シンチャオ！
か？
カームオン！
か？
っていうぐらい
cám ơn＝ありがとう
は重要な言葉ですが、
この言葉もただcám ơn（カームオン）と言うだけでは、
あまりに当たり前すぎるし、
言い方に感情がこもってなかったりすると、
ぶっきらぼうなヤツだなーと
取られるかもしれません。
まぁ外国人である私達に対して、
お礼の言い方がなってない！
と注意するベトナム人もいないかとは思いますが、
ここは一つ、ベトナム人達が通常の会話で使っている
「ありがとう」
の表現方法をおさらいしておきましょう！
やはり感謝の表明なので、
相手への呼びかけが重要ですから、
cám ơn anh（カームオン アィン）
cám ơn em（カームオン エム）
cám ơn con（カームオン コン）
cám ơn bác（カームオン バーック）
などと、相手のことを指す言葉を後ろにつけましょう！
さらに丁寧にしたければ、
"誰が"感謝するのかを明確にする言葉をつけて、
（よーするに主語を付けて）
em cám ơn anh（エム カームオン アィン）
anh cám ơn em（アィン カームオン エム）
mẹ cám ơn con（メー カームオン コン）
cháu cám ơn bác（チャーウ カームオン バーック）
という具合にするのが良いと思います。
特に、相手が自分より年上だったりする場合には、
この自分を表す主語を文頭に付けることで
礼儀正しさが相手にも伝わりますし、良いと思います。
日本語だといちいち
「私はあなたにありがとう」
とか、
「私はお母さんありがとう」
とかと言わないので、
主語をくっつけたり、最後に相手への呼びかけを付けるのは
なんだか違和感ありますが、ここベトナムではむしろ、
cám ơn（カームオン）を単独で使うほうが稀？
ではないかと思えるぐらい、
通常の親しい間柄や良く会うもの同士の会話では、
cám ơnの前後に上に書いたような言葉を添えてるように思います。
特に知り合いのベトナム人に食事や飲みに招待されたり、
結婚式など公式の場で「ありがとう」を伝える時には、
こちらも丁寧な表現を心がけませんか？
よく、外国人向けのベトナム語授業やベトナム語教材で勉強する時、
Cám ơn nhiều（カームオン ニウ）
たくさんありがとう＝本当にありがとう
という表現がありますが、
これを使うのもさっきの相手を呼びかける語を付けて、
Cám ơn anh nhiều（カームオン アィン ニウ）
とか、
Em cám ơn anh nhiều（エム カームオン アィン ニウ）
とするほうが、より丁寧で、
より強い感謝の意が伝わるように思います。
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