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JINS PC クリアレンズタイプを買ってみた

最近、蒼井優がCMをやっているJiNSのブルーライト対策用メガネ『JiNS PC』の気持ち悪い「ブルー・ライト・ヨコハマ」とコマ送りの蒼井優が頭から離れず・・・




UNTITLED-JINS PC クリアレンズ1

買ってみました。

JiNS PCクリアレンズタイプ。




最初、通常のJiNS PCを買おうと思っていたのですが、やはりどうしてもレンズの色味が強すぎてモニタに映る画像や映像の色が変わってしまう・・・

ということで、注文してから10日程度かかるというクリアタイプのレンズを注文してみることに。





事前にネットで色々調べ、JiNS PCにするのかZoffにするのか・・・他の方々のレビューも確認し、JiNSもZoffも通常のカラータイプのレンズは論外として、クリアタイプのレンズもJiNSの方がより色味が無く、価格もチョットだけ安い・・・ということで、JiNS PCのクリアレンズになりました。

フレームは一番安い部類のものから選んで注文。

9日ほどで届きました。




「クリアタイプ」とはどのくらいクリアなのか?と、早速液晶モニタに掲げてみると・・・

UNTITLED-JINS PC クリアレンズ2


確かに透明度は高いですが、それでもやはり茶系の色味が乗りますね。
厳密な色味判断が必要な作業をする人にはやはり向かないかも。

でもまぁ、幸い私はそこまで厳密な色味が必要な仕事では無いので、とりあえずしばらく使ってみることに。




ちなみに通常のJiNS PCレンズは、より濃い色味にコーティングされたレンズで紫外線~青色光の一部を吸収してしまう仕組みなのですが、このクリアタイプのレンズは、コーティング層で紫外線~青色光の一部を反射して目に届かないようにしよう・・・と言う仕組みになっています。

吸収するよりも効率は悪いですが、さすがにあの色味のレンズで作業は・・・





で、どんな風に光を反射するのかというと、こんな感じです。

UNTITLED-JINS PC クリアレンズ3


角度を変えたり光源との距離を変えるとこんな風に、より「青」を反射しているのが分かります。

UNTITLED-JINS PC クリアレンズ4




あぁ、ホントに反射してるんだなぁ・・・と分かります(笑)。


ちなみに、この眼鏡をかけた状態で背後に光源があったりすると、メガネの端っこの方で背後の光源の青色光を反射しているのが見えますが、この光が目に入るのはいかがなものか・・・
なので、そういう環境(様々な角度からの光源があるオフィスなど)で使おうと思っている方は、店頭でサイズやフレームをちゃんと選ばれた方が良いと思います。





ちなみに、このJiNS PCクリアタイプのメガネをかけて3週間ほど経ちますが、なかなかどうして、目の疲労感がかなり改善されました。
というか、「あ、目、疲れてたんだ・・・」と気付いたような感じです。

2,3日目から「結構良いかも」と感じ出し、1週間も経てば気付けばPCの前では必需品に。



あとは、この「メガネをかけている感」に慣れるのにどのくらいかかるか(笑)。

なにせメガネデビューなもので。(度は入ってないけど)


今後、この「メガネをかけている感」にストレスを感じ、目の疲労感よりもストレスが高くなってきたら使わなくなるかもしれませんが・・・

とりあえずしばらくはPCやドラクエ10をするときには必携品になるでしょう。



興味のある方は一度店頭で試してみてはいかがでしょう?

なお、JINS楽天市場店では通常タイプのJINS PCメガネのみ販売しているようで、クリアタイプは店頭かJiNSオンラインショップでのみ販売しています。




【2012年11月15日追記】
11月14日にZoffがクリアタイプのパッケージ製品を発売開始したのに対応し、JINSもJINS PCクリアタイプレンズのパッケージ商品を発売しました。
なので、店頭や楽天のJINSショップ、AmazonでもクリアタイプのJINS PCパッケージ商品を購入できるようになりました!

【16色】JINS(ジンズ)【JINS PC スクエア クリアレンズ】PC(ディスプレイ)専用メガネ (度...



