伊藤潤二展と紀伊國屋書店さんを堪能した後、
久しぶりにらぁ麺はやし田 新宿本店へ。
雨だったからなのか、平日だったからなのか、並んでいたのは2人だけ。
ラッキー!と並ぶと、すぐに後ろに長い列が出来てしまいました。
タイミングが良かったみたい。
いつも通り店員さんに人数を確認された後、券売機へ。
この日も、のどぐろそばがあり、悩む。
チケットを購入して戻ると、後ろの人が前に詰めてしまっていて困惑。
すぐに店員さんが戻って来て、私たちを入れるように行って下さいました。
…が、周り全部が外国人のようで、何を言われているのか分からない様子。
店員さんも英語が堪能ではないようで、ジェスチャーで開けるように指示し、
詰めていたアジア系外国人に人数を確認して
券売機で先にオーダーをするように促していました。
しかし後から後からアジア系外国人がやってきて、
入口から見える席が1つ開いているから先に入らせろと交渉する人もいて、
店員さんも説明や対応に四苦八苦していました。
3人目なのですぐに入れるかと思ったら、結構待ちました。
外国人客の多いラーメン屋さんあるある。
それは外国人は麺をすすれないので、とにかく食べるのに時間が掛かること。
また人気ラーメン店で外に行列が出来ている場合、
日本人のお客さんは連れが食べ終わっていなくても席を立ちますが、
外国人は食べ終わってからも長居しがち。
なので全然回転しないことも多いのです。
たっぷり20分強待って店内へ。
食券は先に店員さんに預けてしまうので、
入店すれば程なくラーメンが提供されます。
今回は初めて塩らぁ麺をチョイス。
お~、美しい。
途中で味変できるという極上香味ペーストも付いてきました。
説明して下さったのがアジア系外国人の店員さんだったので、
何が入っているのか聞き取れず…
でも大丈夫。
カウンターの下に貼ってありました。
牡蠣、ポルチーニ茸、トリュフオイル等を組み合わせたものだそうです。
澄んだ美しいスープ。
醤油らぁ麺と同じ、鴨と大山どりの旨味も感じますが、
若干魚介っぽい風味も感じます。
口に残る後味は、カツオとか鯖節のグルタミン酸だけではなく、
貝出汁のコハク酸のような味わいも感じる。
あっさりしていますが深いコクがあります。
でも醤油らぁ麺を頂いた時のバターのような後味はありませんでした。
そして熱さもなんだか控えめ。
はやし田さんは、火傷するほどの熱々スープが好きなんだけど…。
塩はあまり熱くしないのかな?
麺は醤油らぁ麺と同じ。
モチッとしてプツッという歯ごたえの麺は、
正直に言うとこのスープには勝ちすぎてしまっているように思いました。
これは醤油らぁ麺に軍配。
でも、美味しいんですよ。
美味しいんだけど、醤油らぁ麺のレベルが高すぎるのだと思います。
チャーシューは醤油らぁ麺と同じく2種類。
低温調理された豚肩ロースのチャーシュー。
しっとりしつつ肉々しい1枚。
こちらは鶏むね肉のチャーシュー。
こちらも低温調理されているので、胸肉なのにパサつかず、
しっとりと美味しい1枚です。
穂先メンマもシャキシャキで美味しい。
具も麺も変わらないのに、スープが違うと、全く別の1杯になる不思議。
いよいよ極上香味ペーストを投入。
一気に洋風なスープに変身してびっくり。
でもらぁ麺という感じじゃなくなってしまって、個人的にはがっかり。
そしてあまりトリュフは香らず、なんとなく生臭さが際立ってしまいました。
う~ん…。
塩ラーメンって当たり外れが大きいから難しいですね。
はやし田さんでは、塩らぁ麺はもういいかな。
次はまた醤油らぁ麺にしようと思いました。
そして、外国人観光客が多いようなら、
しばらく来店を見合わせようと思いました。
だって異常に待つことになるし、
麺をすすると、汚物を見るような目つきで見られるんだもの
あ、私がマナー違反しているように思われているのかな…
ハラスメント流行りの昨今、
ヌードルハラスメントなる言葉もあるみたいだし…
でもでも、外国でだったら私も麺はすすりませんが、
地元の日本での麺すすりは許してもらいたいなぁ
今回のおでかけ
★らぁ麺はやし田 新宿本店
住所:東京都新宿区新宿3-31-5
新宿ペガサス館102
電話:03-6380-0047
営業時間:11:00~22:00(スープ切れ早仕舞いあり)
定休日:無休
駐車場:なし
公式ウェブサイト:らぁ麺はやし田
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