2012年8月3日 寺村容子『TERAMURA YOKO MOODS』発売記念ライブ
昨年の10月に発売になり、ジャズ批評などを始め非常に高い評価を受けた、ジャズピアニスト寺村容子さんの初リーダー作『TERAMURA YOKO MOODS
』。
しかしながら、諸事情により(って書くと悪い事したみたいだけどw)発売と同時期に休養してしまったため、いわゆるレコ初ライブが行われないまま今日まで至りました・・・・


TERAMURA YOKO MOODS / 寺村容子トリオ
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TERAMURA YOKO MOODS(LP) / 寺村容子トリオ
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そんな寺村さんも、先月から復帰。
ようやく10ヶ月遅れで、吉祥寺MEGでレコ初ライブが開催されることになりました。
わたしも寺村容子応援団の一人として(笑)、行かないわけにはいきません!
ということで、仕事で遅れつつも8時過ぎに何とかMEGへ・・・・・
MEGに到着すると、既に1stステージは佳境に突入していました。
店内は補助椅子が大量動員されるほどの大盛況。
そんな人の山をかき分けつつ、入り口付近に陣取っていた寺島さんに挨拶して、カウンターの出入り口のところに補助椅子を出してもらって座ることに。(結局座ってられなかったけど)

「Beautiful Love」が演奏されていましたが、うん、寺村さん、10ヶ月のブランクは感じられません。
それどころか、アドリブでのメロディー展開がより流麗に、より複雑になっていてどんどん引き込まれてしまいます。
さて、本日のライブはレコ初ライブでもあるので、メンバーはもちろんレコーディングメンバーが勢揃い。
ベースは新岡誠さん、ドラムが諸田富男さん、そしてピアノでリーダーの寺村容子さん。
豪快でとにかく楽しくドラムを叩きまくる諸田さん。
年齢を全く感じないキレのあるシンバル捌きは、聴けば聴くほどウキウキして来ちゃいます。
今度機会があったら是非、諸田さんのドラムの真ん前に座って聴きたいなぁ。
新岡さんのベースはMAYAさんのライブで聴いたことがありましたが、その時よりも新岡さんのキャラクターをじっくりと楽しむことができました。
ピッチとリズムの正確さはもちろんのこと、アドリブ時に時折盛り込んでくるユニークな他曲メロディーの引用が見事だし、そういう点を含めてアドリブでのメロディーがとにかく歌っています。
ややもすれば暴走するんじゃないか・・・という諸田さんのドラムと合わさると絶妙なリズムを刻んで寺村さんのピアノをサポートしています。
そして本日の主役、寺村さんのピアノです。
歌のバックで控え目に歌う寺村さんのピアノも好きですが、こうやって前に出て、全体を引っ張るように盛大に歌う力強い寺村容子ワールドも大好きです。

2rdステージで聴いた寺村さんのオリジナル曲「The Song」、チョット切なくて温かい・・・とてもロマンチックなメロディーで、「乙女寺村」炸裂の美曲でした。
寺村さんが作る曲、好きな曲が多いです。
メロディーが私に合ってるんでしょうか。
温かいんですよ、全体的に。
悲しそうなバラードでも、どこかに温かみがある。
だからこう、じっくりと聴けるんじゃないかなと思います。
休憩時間、久しぶりに寺島さんとじっくりおしゃべり。
病み上がりと言うこともあってか、トーンがやや上ずっていて大人しい声だったので心配になりましたが、話をしているといつもの寺島さんでちょっと安心しました。
寺島「オーディオの世界でもジャズの世界でもそうだけどさ、太陽みたいな、読者からも絶対的な安心感のある存在だったひとが、居なくなったね。オーディオだと菅野沖彦さんとか山中敬三さんとか、ジャズだと油井正一さんとか、そういう良くも悪くも牽引してきた人。なんでだろう?」
寺島「若いオーディオ評論家の中から新しいいちライターとして・・・って、なんだか軽いというかさ、威厳というかさ、そういう位置に立とうという人がいないんだよ。もっとも、そういう立場っていうのは、周りが作り上げていくものだとも思うんだけどさ。」
後藤「でも今、太陽というか、威厳と信頼・正統派という立場と対局の位置に居るヒール(悪役)の先頭に立っているのは寺島さんだと思いますよ。」
寺島「ヒールって言われると嬉しいんだよねぇ。いわゆる正統派オーディオ評論の対局の立場から発信をしていたのが長岡鉄男さんだったと思うんだよね。自作派っていう自分の世界を作ってさ。俺も「自作」じゃないけど、そういうポジションで取り組んでいきたいんだよ。」
などなど会話のごく一部ですが・・・
うん、このバイタリティがあれば大丈夫だ。
アルコールも自制してノンアルコールビールを飲んでるし。
寺島「(ノンアルコールビールを飲んでるのは)今はまだね。病み上がりだからさぁ。でも、これはこれで美味しいんだよ。ビールだと思わなければ。まぁ、これで4~5ヶ月はかかると思うんだけどさ。それまではコレだねぇ。」
全快したら今まで以上に暴れそうな寺島さんでした(笑)。
そんなこんなで寺村さんの復帰ライブ、大盛況のうちに終わりました。
最後に本日のメンバーの集合写真を撮らせていただき、帰路に着きました。