私も早速注文しましたので、レビューはまた後日。





【2012年11月20日追記】
JINS PC クリアレンズのパッケージタイプを簡単にレビューしてみました。
JINS PC クリアレンズ パッケージタイプも買ってみた

山中千尋『Because』発売記念イベント

先日のブログでもご紹介した、ジャズピアニスト山中千尋さんのニューアルバム『Because』の発売記念イベントの抽選に当たったので、8月17日、行って参りました。





イベント会場は銀座のヤマハビル

UNTITLED-山中千尋『Because』発売記念イベント


てっきり6階のサロンか7階のホールでやるのかな・・・?と思ったら、誘導看板には「地下2階」の文字が・・・・



やや不安を感じつつ、階段でソロソロと地下2階まで降りていくと、受付のカウンターではなく、部屋の入り口のところに立っているオネーサンに当選はがきを手渡して部屋の中へ・・・


部屋の中はチョットしたライブ部屋の様な作りですが、イスはなく全員スタンディングです。


・・・うわぁ・・・・マジかよ・・・


この時点でもう、かなりがっかりイベント決定な雰囲気です。

しかも、既に何人もお客さんが入っているので、私が入った時点でステージ上は全く、何も、これっぽちも見えません。

ステージ上にはピアノがあるんだろうな・・・位しか見えない・・・

身長158cm(自称160cm未満)の私には、この人ゴミは「」以外の何者でもありません。




で、そんな状況のまま待つこと約20分。

ようやくイベントの開始となりましたが、ハイ、山中千尋さんの影形見えません。

それどころか、ベーシスト、ドラマー、全員見えません。

唯一見えるのは、ベースの渦巻き部分のみ。ネックすら見えません。


ハイ、もう、クソイベント確定です。
山中さんには申し訳ないけど。



そもそも、いいか?ユニバーサルミュージックさんよ。
ジャズファンの平均年齢が激高なのは分かってるだろ?
辺りを見渡しても、そこそこ高齢な人も居たぞ!?
それをスタンディングで約1時間拘束って・・・・なんだそりゃ?

また、オイラだけじゃなかったよ、身長の低い人。
女性だって居たよ。
同じく全く見えなかったと思うよ。

ライブ演奏ってさ、演奏している人が「見える」から価値があるんであって、何も見えない(しかも立ってる)こんな状況だったら、それこそ家でCDを大音量で聴いている方が良いよ。
結局PA通した音なんだから。

ライブでは「Yesterday」と「Here, There and Everywhere」の2曲が演奏され、特にYesterdayは良かったのに・・・

2曲の演奏が終わると、イベントは速攻で終了。

アンコールの拍手が鳴るも、司会の女性が「次の回が迫ってきておりますので・・・」と、リクエスト無く強制終了です。

そして、出口で山中さんに「Because」のプリントがされた紙うちわを手渡され、会場を後に・・・





ユニバーサルミュージックって、やっぱり音楽が嫌いなんだろうな・・・





長い階段(各部屋の天井が高いので普通の2階の高さじゃないんです)を上がっていきます・・・

階段を上がるのが辛そうなお客さんが何人も居ました・・・・







・・・・・・・・・・・・・はぁ・・・・


最高にヒデぇイベントでした。

コレなら当たらなければ良かった・・・と、後悔しつつ、新橋駅近くでラーメンを食って帰路に着きました・・・


このイベントのおかげで、ちょっと「Because」が嫌いになりました(苦笑)。

2012年8月3日 寺村容子『TERAMURA YOKO MOODS』発売記念ライブ

昨年の10月に発売になり、ジャズ批評などを始め非常に高い評価を受けた、ジャズピアニスト寺村容子さんの初リーダー作『TERAMURA YOKO MOODS』。

しかしながら、諸事情により(って書くと悪い事したみたいだけどw)発売と同時期に休養してしまったため、いわゆるレコ初ライブが行われないまま今日まで至りました・・・・






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そんな寺村さんも、先月から復帰。


ようやく10ヶ月遅れで、吉祥寺MEGでレコ初ライブが開催されることになりました。


わたしも寺村容子応援団の一人として(笑)、行かないわけにはいきません!

