒頭で地域の名前を間違え、その後も噛み噛みで、
一緒に踏み切り待ちをしていた男性の一人が
「ダメだこりゃ」といかりや長介さんのような一言を発しました。
その瞬間、一緒に待っていた人々から失笑が
清水氏の名誉のために付け加えると、演説をしていたのはご本人ではなく、
選挙カーを運転してきたドライバーの若いお兄さんでした。
そして桑島氏の方は、「かくゆ～ご～とう～♪」と
歌うような演説？をしながら走っていました。
昔のように、お金をかけて選挙カーで
都内各地を回るということはやらなくなったのでしょうね。
だからと思って政見放送を見てみたら、
例の「カワイイ都政」の方は上着を脱ぎ、
裸に見えるようなチューブトップ姿になるというセクシーなパフォーマンスを披露。
話題にもならない泡沫候補の抵抗だそうですが、はっきり言って呆れました。
ＮＨＫ党と内野氏は、どこまで選挙を、そして都民をバカにしているのか…。
しかし、このバカ騒ぎもやっと終了。
ホッとすると共に、バカみたいな選挙が海外に伝わったら、
日本がなんて言われるか…と思うと、なんとも頭が痛くなります。
投票日当日の中野区役所横の掲示場。
都心に近く、目につきやすい場所はこんな感じでポスターが沢山貼ってあります。
しかしこの掲示場のすぐ北側、早稲田通り沿いの掲示場はＮＨＫ党の場所には
１枚もポスターが貼ってありませんでした。
たった少しの差ですが、あちらは売れなかったのでしょう。
うちの近所には貼ってなかった河合ゆうすけ氏のポスター。
一夫多妻制を公約に揚げていた方は、そのまんまのポスターでした。
ほぼ全裸のポスターが怒られた後で、急いで作ったものでしょうか。
そして今更ですが、一婦多夫制はダメなの？
我が家の近くではシンプルな文字だけだったゴトウテルキ氏のポスター。
中野区役所の掲示場では上半身裸？でピンクのカツラ姿でした。
残念ながら落選されましたが、多分一般市民でも歌は歌えると思うので、
是非平和の歌を歌ってくださいな。
そしてＮＨＫ党の欄。
「カワイイ私の政見放送を見てね」なので、
上で書いた「カワイイ都政」の内野愛里氏のポスターなのでしょう。
しかし違う人ばかりで、ご本人はいない模様。
しかもご本人よりも可愛い人を使ってる…ゲホンゲホン！
買い物のついでに写真を撮っていたのですが、
後から後から人がやってきて、写真を撮っていました。
そして驚いたことに、地方から
都知事選の掲示場を撮るためだけにやって来たカップルがいました！
「ここはまた違うポスターだね」
「うん。あと何か所か回ったら、次は池袋か、それとも原宿の方に行こう」
「都知事選凄いね。ちょっとバカっぽいね」
「うちらの県知事選とは違って派手だね。見に来て良かったね」
なんて会話しつつ、キャッキャうふふと写真を撮ってました。
物見遊山で都知事選の様子を見に来るほど、話題になっていたとは…。
と言うよりも、海外で笑われる前に他府県の方に笑われちゃってるよ
ついでに掲示場が足りなくて欄外に貼ってあったこちら。
あちこちでこんな状態になっていました。
なんともお気の毒です。
今回のバカみたいな色々な掲示場騒動によって、
きっと掲示場についても何らかのルールができ、法改正に進むのかな。
日本人、こんなバカじゃなかったはずなんだけど…。
そして２９万票を獲得した小池都知事には、３期目も地に足の着いた都政に励んで頂き、
少しでも都民の生活を向上させて下さるよう、また頑張ってください
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