左から 新岡誠さん、寺村容子さん、諸田富男さん
寺村さん、これからの更なるご活躍に期待してますよ!!
寺村さんのリーダー作第2弾、いつになるのかな~?♪
しかしながら、諸事情により(って書くと悪い事したみたいだけどw)発売と同時期に休養してしまったため、いわゆるレコ初ライブが行われないまま今日まで至りました・・・・

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そんな寺村さんも、先月から復帰。
ようやく10ヶ月遅れで、吉祥寺MEGでレコ初ライブが開催されることになりました。
わたしも寺村容子応援団の一人として(笑)、行かないわけにはいきません!
ということで、仕事で遅れつつも8時過ぎに何とかMEGへ・・・・・
MEGに到着すると、既に1stステージは佳境に突入していました。
店内は補助椅子が大量動員されるほどの大盛況。
そんな人の山をかき分けつつ、入り口付近に陣取っていた寺島さんに挨拶して、カウンターの出入り口のところに補助椅子を出してもらって座ることに。(結局座ってられなかったけど)

「Beautiful Love」が演奏されていましたが、うん、寺村さん、10ヶ月のブランクは感じられません。
それどころか、アドリブでのメロディー展開がより流麗に、より複雑になっていてどんどん引き込まれてしまいます。
さて、本日のライブはレコ初ライブでもあるので、メンバーはもちろんレコーディングメンバーが勢揃い。
ベースは新岡誠さん、ドラムが諸田富男さん、そしてピアノでリーダーの寺村容子さん。
豪快でとにかく楽しくドラムを叩きまくる諸田さん。
年齢を全く感じないキレのあるシンバル捌きは、聴けば聴くほどウキウキして来ちゃいます。
今度機会があったら是非、諸田さんのドラムの真ん前に座って聴きたいなぁ。
新岡さんのベースはMAYAさんのライブで聴いたことがありましたが、その時よりも新岡さんのキャラクターをじっくりと楽しむことができました。
ピッチとリズムの正確さはもちろんのこと、アドリブ時に時折盛り込んでくるユニークな他曲メロディーの引用が見事だし、そういう点を含めてアドリブでのメロディーがとにかく歌っています。
ややもすれば暴走するんじゃないか・・・という諸田さんのドラムと合わさると絶妙なリズムを刻んで寺村さんのピアノをサポートしています。
そして本日の主役、寺村さんのピアノです。
歌のバックで控え目に歌う寺村さんのピアノも好きですが、こうやって前に出て、全体を引っ張るように盛大に歌う力強い寺村容子ワールドも大好きです。

2rdステージで聴いた寺村さんのオリジナル曲「The Song」、チョット切なくて温かい・・・とてもロマンチックなメロディーで、「乙女寺村」炸裂の美曲でした。
寺村さんが作る曲、好きな曲が多いです。
メロディーが私に合ってるんでしょうか。
温かいんですよ、全体的に。
悲しそうなバラードでも、どこかに温かみがある。
だからこう、じっくりと聴けるんじゃないかなと思います。
休憩時間、久しぶりに寺島さんとじっくりおしゃべり。
病み上がりと言うこともあってか、トーンがやや上ずっていて大人しい声だったので心配になりましたが、話をしているといつもの寺島さんでちょっと安心しました。
寺島「オーディオの世界でもジャズの世界でもそうだけどさ、太陽みたいな、読者からも絶対的な安心感のある存在だったひとが、居なくなったね。オーディオだと菅野沖彦さんとか山中敬三さんとか、ジャズだと油井正一さんとか、そういう良くも悪くも牽引してきた人。なんでだろう?」
寺島「若いオーディオ評論家の中から新しいいちライターとして・・・って、なんだか軽いというかさ、威厳というかさ、そういう位置に立とうという人がいないんだよ。もっとも、そういう立場っていうのは、周りが作り上げていくものだとも思うんだけどさ。」
後藤「でも今、太陽というか、威厳と信頼・正統派という立場と対局の位置に居るヒール(悪役)の先頭に立っているのは寺島さんだと思いますよ。」
寺島「ヒールって言われると嬉しいんだよねぇ。いわゆる正統派オーディオ評論の対局の立場から発信をしていたのが長岡鉄男さんだったと思うんだよね。自作派っていう自分の世界を作ってさ。俺も「自作」じゃないけど、そういうポジションで取り組んでいきたいんだよ。」
などなど会話のごく一部ですが・・・
うん、このバイタリティがあれば大丈夫だ。
アルコールも自制してノンアルコールビールを飲んでるし。
寺島「(ノンアルコールビールを飲んでるのは)今はまだね。病み上がりだからさぁ。でも、これはこれで美味しいんだよ。ビールだと思わなければ。まぁ、これで4~5ヶ月はかかると思うんだけどさ。それまではコレだねぇ。」
全快したら今まで以上に暴れそうな寺島さんでした(笑)。
そんなこんなで寺村さんの復帰ライブ、大盛況のうちに終わりました。
最後に本日のメンバーの集合写真を撮らせていただき、帰路に着きました。

左から 新岡誠さん、寺村容子さん、諸田富男さん
寺村さん、これからの更なるご活躍に期待してますよ!!
寺村さんのリーダー作第2弾、いつになるのかな~?♪