ということで、仕事で遅れつつも8時過ぎに何とかMEGへ・・・・・






MEGに到着すると、既に1stステージは佳境に突入していました。

店内は補助椅子が大量動員されるほどの大盛況。

そんな人の山をかき分けつつ、入り口付近に陣取っていた寺島さんに挨拶して、カウンターの出入り口のところに補助椅子を出してもらって座ることに。(結局座ってられなかったけど)


UNTITLED-2012年8月3日 寺村容子トリオライブ1


「Beautiful Love」が演奏されていましたが、うん、寺村さん、10ヶ月のブランクは感じられません。

それどころか、アドリブでのメロディー展開がより流麗に、より複雑になっていてどんどん引き込まれてしまいます。




さて、本日のライブはレコ初ライブでもあるので、メンバーはもちろんレコーディングメンバーが勢揃い。

ベースは新岡誠さん、ドラムが諸田富男さん、そしてピアノでリーダーの寺村容子さん。



豪快でとにかく楽しくドラムを叩きまくる諸田さん。
年齢を全く感じないキレのあるシンバル捌きは、聴けば聴くほどウキウキして来ちゃいます。
今度機会があったら是非、諸田さんのドラムの真ん前に座って聴きたいなぁ。

新岡さんのベースはMAYAさんのライブで聴いたことがありましたが、その時よりも新岡さんのキャラクターをじっくりと楽しむことができました。
ピッチとリズムの正確さはもちろんのこと、アドリブ時に時折盛り込んでくるユニークな他曲メロディーの引用が見事だし、そういう点を含めてアドリブでのメロディーがとにかく歌っています。
ややもすれば暴走するんじゃないか・・・という諸田さんのドラムと合わさると絶妙なリズムを刻んで寺村さんのピアノをサポートしています。

そして本日の主役、寺村さんのピアノです。
歌のバックで控え目に歌う寺村さんのピアノも好きですが、こうやって前に出て、全体を引っ張るように盛大に歌う力強い寺村容子ワールドも大好きです。


UNTITLED-2012年8月3日 寺村容子トリオライブ2



2rdステージで聴いた寺村さんのオリジナル曲「The Song」、チョット切なくて温かい・・・とてもロマンチックなメロディーで、「乙女寺村」炸裂の美曲でした。
寺村さんが作る曲、好きな曲が多いです。
メロディーが私に合ってるんでしょうか。
温かいんですよ、全体的に。
悲しそうなバラードでも、どこかに温かみがある。
だからこう、じっくりと聴けるんじゃないかなと思います。






休憩時間、久しぶりに寺島さんとじっくりおしゃべり。

病み上がりと言うこともあってか、トーンがやや上ずっていて大人しい声だったので心配になりましたが、話をしているといつもの寺島さんでちょっと安心しました。

寺島「オーディオの世界でもジャズの世界でもそうだけどさ、太陽みたいな、読者からも絶対的な安心感のある存在だったひとが、居なくなったね。オーディオだと菅野沖彦さんとか山中敬三さんとか、ジャズだと油井正一さんとか、そういう良くも悪くも牽引してきた人。なんでだろう?」

寺島「若いオーディオ評論家の中から新しいいちライターとして・・・って、なんだか軽いというかさ、威厳というかさ、そういう位置に立とうという人がいないんだよ。もっとも、そういう立場っていうのは、周りが作り上げていくものだとも思うんだけどさ。」

後藤「でも今、太陽というか、威厳と信頼・正統派という立場と対局の位置に居るヒール(悪役)の先頭に立っているのは寺島さんだと思いますよ。」

寺島「ヒールって言われると嬉しいんだよねぇ。いわゆる正統派オーディオ評論の対局の立場から発信をしていたのが長岡鉄男さんだったと思うんだよね。自作派っていう自分の世界を作ってさ。俺も「自作」じゃないけど、そういうポジションで取り組んでいきたいんだよ。」

などなど会話のごく一部ですが・・・

うん、このバイタリティがあれば大丈夫だ。

アルコールも自制してノンアルコールビールを飲んでるし。

寺島「(ノンアルコールビールを飲んでるのは)今はまだね。病み上がりだからさぁ。でも、これはこれで美味しいんだよ。ビールだと思わなければ。まぁ、これで4~5ヶ月はかかると思うんだけどさ。それまではコレだねぇ。」

全快したら今まで以上に暴れそうな寺島さんでした(笑)。




そんなこんなで寺村さんの復帰ライブ、大盛況のうちに終わりました。



最後に本日のメンバーの集合写真を撮らせていただき、帰路に着きました。

UNTITLED-2012年8月3日 寺村容子トリオライブ3
左から 新岡誠さん、寺村容子さん、諸田富男さん



寺村さん、これからの更なるご活躍に期待してますよ!!

寺村さんのリーダー作第2弾、いつになるのかな~?♪